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観光庁長官登録旅行業第1997号 
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トルコ旅行・ツアーブログ|トルコツアー旅行記

動物愛好家が多いトルコの人懐こい野良猫達


トルコではどこの街にいっても、通りに猫がいます。いわゆる日本で言う野良猫。野良猫というとなぜか野暮ったい感じがしますが、トルコの野良猫は、人々と共存して生きていて、当たり前の存在です。動物愛好家が多いトルコでは街のあらゆるところにエサや、お水が置かれています。親猫のいない子猫を見つけると、誰かが、必ず面倒を見て、病気の猫を見れば、薬を上げたり、軟膏を塗ったりと、トルコ人は放っておけないのです。

トルコ猫
気ままな猫は、お腹がいっぱいになれば、車の上や、屋根で日向ぼっこしながら、ウトウトしたり、木登りで遊んだり、自由そのものです。私も車でパンを買いに行ったとき、ちょっと駐車して戻ると、エンジンで温まった車のボンネットに親子の猫が眠りにつく姿を見て、思わず暫く寝かせてあげようと、車に戻らず、カフェで時間を潰したこともあります。

通りすがりに、猫を撫で、猫に話しかけ、お互いがお互いを必要としている関係にあるように思えます。どちらとも邪魔をするわけでなく、無理のない関係を築いているからこそ、共存出来て、自然に溶け込めるのだと思います。とにかくトルコの野良猫たちは、人間に非常に慣れていて、すぐ、すり寄ってきます。

トルコの人々もそんな愛くるしい猫達を、いたり尽くせりで世話をします。それぞれの地区に定着している猫たちがいます。地域で面倒を見ているから定着するわけで、野良猫といえど、食料確保にはあまり苦労しなくてもいいのです。

トルコの可愛らしい野良猫。誰が面倒を見ますか?

トルコ猫誰が面倒を見るといった決まりはなく、動物好きの面倒見のいいトルコ人が、たくさんいます。魚屋の周りにいる猫たちには、毎日漁師が、捕獲してきた新鮮な小魚のおこぼれを、もらえる特権さえあります。なんとも羨ましい限りです。冬になれば、毛布が敷かれたり、簡易小屋みたいなものを作ってもらったり、本当にトルコ人の動物好きには頭が下がります。

外でご飯を食べていると、目の前にちょこんと座り、じっとこちらを見る。目があえば思わず食べ物を上げてしまう。トルコの猫は愛され方を熟知しています。猫達も誰が自分たちの面倒を見ているかはわかっています。その人が来れば、足元にすり寄り、身体全体で甘える仕草をし、まるでお礼でも言っているかのように、会話が始まります。

トルコ人は猫や犬によく話しかけます。ペットとしている動物には、どこの家庭でもあり得ることですが、ここトルコでは街で猫達を見つけると、立ち止まり、可愛がり、話しかけます。『ここら辺は車が来るから、あっちで遊んだほうがいいよ』『暑いからお水飲む?』『ほらほら喧嘩なんかしないの!』『いいね~、昼間っからお昼寝か!のんきなもんだ!』まるで子供に話しかけているように。なんだか心温まる光景です。

お腹を出して人間のように座る野良猫『トンビリ』

Tombili
トルコではもちろん、日本でも話題になった、ベンチに肘をついて座る猫『トンビリ』。国民的存在でしたが、2016年8月に天国へと旅立ちましたが、その後、猫好きの国トルコでは、画像で有名になった場所に、なんと銅像を作ってしまいました。トンビリは、偶然そのような形で座ったわけではなく、座るときは、いつも背もたれに寄りかかり、肘をついて座っていたようです。

トンビリとは小太り、ぽっちゃりといった意味です。お腹をドーンと出して人間のように座るポーズは、あっという間にトルコの話題の猫に。一時は銅像が盗まれ、大きくニュースでも取り上げられました。猫好きのトルコ人には許しがたい事件だったのでしょう。2日後に無事銅像は戻ってきましたが。トルコを旅していると、いろんな猫に出会えます。

日本ではあまり外で猫との触れ合いの場が持てませんが、トルコではいろんな場所でいろんな性格の猫達と触れ合えます。人懐こい野良猫達と触れ合うことで、心が癒され、なんだか暖かい気持ちになれます。是非、皆さんもトルコをご旅行されるとき、猫と触れ合ってみてはいかがでしょうか?また違った旅の楽しみ方が出来るかと思います。

 
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【さよならグリちゃん!アヤソフィアの看板猫・グリが旅立つ】

グリが旅立つ
イスタンブールに暮らす野良猫は17万匹とも言われ、歩道やカフェのテラス席等、街のあちらこちらに猫がいます。いわゆる野良猫ではありますが、トルコの猫たちは人々と共存し当たり前の存在です。路上には人々が置いてくれた餌があり、使い終わったペットボトルを入れたら餌が出てくる「餌の自販機」までもがあります。

親猫のいない子猫がいると必ず誰かが面倒を見て、病気の猫がいれば薬をあげたり、軟膏をぬってあげたりと、とにかくトルコ人は猫を放っておけないのです。トルコ人は猫をとても大切にしています。

また、猫たちも人間にとても慣れていて、すぐにすり寄って甘えます。外で食事をしていると、目の前にちょこんと座りじっと見つめてきます。目が合えば思わず食べ物をわけてしまう…トルコの猫たちは愛され方をよく知っています。

そんな猫の街・イスタンブールは、岩合光昭さんの番組「世界ネコ歩き」の記念すべき第1回目で紹介される程、日本でも猫好きの街として知られています。

アヤソフィアの看板猫・グリちゃん

そんなトルコの猫の中でも世界的に有名で観光客に大人気の「グリちゃん(雌)」は、イスタンブールの旧市街でひときわ目を引く壮大な建築物・アヤソフィアの守護室の下で2004年に生まれ、その後ずっとアヤソフィアで人々に愛された看板猫でした。

アヤソフィアは537年にキリスト教の大聖堂として建設され、1453年にはコンスタンチノープル(現イスタンブール)を征服したオスマン帝国のメフメト2世がモスクに改修しました。
そして現在のトルコが建国されると、政教分離(世俗主義)を掲げた建国の父・アタテュルク初代大統領のもとに中立的な博物館となりました。
こうして、アヤソフィアは世界有数の建築遺産を有するトルコの中でも長年、キリスト教とイスラム教の異文化共存の象徴として世界中の人々を魅了し続けてきました。

そんなアヤソフィアに2020年7月10日、歴史的な出来事が起きました。トルコの最高行政裁判所がアヤソフィアを博物館とした1934年の閣議決定を無効としたのです。その後、エルドアン大統領はモスクに戻す大統領令に署名し、アヤソフィアはモスクとなりました。
アヤソフィアが博物館だった最後の15年間を見てきた看板猫のグリはまさに歴史の証人ならぬ証猫でもあるのです。

アヤソフィア大聖堂・2020年7月24日からは再びモスクに【世界遺産】 | トルコ旅行・ツアー・観光なら、安心の『ターキッシュエア&トラベル』におまかせ!

フォロアー数はなんと10万人超えのスーパーにゃんこ!

グリはちょっと寄り目気味の緑の瞳がチャームポイントのヨーロピアンショートヘアで、インスタグラムのページがある程、世界中の人々の注目を集めていました。フォロアー数はなんと10万人超えのスーパーにゃんこ!サービス精神豊富で写真を撮られる時は前足を揃えて背筋を伸ばし、時にはカメラ目線もしてくれます。他の猫とはポーズの取り方や歩き方、仕草が全く違うグリ!アイドル並みに写真慣れしています。

なんと、アメリカ前大統領のバラク・オバマ氏に撫でられた事もあります。その後は「オバマキャット」とのあだ名もつき、一躍世界的に有名な猫になりました。

「グリ」という名前は毛色にちなんでトルコ語のGri(グレー)からつけられましたが、いつのまにか「アヤソフィアの守り神」と称するファンによりGli(愛を繋ぐもの)ということになりました。

このように世界中の人から愛され、アヤソフィアの守り神とも呼ばれたグリの死は、トルコ時間2020年11月7日の夜にイスタンブール県のアリ・イェルリカヤ知事のソーシャルメディアにより世界に伝えられ、トルコの新聞でも取り上げられました。
いち早くグリの訃報を伝えたトルコの新聞「Daily Sabah」は彼女が体調を崩した時からホームページで記事をアップしてくれていました。

グリは9月の終わり頃から動物病院で治療を受けていたそうですが、老衰の為16歳で空に旅立っていきました。お世話係の方やトルコの人々のみならず、世界中の観光客から愛された看板猫グリは虹の橋を渡った後も空からアヤソフィアを見守ってくれている事でしょう。

グリちゃんの猫種・ヨーロピアンショートヘアについて

グリちゃん
アヤソフィアの看板猫だったグリはヨーロピアンショートヘアという種類の猫で、ヨーロッパで最も古い猫種だという噂もあります。約2,000年前、ローマ皇帝の時代にヨーロピアンショートヘアの記録が残っていると言われる程長い歴史をもっているにも関わらず、血統登録団体に認定されたのは1982年です。それまではブリティッシュショートヘアと同じグループとして認識されていました。

平均体重は3.5~7㎏程で、骨太で筋肉質な体つきをしています。カラーはブラック、レッド、グレー、ホワイト、縞など様々な毛色があり、大きくて丸い目が特徴です。

性格は警戒心が低く人懐っこいので、家族との絆を築く事を得意としています。適応力が高く、賢いので環境の変化や来客にも柔軟に対応してくれるのが特徴なので、看板猫としての素質がばっちりの猫種だったのですね!

グリちゃんの後継猫・ターキッシュアンゴラのクルチュくん


グリちゃんの死にトルコの人々は悲しみに暮れていますが、2020年8月にグリちゃんと友達になる為、真っ白な毛並みが美しいターキッシュアンゴラのクルチュくん(雄)がアヤソフィアに仲間入りしました。

クルチュ(トルコ語で剣という意味)は左右の目の色が異なり片目がブルー、片目がグリーンで神秘的なオッドアイを持っています。彼は文化遺産としても表彰された由緒正しいターキッシュアンゴラの家族でアンカラの街・プルサクルからやってきました。とってもハンサムなクルチュを一目見たら誰しも夢中になってしまいます。

これからは、クルチュがグリの分もしっかりアヤソフィアを守っていってくれるでしょう。

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イスタンブールの野良猫達と人々との暖かい交流を描いた映画:『猫が教えてくれたもの』

今、日本は猫ブーム。テレビや雑誌やインターネットでもよく猫の話題を目にします。そこで猫好きの私も猫の映画を見に行きました。世界遺産が数多くあるトルコの大都市イスタンブールが舞台となった『猫が教えてくれたもの』という映画です。7匹のそれぞれ環境の違う場所で生きている野良猫達と人々との関係を描いたドキュメンタリー映画。

トルコ猫 イスタンブールの街で生活をしていると、野良猫との共存が欠かせない。この街から猫がいなくなったらイスタンブールの特徴がなくなってしまう、と言われるほど、街には猫が多い。人間と猫たちが上手に生活しているのがわかる。又トルコの野良猫は、とにかく人懐こい。

すぐに寄ってきては、足にまとわりつき、人間に心を許し、ゴロゴロと甘えてくる。勝手気ままに生活しているように見える猫たち、実は大都市の生活で疲れている人々に、共通の言葉はなくとも、心の繋がりで癒してくれる。人間と猫がそれぞれ邪魔にならない関係で、生活しているのがわかる。

人間も猫も、それぞれがお互いを必要としている関係で、見ていて心が和む。また撮影の仕方も猫目線の高さで撮られていて、まるで自分が猫になったように感じる。イスタンブールのエキゾチックな雰囲気や、小道に入ると下町風情が見えたり、観光場所とは違ったイスタンブールを発見できるのも、この映画の楽しみの一つ。
映画を見た後は、猫たちに会いに、トルコへ行きたくなってしまいます。
そんな個性ある7匹の猫についても紹介をしましょう。


トルコ猫 サル(メス)

名前の意味:黄色
子供を産む前は気ままにブティックの椅子の上で寝て過ごしていた猫だが、子供を産んでからは、子供の為に食料確保に精を出す。隙を見れば盗んだり、カフェやレストランのお客さんに『ちょっと分けて!』とおねだりしたり、食料を確保するためには手段を選ばず、歩き回る。食料を銜えながら子猫の待つもとへ運ぶ、あっぱれ母ちゃん猫。


トルコ猫 ベンギュ(メス)

名前の意味:永遠
この猫は愛してもらう方法を心得ている猫で、甘えん坊の猫。工場地帯に住んでいて、そこで働いている男の人たちの心を虜にしてしまう。長年一緒にいると、働いている人たちも、彼女の姿が見えないと心配になって捜してしまう程溶けこんでいる。抱っこされたり、ブラッシングされるときの幸せそうな姿は、人間たちの疲れた心を癒してくれる。働いている男たちの生活の一部になっている。


トルコ猫 アスラン・パーチャス(オス)

名前の意味:ライオン、王者
ボスポラス海峡沿いのレストランの近くでネズミ捕りのハンターとして名を上げている、義理堅い猫。レストランが隣接する場所では、ネズミ捕りは地元の人にも大変助かる存在だ。必ず捕獲できる技は持ち合わせてはいないが、そこもまた愛嬌である。昼間はのんびり海を眺め、夜レストランが賑わってくると、ここぞとばかりに活動する。勿論、魚のご褒美もいただく。


トルコ猫 サイコパス(メス)

名前の意味:サイコパス
とにかく気性が激しく、よくケンカをし、嫉妬深い猫。自分の旦那に近づくものがいるようであれば、容赦なく攻撃に出る。そこに住む人間も、犬までもが彼女の存在の大きさを認めている。歩く姿もりりしく、メスにしておくのがもったいない猫である。


トルコ猫 デニズ(オス)

名前の意味:海
小さいときは人間に近づけず、なかなか人間になつけなかった猫。徐々に人間と触れ合いながら、今では人間の多いオープン市場で生活している。市場で商品が並んでいる台の上で遊んだり、屋根で日向ぼっこしたり、買い物客を眺めたり、周りにいる猫と喧嘩したり、遊んだりと自由に生きている下町猫。


トルコ猫 ガムスズ(オス)

名前の意味:楽天家
見た目に似合わず賢い猫。どこへでもよじ登ぼっていく。木から屋根へ、屋根からバルコニーへと。行けないところはない。気ままで、遊び好きの猫。容姿は優しそうな顔をしている。食料は誰から何をもらえるか知り尽くしていて、人生をうまく渡れるタイプの猫。


トルコ猫 ドゥマン(オス)

名前の意味:煙、灰色
イスタンブールの高級エリアで生きている品のある猫。レストラン『デリカテッセン』の前で生活している。お店の経営者も彼の存在を認めているほどの関係を持っている。そのためレストランで出すチーズや燻製肉など与えられる特権も確保している、美食派猫。店に入ることは無く、礼儀はわきまえている。おなかがすくと窓をたたき、おねだりは忘れない。窓をたたく姿を見に、レストランに来るお客さんもいるほど。レストランのマスコットとなっている。


ジェイダ・トルンこの映画の監督/製作はジェイダ・トルンが務める。彼女はイスタンブールで生まれ、11歳でトルコを離れる。11年間過ごしたイスタンブールで、彼女にとって野良猫の存在は大変大きく、猫達がいたから楽しい生活を送れたという程、彼女の幼児時代に一緒に過ごした猫たちの存在が大きく影響したようです。

2016年にアメリカで公開されてから、最初は1館での上映が、今では130館で上映されるまでになり、ついには日本上陸。日本でも今後60館以上で上映が予定されています。


 
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