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知られざる黒海の魅力とは?注目観光スポットや歴史、特徴を紹介します!
黒海はバルカン半島の東、トルコの北側と、ウクライナとロシアの南側に位置する海です。マルマラ海から地中海へはボスポラス海峡・ダーダネルス海峡と細く繋がっており、緩やかに流れています。

沿岸は、古代から穀物の生産地として重宝されてきました。近隣にある地中海へ供給されていたと言われています。また恵まれた故に多くの植民地が置かれ、現在でも重要な中継都市が存在しています。

ここでは、知られざる黒海の魅力について深くお伝えしていきます!

黒海の名前の由来は?

黒海
「黒海」の名前はオスマン帝国時代に付けられ、ヨーロッパ各国に伝播して行きました。では「黒い海」と呼ばれるようになったのは何故でしょうか?

突然ですが、皆さんは大相撲の土俵の真上につるされている、赤房、青房、白房、黒房の4色の房のことはご存知でしょうか?これは四房(しぶさ)と言い、季節、動物、方角と天の四神獣などを表しています。

  • 東=青龍を守護神と表す緑(青)の房
  • 西=白虎を守護神と表す白い房
  • 南=朱雀を守護神と表す赤い房
  • 北=玄武を守護神と表す黒い房

相撲は国技であり神事でもある、神聖な競技として位置づけられてきました。神道では東=緑(青)、西=白、南=赤、北=黒と表すのです。

さて黒海の話に戻りますが、実は黒海の名前は、この方角が示す色から由来しています。トルコの北に位置する海は「黒海」。南に位置する海は「紅海」、西に位置する海は日本語名では地中海ですが、トルコ語では「白い海」と呼ばれているのです。

中央アジアに興り、やがてヨーロッパからアジアを制したトルコには、実に多様な文化の融合がありました。シルクロードを通って一部は日本まで流入し、文化の交流があったと言われています。神道に由来した色を、方角に合わせて海の名前になっているというのは、実に文化の交流を伺わせるものですね。

色が表す東西南北、トルコも同じ!今日の話題は黒海と大相撲の関係です。 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

黒海の特徴

黒海周辺地図

面積 約423,000平方キロメートル
最大深度 2,212メートル
平均水深 1,253メートル
平均塩分濃度 18~22‰(1.8~2.2%)
水量 約547,000立方キロメートル
海岸線総延長 約4,340キロメートル

黒海は比較的均一で深い海盆です。黒海には約10の島が浮かんでいます。英語ではBlack Sea、トルコ語ではKaradenizと呼ばれ、ともに「黒い海」を意味しますが、もちろん海面が黒いわけではありません。

一方、黒海は塩分濃度の低い表層水と塩分や硫化水素の濃度の高い深層水の2層に分かれており、青く澄んだエーゲ海に比べて、硫化鉄の多い深層水の影響で海が黒く見えるという特徴があります。

黒海は昔は淡水湖だった!?無酸素の海となった訳は?

隣に広がる明るい青のエーゲ海と比較して、海面が暗い黒海は一部では不気味であると言われてきました。古代より黒海は不思議な存在と言われてきており、その成り立ちが多くの研究者の注目を浴びています。

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一説として1998年の研究論文において、黒海はもとは淡水湖であったが大洪水により外洋と繋がり、結果黒海が誕生した、という発表がなされました。

論文によると、紀元前7600年頃、まだ淡水湖であった黒海とマルマラ海は陸で隔てられていました。しかし、氷河期が終わって溶けだした氷河がマルマラ海の海面を押し上げ、ついに隔てていた堰がその圧力に耐えられなくなってしまったのです。ボスポラス海峡の堰を破り、海水がごうごうと淡水湖に流れ込んだと言われています。これにより、黒海が誕生したという説です。

急な海水の流入に沿岸の集落は押し流され、人々は逃げ惑うことになりました。高台に逃げ、生き残った人々は周辺各地に逃れていきました。旧約聖書に登場する「ノアの方舟」の伝説は、逃れた人々がこの出来事を伝承していったことにより誕生したという話もあります。確かに、急な洪水の原因について、その当時の人々は知る由もなかったでしょう。「ノアの方舟」は黒海から誕生した伝説であったのかもしれません。

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ノアの方舟
地中海から流れ込んだ海水は塩分濃度が高く、対して黒海では淡水に混ざるため濃度の低い海水となります。二つの海を繋ぐボスポラス海峡とダーダネルス海峡は幅が狭く、今では比較的お互いの流入の勢いは緩やかとなっています。比重の関係で、流入した地中海の海水は底へたまるようになり、黒海の海水が上部に流れるようになりました。

上部の海水と下部の海水の攪拌も十分に行われないことによって、黒海では水深100~200メートル以下の下部の海水の域では無酸素層となってしまうという現象が起きています。生物が全く生息できない層なのです。

近年では、生物が生息できないということは、古代より黒海の底に沈んだ船は何物にも侵食されずに手つかずに残っているのではないかと言われており、海洋学者の注目の的となっています。実際2018年には、水深2000メートルの海底から2400年前の古代ギリシャの沈没船が、傷がほぼない状態で発見されました。無傷の物としては、世界最古であると確認されています。

これは大きな驚きを呼びました。歴史的遺物の宝庫として、今後の発見にも期待が寄せられています。

 
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黒海沿岸エリアの注目観光スポット

黒海沿岸国家は南岸のトルコからぐるりと、ブルガリア、ルーマニア、ウクライナ、ロシア、ジョージアとなっていますが、沿岸の大部分は温暖湿潤気候となっています。雨の多い地域であり、年間を通して多湿であるのが特徴となっています。ビーチの表情は場所によって異なり、都市部の見どころもが混在しているので、ぐるりと1周回ってみるのも面白そうですね。
そんな黒海沿岸の注目スポットをご案内していきます!

黒海最大の都市イスタンブール(トルコ)

イスタンブール・ブルーモスク
黒海沿岸で最も大きい都市が「イスタンブール」。トルコの最大都市で、言わずと知れた観光地でもあります。
“ヨーロッパとアジアの架け橋”としても知られるイスタンブールは、アジアとヨーロッパの両大陸にまたがる世界唯一の都市です。東洋と西洋が混在した異国情緒あふれる街で、トルコを訪れたほとんどの人が必ずと言っていいほどイスタンブールを訪れます。

ビザンチン、オスマン両帝国の都として栄えたイスタンブールには、世界遺産の旧市街に、ブルーモスクやアヤ・ソフィア、トプカプ宮殿、グランドバザールなどの有名な観光スポットが集結しています。
イスタンブールの街を、アジア側とヨーロッパ側に隔てているボスポラス海峡のクルーズも人気です。
そして、観光だけでなく、世界三大料理のひとつでもあるトルコ料理も堪能できます。イスタンブールの名物グルメ「サバサンド」は欠かせません。
何でも揃うイスタンブールは一生に一度は訪れたい観光地です。

2019年4月に本格的に開港したイスタンブール空港はヨーロッパ側の黒海沿岸に位置しています。

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トラブゾン(トルコ)

スメラ修道院
ヴェネツィア人、特にジェノヴァ人などの商人は、ヨーロッパとアジアの間で商品を取引するための重要な港としてトラブゾンを使用し、何世紀にもわたり黒海貿易に積極的でした。アジアから商品を運ぶシルクロードのキャラバンの一部はトラブゾンの港に立ち寄り、そこでヨーロッパの商人が運ばれた商品を購入し、船でヨーロッパの港湾都市に運びました。この貿易は、トラブゾンで販売された商品に課される関税で州に収入源をもたらしました。

シルクロードとは?東西の歴史と文化をつないだ交易ルートとおすすめ観光名所 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

この時期にこの街を訪れた最も有名な人物の一人はマルコポーロでした。彼はトラブゾン港でシルクロードの旅を終えて、途中でコンスタンティノープル(イスタンブール)を通り過ぎ、船で故郷のヴェネツィアに航海しました。

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シルクロード
トラブゾンは、トルコにおいて黒海沿岸の経済の中心地となっている港湾都市です。周辺地域の交易都市として紀元前7世紀頃から栄えてきました。長きにわたるその歴史を感じられる様々な遺跡が残っています。ビーチも備わっており、多くの観光客が訪れます。

シーフードも豊富にあるため、様々なグルメが楽しめます。人気が高いのはイワシで、イワシのピラフが特に有名です。一口サイズのイワシは日本人にも馴染み深く、他にもフライなどお酒のおつまみに合うメニューを楽しめます。ぜひ一度試してみてください!

特に人気の高い観光スポットはスメラ修道院です。緑深い山々に囲まれたアルトゥンデレ渓谷の絶壁にあり、岩をくりぬいて建てられたローマ時代の修道院です。まるで断崖絶壁にへばりつく様な佇まいは、とても荘厳で不思議な風景であり、世界遺産にも指定されています。貴重なフレスコ画も残り、太古の歴史を感じることが出来る場所でしょう。

名称 スメラ修道院
住所 Altındere Mahallesi, Altındere Vadisi, 61750 / TURKEY
電話番号 +90 464 250 03 33
営業時間 3/15頃-10/15頃 10:00-16:00
10/15頃-3/15頃 8:00-17:00   ※土・日は休み
公式サイト https://muze.gov.tr/muze-detay?SectionId=SML01&DistId=MRK

トラブゾン・スメラ修道院 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

コンスタンツァ(ルーマニア)

コンスタンツァ
コンスタンツァは、ルーマニアの首都ブカレストから東に260kmの場所にある、大きな港湾都市です。ルーマニアで大人気のリゾート地で、夏には大勢のセレブや観光客が訪れます。名前の由来は、4世紀のローマにて、街を一気に発展させたコンスタンティヌス帝であると言われています。

ビーチもさることながら、その人気の秘密は泥にあります!コンスタンツァの泥パックはアンチエイジングや健康維持に高い効果があるとして、多くの人々の人気を博しているのです。

一番人気の観光スポットはやはりビーチ!8kmの砂浜が美しいママイヤビーチが人気です。ビーチのシーズンは6月半ばから9月くらいまでとなり、世界中から多くの観光客がバカンスに訪れます。泥パックを含む美容施術が受けられるエステサロンや、高級ホテル、レストランが集まっており、充実したビーチとなっています。

ネセバル(ブルガリア)

ネセバル
ブルガリア南東部に位置した半島で、中世のビザンツ教会を多く残し、世界文化遺産に登録されている歴史の街です。紀元前2000~1000年頃には、既にトラキア人が住んでいたと言われています。紀元前6世紀初めにはギリシャの植民地となり、その頃の遺跡が多く残されています。その後はローマ帝国とブルガリア帝国、オスマン帝国の支配下にありました。

かつては島であったネセバルですが、現在は長さ400mの地峡で本土と結ばれて半島となっています。長さ850m、幅350m、全長1kmほどの半島で、30分ほどで1周出来てしまいます。この地形が自然の要塞となり、黒海西岸地域では最も重要な拠点として争奪戦を繰り広げられてきました。街に残る遺跡は支配の歴史の中で様々な様式で作られており、その視界の奥に広がる黒海とのコントラストがとても美しく広がります。

ネセバルは、面積あたりの聖堂の数が最も多い街の一つと言われています。ビザンツ帝国時代を中心に、ブルガリア帝国時代、オスマン帝国時代と建てられた数多くの聖堂が残されており、各時代の建築様式の変遷を辿ることが出来るのです。

また、歴史的建造物以外に旧市街の街並みも世界遺産として登録されています。伝統家屋100軒以上がいまだ軒を連ね、住居として使用されています。都市部ではもはや見ることのできない貴重な文化財が見られるのは、とても興味深いことですね。

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オデッサ(ウクライナ)

オデッサ
旧ソ連崩壊により独立したウクライナ。オデッサは人口100万人を超え、ウクライナで4番目に大きな都市です。「黒海の真珠」と呼ばれています。
もともとは15世紀にトルコ人によって作られた街であるオデッサ。18世紀の露土戦争によりロシア領となり、それ以降は貿易港として栄えることとなりました。女帝エカテリーナによって整備されています。

代表する観光スポットと言えば、エイゼンシュテイン監督による映画「戦艦ポチョムキン」の有名なシーンの舞台ともなった「ポチョムキンの階段」です。1905年に起きたロシア海軍の反乱を題材とした作品で、高台の市街地と港を結ぶための大階段において、子供を含む民衆が皇帝の軍隊に虐殺されたシーンが撮影されました。赤ちゃんを乗せた乳母車が階段からゆっくり落ちていくシーンは、今でも映画史上非常に重要な場面として評価され、たくさんのオマージュ映像も作られています。

ソチ(ロシア)

ソチ
ソチは、2014年の冬季オリンピックの開催地となったことにより一躍有名になった、ロシアの一大リゾート地です。美しいビーチは、ロシアのリビエラとも呼ばれており、プーチン氏も夏休みは毎年ソチで過ごすのだとか。4月から10月頃まで泳ぐことが出来るそうです!また、温泉保養地や冬場のスキーリゾートとしても有名です。

15世紀からオスマン帝国に領有されていましたが、その後一部はロシアに割譲され、グルジア民主共和国も交えて激しい争奪戦の舞台となった歴史を経て、現在はロシア連邦随一の保養地として人気を博しています。多くの民族の入植が進み、現在では100以上の民族が暮らすと言われています。公用語はロシア語でありながら、グルジア語も多く通用しています。

ゆっくりするのがお勧めの場所ですが、見どころもたくさん!
言わずもがな、「オリンピックスタジアム」は必見です。流線形の美しく近未来的な建物は、オリンピックではもちろん、サッカーのワールドカップなど、様々なビッグイベントにも使われています。
また、ロシアの有名な作家であるドストエフスキーが過ごした旧宅が、現在は博物館として公開されています。ドストエフスキーは、作品を作る多くの時間をソチにて過ごしましたが、その住居は現在「ドストエフスキー博物館」となり、その暮らしぶりや作品などを見ることが出来ます。たくさんの作品と共に美しい邸宅に心休まるひと時を過ごすことが出来るでしょう。

バドゥミ(ジョージア)

バドゥミ
バトゥミはジョージアにおける最も古い都市の一つで、紀元前に設立されました。設立当初から戦略的に重要な立地であるためとても重要視されてきました。オスマン帝国やイギリスによって統治された歴史も残されています。

現在はジョージア最大の港湾都市として発展し、物流の拠点として重要な役割を担っています。人気の観光地でもあり、カジノが楽しめる場所として成長を続けています。ほかにも、イベントやコンサートなどナイトライフが盛んです。ロシアからの観光客が多く、ロシアの雰囲気が色濃い街並みです。

ナイトライフも盛んではありますが、日中楽しめる観光スポットも多くあります。なかでも海に突き出た場所に建つ「アルファベットタワー」はDNA遺伝子配列に着想を受けてデザインされた高層のタワーはおススメ。ジョージア文字のアルファベットが螺旋状に装飾されています。高層階にはレストランなどもあり、周囲に広がる美しい広場の緑や、一面に広がる海を眺めることができます。

黒海にまつわる戦いの歴史

アマゾネス
黒海沿岸は広大で肥沃な土地が広がり、重要な穀倉地帯として古くから様々な民族の入植を許してきました。多くの奴隷の供給地としても重宝され、開拓が進み、重要な交易拠点としても注目を浴びてきたのです。そのため、黒海沿岸地域では太古から戦いの歴史が繰り広げられ、覇権争いの場となってきました。

黒海沿岸地域に住んでいたアマゾネス

象徴的な存在の一つが、黒海沿岸地域に住んでいたとされる強靭な女戦士軍団「アマゾネス」です。紀元前2000年頃から1200年頃まで存在した、ギリシャ神話にも出てくる女性だけの部族で「アマゾーン」とも呼ばれています。人類で始めて馬に乗った騎馬民族と言われ、勇猛果敢に戦い支配を広げていきました。叙事詩「イリアス」においては、トロイ戦争に参戦したことが書かれています。

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実在を疑う歴史家もいる存在ではありますが、トルコには遺跡も残っており、様々な興味深い伝説が残っています。映画にまでなっており、とても人気のある部族であることが伺えますね。

黒海を支配したオスマン帝国

14世紀末にはオスマン帝国が黒海へ進出を開始しました。北上し、クリミア半島に進出したあとは黒海西岸の国を属国に変え、16世紀までには黒海の海上権の全てを独占して「オスマンの海」と呼ばせるようになりました。

それに対して、17世紀以降に南下政策を取り始めたロシアとの衝突が激しくなります。ここから長く、ロシアとオスマン帝国は戦いを深めていくことになります。特にクリミア半島の領有権を巡って、長きにわたって両国は争いを続けていったのです。

始めは、海戦でオスマン帝国を破って無理やりクリミア半島を自国に併合したロシアでしたが、この戦いのせいでヨーロッパ各国、特にイギリスとフランスはロシアの動向に強い警戒心を抱くようになりました。オスマン帝国の衰退で、黒海やボスポラス・ダーダネルス海峡の航行に対して、互いの利害関係による対立が明確化していくことになります。

1853年には、ついに地中海への突破を狙ったロシアとオスマン帝国の間でクリミア戦争が勃発しました。フランスとイギリスは弱体化したオスマン帝国を支援する口実で、実質ロシアとの直接対決をすることになったのです。結果、近代化が遅れていたロシアが敗北した形にはなりましたが、近代稀に見る大規模戦争でクリミア半島と参加各国の消耗はひどいものだったといいます。

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クリミア戦争で特にひどかったのは兵士の消耗でした。傷ついた兵士たちは、イギリス軍の基地があったイスタンブールのアジア側に位置するスクタリ(現ウスキュダル)エリアの陸軍野戦病院に運ばれ治療を受けます。そこで看護婦の総責任者を務め、それまで重要視されていなかった病院内の衛生管理・健康管理の徹底改善により生存率を大幅に改善したのが英国人フローレンス・ナイチンゲールです。

当時、傷病兵は不潔な病院の床にそのまま寝かされ、ケガによる傷ではなく感染症で命を落とす悲惨さでした。ナイチンゲールは掃除や食事など衛生状態の改善に着手したことで、病院における致死率を大幅に改善させたのでした。
ナイチンゲールが従事したウスキュダルの陸軍野戦病院は、セリミエ兵舎(Selimiye Kışlası)と言い、現在トルコ第1国軍の兵舎となっています。
建物の北西部分のナイチンゲール及び一緒に従事していた看護師たちが寝泊まりしていた部屋は、1954年よりフローレンス・ナイチンゲール博物館として、彼女が使っていた机、当時の写真、手紙やメモなどが公開展示されています。

フローレンス・ナイチンゲール|イスタンブールで活躍した白衣の天使 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

名称 フローレンス・ナイチンゲール博物館 (Florence Nightingale Müzesi)
住所 Selimiye Kışlası, Üsküdar / İstanbul
開館日 平日月曜~金曜
入場料 なし
電話番号 0216 556 8000 内線番号3022/3023
写真撮影 館内での写真撮影は禁止です。
※注意※ 軍施設のため、2日前(48時間前)までに電話を入れた上にパスポートコピーと訪問日、訪問時間、訪問理由をあらかじめFAXまたはE-mailで送って予約をしておかなければなりません。

ソ連・ロシアの黒海艦隊

黒海艦隊は、ロシア海軍に所属している黒海駐留の艦隊です。帝政ロシア時代からオスマン帝国やドイツ帝国などと幾度も海戦を繰り広げてきた艦隊は、ソビエト連邦のもとで正式に黒海艦隊と命名され、現在もロシア連邦の管轄にあります。

黒海をめぐるトルコと日本の関係

山田寅次郎
1904年に勃発した日露戦争において、黒海艦隊がバルチック艦隊に合流して日本に向かうかどうかは重要な関心事の一つでした。しかし、パリ条約によってボスポラス海峡およびダーダネルス海峡ではトルコ以外の軍艦航行は禁止されており、日露戦争下においても黒海艦隊の通過を許しませんでした。

一方、黒海には黒海艦隊以外にもロシア義勇艦隊という懸念材料がありましたが、これも脅威となる武力を持った船が通過しないよう、日本と同盟関係にあったイギリスと相談して制限しています。

当時、トルコ(オスマン帝国)と日本に正式な国交がなかった中で、イスタンブールでの情報収集に一役買ったのが、民間親善大使として活躍した山田寅次郎です。山田寅次郎は、在ウィーンの牧野行使経由で日本政府から命を受け、イスタンブールのガラタ塔から黒海艦隊の動向を監視して、状況を報告していました。そして、ロシア義勇艦隊の3隻が武装を解き、商船に偽装してダーダネルス海峡を通過した事実を通報。実際、この3隻は石炭や食料の補給を目的にバルチック艦隊に合流しています。

クリミア戦争や露土戦争など、再三にわたってロシアの脅威にさらされてきたトルコにとって、日本がロシアと敵対するのは歓迎すべきことであり、日本海海戦で日本軍がバルチック艦隊に大勝した事実にトルコ国内も沸いたと言われています。

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このように、黒海は周辺のあらゆる国家において、地中海への足掛かりとなったり、植民地へつながるルートとなるなど、覇権争いの舞台になりました。大きな戦いを経ることで、歴史的に大きな遺産が産み出され、文化や民族は融合し、多様な社会が生みだされていくこととなったのでした。

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黒海の名前は力士にも!ジョージアに人気広がる日本の相撲

相撲
黒海沿岸地域と日本の物理的な距離や心理的な距離は大きく、互いの情報はあまり知られずに来ました。
最近の日本の相撲界には、非常に多くの外国人力士の姿が見られるようになり、すっかりワールドワイドな競技となっていますね!黒海沿岸のジョージアからも力士が誕生して、日本での活躍が目立っています。この力士の誕生により、互いの情報が多く報じられるようになり、日本と黒海沿岸部の距離は随分身近なものになってきました。

ジョージア出身の草分け的な力士と言えば、その名も「黒海」です。史上初のヨーロッパ出身の力士となりました。もともとはレスリングの有名選手でしたが、相撲に興味を持ちヨーロッパのアマチュア大会で名を馳せていたところを、日本にスカウトされました。日本食にも馴染み、日本語も習得して、小結にまで登り詰めて多くのファンがつくことで、一気にジョージア(その頃は旧名グルジアと呼ばれていました)の名前が日本に広がりました。

黒海のおかげで、ジョージアで相撲は一気に認知度が上がりました。臥牙丸や栃ノ心といったジョージア出身の強豪力士も続いて誕生し、幕内力士として大変活躍をしています。ジョージアから黒海沿岸の国々へ、そしてヨーロッパにまで相撲のニュースが連日入ることにより、日本の文化が黒海沿岸に伝わるきっかけとなりました。

 
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黒海の名産品を堪能しよう!

黒海沿岸地域は、前述の通りとても肥沃な穀倉地帯として注目されており、港湾都市が交易を発展させてきました。今では黒海から全世界に、様々な食品が輸出されています。黒海沿岸地域でぜひ食べたい、お勧め食品を紹介していきましょう!

ヘーゼルナッツ

ヘーゼルナッツ
よく知られる名産品はヘーゼルナッツです!なかでもトルコは世界トップのシェアを誇り、黒海沿岸のトラブゾンはその半数以上の輸出を担う、一大生産地域です。気候条件がバッチリ合ったこの地域のヘーゼルナッツは特に品質が高いとして、世界中で愛されています。

ヘーゼルナッツはスイーツに使用されているのをよく見かけますね!ヘーゼルナッツチョコはケーキやアイスクリームなど、広く好まれています。また、コーヒーにもよく合い、フレーバーコーヒーとして有名です。
ヘーゼルナッツはエイジングケアにも効果的であるとか。おいしいスイーツを食べながら、美しくなれるとは、夢のような食材ですね。

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カタクチイワシ

カタクチイワシ
豊かな生態系を要する黒海では漁業も盛んで、年間25万~30万トンを水揚げしています。その2/3を占めるのがカタクチイワシ(アンチョビ)で、海域でも多く食されています。

日本でも漁獲量が多く、煮干しなどで食されることも多いカタクチイワシですが、地中海沿岸では様々な食べ方が存在しています。
不動の一番人気はフライです。同じく黒海沿岸でよく収穫されるトウモロコシの粉をつけて揚げるシンプルな料理ですが、塩とレモンがとても合い、人が集まったら皆でワイワイ楽しみながら食べると格別に美味しいです。
他にはピラフやスープ、煮込み料理など、バラエティー豊かなメニューが存在しています。一口サイズがとても食べやすく、丸ごと食べることが出来る手軽さが広く好まれているのでしょう。

ワイン

トルコワイン
黒海でワインのイメージはあまりないかもしれませんが、実は黒海周辺地域は、世界最古のワイン製造地域であると言われています。周辺の遺跡からはワイン造りとブドウ栽培を示すものが出土していたりして、太古からワインが好まれてきました。

現在ではロシア、トルコ、ブルガリアやジョージアで特にワインの生産が盛んであり、注目を集めています。ロシアは特に、近年ワイン生産に力を入れており、ワイナリーも多く建設されてきました。主にスパークリングワイン、スイートワインが生産されていますが、ヨーロッパワインの手法も広がってきており、結果として様々なワイン造りに広がりを見せています。

トルコワイン・ワインテイスティング・ワイン醸造

さくらんぼ

さくらんぼ
ほとんど知られていませんが、実は「さくらんぼ」の発祥の地はトルコなんです。そして、生産量もトルコが第1位となっています。驚きですよね!トルコのさくらんぼは主にヨーロッパに輸出されていて、日本ではあまり出回っていないので知らない方が多いのも当然です。
農業大国トルコには、この様に隠れたトップクラスの生産量を誇る農産物がいくつもあるんです。

さくらんぼの原産地は黒海に面した「ギレスン」。穏やかな気候に恵まれた美しい街です。日本でのさくらんぼの名産地は山形県ですが、ギレスンと山形県の寒河江市は昭和63年に姉妹都市として友好関係を深めています。
トルコでのお土産として、サワーチェリージュースやジャムはおすすめですよ。是非試してみてくださいね。

さくらんぼはトルコ発祥って知ってた?歴史や品種、桜との違いを徹底解説 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

チャイ(紅茶)

トルコ 紅茶 チャイ
日本で「チャイ」と聞くと、シナモンが入ったミルクティーをイメージしますが、トルコで言う「チャイ」はお茶を指します。トルコの人々は食後に限らず、その間の時間にもよくチャイを飲みます。ミルクティーにすることはほぼなく、基本的にストレートまたは砂糖を入れて飲みます。

そんなトルコのチャイの茶葉の名産地もこの黒海地方、黒海東岸の「リゼ」という町になります。そして、トルコは1人当たりのお茶の消費量が世界一!トルコの人々にとってチャイは欠かせない飲み物なのです。
チャイを入れるグラスはティーカップではなく、「チャイグラス」と呼ばれるチューリップのような形をした小さなグラスになっています。この伝統的なグラスに淹れるチャイの作り方も独特です。トルコを訪れたら是非チャイも飲んでみて下さいね。
そして、トルコのチャイ(紅茶)はお土産としても大変人気で、スーパー等でも気軽に買うことができます。チャイ選びとして是非、「リゼ(RIZE)」産のチャイも探してみてはいかがですか?

トルコの紅茶「チャイ」とは?独特の淹れ方や飲み方、歴史、効能を解説 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

黒海とマルマラ海・地中海を繋ぐ新しい運河の建設計画

ここまで述べてきた通り、黒海とマルマラ海を繋ぐ海のルートは、トルコのボスポラス海峡とダーダネルス海峡のみであり、長い間通行船舶の過密度が問題視されてきました。これを受けてトルコ政府は、ボスポラス海峡の西側に「イスタンブール運河」を建設する計画を表明しました。全長45km, 幅150m, 水深25mで、2021年現在着工を待っている状況です。

建設にあたっては、周辺地域の船舶航行の秩序の乱れや、環境への影響を懸念する声も聴かれますが、同時に長年の混雑の緩和に一役買うであろうという期待の声もあります。運河予定地沿岸には現在マンションが立ち並び、出来上がれば素晴らしい眺望が臨めることになるでしょう。一方、座礁事故へのリスクやなど、解決しないとならない懸念事項も多くあり、計画の先行きがどうなるのかは、世界中が注目しているところです。

マルマラ海 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

黒海の魚

トルコ 魚料理
黒海では、バンドウイルカやマグロ、カタクチイワシ、ニシン、サバ、シロチョウザメなど、約180種の魚が生息しており、トルコのイスタンブールやトラブゾンなどの沿岸地域では美味しい魚料理を楽しむことができます。

トルコの魚料理は絶品!タラマ、ハムスィ・タワ、サバサンドなど

一方、近年の沿岸地域の開発による海洋汚染や地球温暖化による環境への悪影響が指摘されています。地中海や黒海では、乱獲による魚資源の減少も課題となっていましたが、ここ数年は回復の兆しが見られています。この地域の漁業の年間経済価値は94億ドルと試算されており、重要な産業の一つなのです。

 
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