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トルコ旅行・ツアーブログ|トルコツアー旅行記

ガラタ塔はイスタンブールのランドマーク!絶景を臨める観光名所


ガラタ塔(Galata Kulesi)は、イスタンブールのヨーロッパ側・新市街のランドマークといえる歴史的建築物です。高さ約67m、9階建ての石造りの細長い塔で、イスタンブールの旧市街のエミノニュからガラタ橋を渡った先にあるカラキョイ地区に位置しています。

14世紀ごろにジェノバ商人によって物見塔として建造され、その後改修を繰り返しながら時代ごとにさまざまな役割を果たしてきました。オスマン帝国時代は牢獄や火の見櫓(ひのみやぐら)として使われていましたが、2020年からは最上階とその下の階は博物館として一般公開されています。

イスタンブール ガラタ塔 トルコ
ガラタ塔は小高い丘の上に建っており、約51mの高さにある展望デッキからはイスタンブールの美しい街並みや雄大なボスポラス海峡を360度見渡せる絶景スポットとしても人気です。

遠くからでも目立つ三角帽子の特徴的な外観で、各種メディアでイスタンブールが紹介される際には被写体としてよく使われる、まさにイスタンブール新市街のシンボルともいえる存在です。夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気になります。

ガラタ塔は、その歴史的価値から「Trading Posts and Fortifications on Genoese Trade Routes from the Mediterranean to the Black Sea」の一部としてユネスコ世界遺産の暫定リストに追加されています。

ガラタ塔の観光情報・場所・アクセス

トルコ イスタンブール
ガラタ塔は、旧市街からガラタ橋を渡った先にある新市街のベイオール(Beyoğlu)地区にあります。ガラタ橋を通るトラム(路面電車)T1号線の新市街側の端にある駅「Karaköy(カラキョイ)」から北に徒歩10分弱です。

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ガラタ塔は、入場料を支払うことで誰でも内部に入ることができます。展望デッキからのパノラマビューは必見です。

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また、上階に設けられた博物館には、ローマ帝国・ビザンツ帝国・オスマン帝国と3つの偉大な帝国の首都として世界の中心であり続けたイスタンブールの歴史的重要性を反映する工芸品が展示されています。

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名称 ガラタ塔(Galata Kulesi)
住所 Bereketzade Mahallesi Büyük Hendek Caddesi, Numara: 2, 34421 Beyoğlu/İstanbul, トルコ
営業時間 8:30~23:00(チケット売り場は22:00まで)
定休日 なし
入場料 175TL
公式サイト https://muze.gov.tr/muze-detay?sectionId=GLT04&distId=MRK


ガラタ(Galata)は、ガラタ塔周辺のエリアを指す呼び名で、ビザンツ時代にヴェネツィア人が、14世紀以降は主にジェノヴァ人が定住していました。現在でもガラタ地区には80~90年前に建てられた家々が建ち並び、古いキリスト教会やユダヤ教のシナゴーグなどが残っています。

ガラタ塔からさらに北に進んだ先にあるのは、タクシム広場やイスティックラル通りなど、お洒落なカフェやレストラン、ショッピングスポットが軒を連ねる近代的なエリアです。

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ガラタ塔の歴史

イスタンブール 夜景 ガラタ塔
ガラタ塔のある場所には528年に建造された灯台がありましたが、1204年に第4回十字軍遠征により破壊され、1348年にジェノバ人により石を積み立てて建てられた「イエスの塔」がガラタ塔の原型といわれています。ガラタ地区はかつてラテン人商人の自治区で、14~15世紀には城壁や高い監視塔が建てられていました。

1453年にオスマン帝国がコンスタンティノープルを支配した後、ジェノバ人の居留地は廃止され、城壁も取り壊されましたが、ガラタ塔はそのまま残されて牢獄として使用されました。オスマン帝国時代以降、ガラタ塔は度重なる地震や火災で被害を受けながら、ほぼ100年に一度改修されています。

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1717年より火災監視塔として使われていましたが、1800年代に火災や強風により破損し、オスマン帝国末期は特徴的な円錐形の屋根を失った状態で放置されていました。

ガラタ塔
民間親善大使としてトルコと日本の交流発展に貢献した山田寅次郎は、1904年の日露戦争の際にイスタンブールにいたため、ロシアの諜報活動に協力し、度々ガラタ塔に上って黒海からボスポラス海峡を通るロシア義勇艦隊の動向を確認して日本に報告したと言われています。

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その後、イスタンブール市の修復によって円錐形の屋根が復元され、1967年には一般に公開されました。

さらに、2020年にはトルコ共和国の財団総局によって修復が行われ、先の改修によって追加された塔内部の鉄筋コンクリート部分やカフェテリアが撤去され、新たに博物館として再開されています。

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