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カイマクル地下都市とは?カッパドキアの人気観光名所の見どころ
カッパドキアには、かつて住居や避難場所として使われていた地下都市がいくつも残っています。その中でも、カイマクル地下都市は最も有名な地下都市の一つであり、現在では見学可能な人気の観光名所となっています。
この記事では、カイマクル地下都市の歴史や観光の見どころをご紹介します。
カイマクル地下都市はネヴシェヒルから21キロ(車で約35分)、ギョレメから25キロ(車で約40分)、ユルギュップから32キロ(車で約50分)の場所に位置しています。
8つのフロアで構成されるカイマクル地下都市は全長約10kmで、深さ100メートルに及ぶ4つのフロアが公開されています。
カッパドキアでは、火山の噴火によって生じた溶岩や火山灰が後に柔らかい凝灰岩の層を形成し、独特の景観を作り出しています。この凝灰岩の層を地中深くまで掘り下げて造られた地下都市は、大小さまざまなもので100以上も存在しています。
カッパドキアの人々は、紀元前から地下都市を生活の場として利用していましたが、初期キリスト教時代には、異教徒の迫害を逃れたキリスト教徒の避難所にもなりました。
カイマクルの地下都市では平均して5,000人、多いときには20,000人もの人々が暮らしていたと言われています。現代になってからは、村人の貯蔵室や納屋として使われていましたが、1964年から一般公開され、現在では人気の観光スポットになっています。
カッパドキアの地下都市とは?謎に包まれた歴史と観光のポイントを解説
カイマクル地下都市には何百もの部屋があり、長い通路や迷路のようなトンネルで互いにつながっています。その通路は低く、狭く、傾斜しているのが特徴です。こうした複雑な構造は外敵の侵入を防ぐことに役立ったと考えられています。
地下都市にはきちんと換気口が設置されており、内部に十分な空気を供給できる構造になっています。
現在、4つのフロアがライトアップされ、観光客に公開されています。見学の際はガイドの指示に従って標識に沿って歩き、迷わないように注意しましょう。
カイマクル地下都市の1階部分は、厩舎として使われていました。2階は教会になっており、1つの身廊と2つの後陣で構成され、正面には祭壇、側面には座席台があります。
他のフロアよりも広く上部に造られた3階部分には、多くの貯蔵所、ワイン醸造所、厨房などがあります。4階部分のトンネルはかなり低くなっています。
外からの危険を防ぐために、各階には内側から扉を閉めるための直径1.5mほどの丸い円板が用意されています。岩壁を堀って造られた箱型のベッドにも注目です。
カッパドキア観光の定番モデルコースとおすすめ個人ツアーを紹介
カッパドキアは広大で見どころが多く、公共交通機関もあまり整備されていないため、個人で効率よく観光するのは大変。カッパドキア観光なら、ツアー旅行を利用するのがおすすめです。
トルコ旅行専門で豊富な実績を持つターキッシュエア&トラベルでは、専用車&日本語ガイド付きで、快適かつ安心なトルコ旅行ツアーをご提供しております。カイマクル地下都市をはじめ、カッパドキアの人気の観光名所を多数ご案内できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
この記事では、カイマクル地下都市の歴史や観光の見どころをご紹介します。
目次
カイマクル地下都市の場所・アクセス
カイマクル地下都市はネヴシェヒルから21キロ(車で約35分)、ギョレメから25キロ(車で約40分)、ユルギュップから32キロ(車で約50分)の場所に位置しています。
8つのフロアで構成されるカイマクル地下都市は全長約10kmで、深さ100メートルに及ぶ4つのフロアが公開されています。
名称 | カイマクル地下都市( Kaymaklı Yeraltı Şehri) |
住所 | Cami Kebir Mahallesi yeraltı şehri Belediye Caddesi, 50760 Nevşehir, トルコ |
営業時間 | 8:00~17:00(チケット売り場は16:15まで) |
入場料 | 13ユーロ |
事前予約 | 不要 |
所要時間 | 1時間程度 |
公式サイト | https://muze.gov.tr/muze-detay?DistId=KYY&SectionId=KYY01 |
カイマクル地下都市の歴史
カッパドキアでは、火山の噴火によって生じた溶岩や火山灰が後に柔らかい凝灰岩の層を形成し、独特の景観を作り出しています。この凝灰岩の層を地中深くまで掘り下げて造られた地下都市は、大小さまざまなもので100以上も存在しています。
カッパドキアの人々は、紀元前から地下都市を生活の場として利用していましたが、初期キリスト教時代には、異教徒の迫害を逃れたキリスト教徒の避難所にもなりました。
カイマクルの地下都市では平均して5,000人、多いときには20,000人もの人々が暮らしていたと言われています。現代になってからは、村人の貯蔵室や納屋として使われていましたが、1964年から一般公開され、現在では人気の観光スポットになっています。
カッパドキアの地下都市とは?謎に包まれた歴史と観光のポイントを解説
カイマクル地下都市の観光の見どころ
カイマクル地下都市には何百もの部屋があり、長い通路や迷路のようなトンネルで互いにつながっています。その通路は低く、狭く、傾斜しているのが特徴です。こうした複雑な構造は外敵の侵入を防ぐことに役立ったと考えられています。
地下都市にはきちんと換気口が設置されており、内部に十分な空気を供給できる構造になっています。
現在、4つのフロアがライトアップされ、観光客に公開されています。見学の際はガイドの指示に従って標識に沿って歩き、迷わないように注意しましょう。
カイマクル地下都市の1階部分は、厩舎として使われていました。2階は教会になっており、1つの身廊と2つの後陣で構成され、正面には祭壇、側面には座席台があります。
他のフロアよりも広く上部に造られた3階部分には、多くの貯蔵所、ワイン醸造所、厨房などがあります。4階部分のトンネルはかなり低くなっています。
外からの危険を防ぐために、各階には内側から扉を閉めるための直径1.5mほどの丸い円板が用意されています。岩壁を堀って造られた箱型のベッドにも注目です。
カッパドキア観光の定番モデルコースとおすすめ個人ツアーを紹介
カッパドキアの地下都市を観光するならツアーがおすすめ
カッパドキアは広大で見どころが多く、公共交通機関もあまり整備されていないため、個人で効率よく観光するのは大変。カッパドキア観光なら、ツアー旅行を利用するのがおすすめです。
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