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JATA
観光庁長官登録旅行業第1997号
日本旅行業協会 正会員
東京商工会議所 会員
トルコ旅行・トルコ観光基本情報

トルコ絨毯


トルコ絨毯
トルコ各地に伝わる手織り絨毯、それは熟練した織り手が何ケ月もの時間をかけて辛抱強く織り上げたもので、日々の暮らしに欠かせないものであると同時に、その美しさは見る者に喜びも与えてくれます。美しい手織り絨毯は絵画など美術品と同様、美意識を満足させるばかりか、時と共に価値が高まるものなのです。
現代トルコの手織り絨毯は、各地方それぞれの素材や伝統的デザインを受け継ぎ、ほとんどは村の女性たちの手で織りあげられています。完成した絨毯は品質検査を受け、最初の洗いに出された後に仲買人の手から国内外の市場に回されていくのです。
20世紀後半はトルコ手織り絨毯にとって新たな黄金時代となりました。観光の宝庫としてのトルコの人気が高まるに連れて、手織り絨毯の魅力が理解され、新しいデザインとより良い品質の絨毯の需要も大きくなってきています。トルコ各地の主要な観光地や、幹線道路にはたくさんの絨毯屋や製造、展示即売センターができ、顧客、観光客の人気を集めています。品質保証はもちろんのこと、様々のタイプのサイズや柄の絨毯をそろえ、顧客のあらゆる要望に応じている有名な絨毯会社が業界を,リードして絨毯産業を活気あるものとしています。手織り絨毯はトルコの主要な輸出品目の一つでもあり全世界に向けて送り出されています。

トルコの手織り絨毯
 過去数千年もの長い間、先人の技を受け継ぎ、熟練した手によって作り出されてきたさまざまな工芸品も、近年は機械による大量生産がごく普通のこととなってしまいました。
 現代に残されたごくわずかな手作りの工芸品の中で、絨毯織りは2000年以上の長きに渡る伝統を失わずに受け継がれてきたものです。トルコ絨毯は材料の特質に合わせて糸を結ぶ方法がとられています。その結び目はターキッシュノット又はギョルデスノットと呼ばれるダブルノット、つまり縦糸を2本いっしょにして色糸で結んでいく方法です、デザインやパターンは多様に変化しても、その歴史的伝統的なトルコ絨毯の特質は一貫しています。 
絨毯織りは世代をこえて受け継がれてきた技術の結晶といえるもので、家族、一族、あるいは村ぐるみで知恵と力、技と経験を出し合い育んできたものです。ですから、それぞれの地方によって使用される材料やパターンに特徴があり、それぞれに独特の魅力あるものとなっています。 
本来、このような手織り絨毯は、それぞれの地方の生活に必要不可欠なもので、さまざまな目的に合わせて織られてきました。
敷物として、テント内での仕切りとして、壁の装飾として、ゆりかごやソファのカヴァーとして、あるいはアラーの神への礼拝時の必需品としてトルコの人々にとって絨毯は日常生活と切っても切り離せないものでした。今日も、家庭でオフィスで、ホテルやホールで、実用と装飾を兼ねた絨毯は暮らしにもみごとにマッチして愛用されています。 
上質で美しい手織り絨毯は、時と共にますます価値を高めるものです。使い込まれることにより結び目はますます堅くなり、いっそう貴重なものとなります。選び抜かれた上等な絨毯は敷物としても、あるいは壁掛けとしても貴重なもので、子や孫に残す価値のある美術品ともいえましょう。
シンプルなお部屋も、一枚の手織り絨毯で見違えるものとなります。花柄、あるいは幾何学模様、あざやかな配色、あるいはパステルカラー、どんな絨毯をどこにどのようにアレンジするかで変化のあるおしゃれな雰囲気を味わうことができましょう。 
すばらしい手織り絨毯を目にして楽しみ、手にしていとおしむ時これらが無名の、ほとんどは村の娘たちのしなやかな手で織り上げられた事を思い出すと感動を覚えることでしょう。 
トルコの手織り絨毯は諸外国、特に西欧や中東の産油国からのあこがれの的であり、国際市場での最近のトルコ手織り絨毯の人気は驚くほどです。需要に応えて、トルコ各地で作られるスタンダードな品物に加えて、更に結び目を多くしたより上等な絨毯も多くなっています。

トルコ手織り絨毯の歴史
 貴重なアンティーク絨毯は今日、限られた収集家や資産家の邸宅あるいは博物館でしか見ることができません。
イスタンブールにあるトルコイスラム美術博物館、通称ブルーモスクとして知られるスルタンアフメットジャーミに付属したワクフ・カーペット博物館、それにコンヤのメヴラーナ博物館のアンティーク手織り絨毯コレクションは特に充実している事で知られています。ヨーロッパやアメリカの収集家や博物館も素晴らしいアンティーク絨毯を所蔵していますが、そのほとんどは過去にトルコから輸出されたものでした。 14,15,16世紀のヨーロッパの上流階級の人々がトルコ絨毯を好んで買い求め、その幾つかが今日まで残されてきたのです。 
ここ1,2世紀の間はトルコの手織り絨毯は学者や歴史家の研究対象となってきました。手織り絨毯をテーマとした書物や雑誌がたくさん出版されたことは、手織り絨毯が美術品としての地位を得たことを示すものといえましょう。そして絨毯に関する知識が広まるにつれて、手織り絨毯への要求も質量ともに増大してきています。 
今日、トルコの地中海岸地方から中央アジアの草原地帯にまで広く見られる手織り絨毯、実は織るというよりも色糸を絡め結び付けるその製法は、トルコ族の遊牧民や職人から伝えられたものといわれています。独特な技法、素材、パターンを用いるトルコ民族の手織り絨毯は他の東洋各地の絨毯に大きな影響を与えてきました美術史の本をひもとくと、絨毯そのものはエジプトのファラオの時代や古代ペルシャ帝国でも見らたようです。しかし、それらは結び目式ではなく、単純なタオル技法を用いたものでした。 
丈夫なダブルノット、二重結びを生み出したのはトルコ民族でその絨毯織り技法は12世紀、セルジュクトルコ族の西への進出と共に地中海地方にまで伝えられました。
13世紀の旅行家マルコ・ポーロも元への旅の途中アナトリアを通り、コンヤなどの宮殿やモスクで素晴らしい手織り絨毯を目にし、感嘆したことが有名な「東方見聞録」にも記されています。
現在、世界最古といわれる絨毯はロシアの考古学者が南シベリアの氷に閉ざされた古墳から発見したもので、パズルクカーペットと呼ばれています。 1.8m×2mのこの絨毯は紀元前4-1世紀のものといわれ、現在はサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館に保管されています。このパズルクカーペットが堅い二重結びで織られていることから、この絨毯織り技術の歴史の深さを知ることができましょう。パズルク古墳はトルコ系フン族の時代、その地方に住みついた一族の長の墓だったようです。このパズルクカーペットはトルコのダブルノットが見られる最古の例です。
その後、11世紀のセルジュクトルコの時代まで、この絨毯織りがどう発達したかを示す資料はありませんが、トゥルクメニスタンで発見された3-6世紀の絨毯が博物館に保管されています。
トルコの手織り絨毯の発達の様子を辿ることができるのは12世紀以降のことです。国内外に残る絨毯そのものはもとより、15,16世紀のヨーロッパ絵画に描かれたトルコ手織り絨毯も興味を引くのに十分です。15世紀になるとオスマントルコの手織り絨毯がラテン商人の手を経てヨーロッパに輸出され、エキゾチックな美しさと丈夫な実用性を合わせ持つものとして西欧の人々を魅了したのでした。 
一般論としてセルジュクトルコ絨毯などに見られるように、様式化された動物モチーフや幾何学模様が多かった1 4,15世紀に対して16世紀になると様式的な植物モチーフが主流となっています。17世紀は、中央に大きくメインのモチーフを配した“メダリオン”と、植物紋様のディテールを配したオスマン宮廷の絨毯が花開いた時代でした。オスマン帝国時代にもトルコの手織り絨毯を支えたのは根強い伝統だったのです。
19世紀、ドルマバフチェ宮殿の新築という特別な需要もあり、イスタンブール近郊のヘレケとクムカプにオスマン宮廷専用の絨毯工房が建設されました。ここの特別な機で織られた絹の手織り絨毯は今日では博物館ものとされていますが、そのドルマバフチェ宮殿を見学された方は宮廷工房で織られた最高級絨毯の優美さと大きさに驚かれたことでしょう。
1923年に共和国として生まれ変わったトルコでは、時代の波による制約を受け、機械織りに押される傾向もありましたが手織り絨毯の伝統は政府の保護の下に受け継がれています。 
デザインの多様さ、品質、価格を考えてみるとトルコ各地の町や村で個人、あるいは国の補助を受けた工房で織り出される手織り絨毯はいずれも世界のどこにも引けを取らない美しさと丈夫さを誇るものといえましょう。

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