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ゼルヴェ野外博物館|美しい地形と貴重な歴史的遺産


ゼルヴェ野外博物館 カッパドキア
カッパドキアにあるゼルヴェの谷には、かつてキリスト教徒とイスラム教徒が共存して暮らしていた洞窟集落跡が残されています。1960年ごろまでは現地の住民が生活していましたが、現在はゼルヴェ野外博物館として一般公開されています。

内部にはビザンチン時代の15の洞窟教会を見ることができます。カッパドキア特有の美しい地形と貴重な歴史的遺産を同時に楽しめる観光スポットです。

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ゼルヴェ野外博物館の場所・アクセス

カッパドキア ゼルヴェ野外博物館
ゼルヴェ野外博物館は、カッパドキア観光の中心となるギョレメとアヴァノスの中間あたりに位置しています。ギョレメからは、車で10分ほどです。

近くには、妖精の煙突が並ぶ光景で有名なパシャバー地区や、らくだ岩のあるデヴレントの谷があり、併せて観光するのがおすすめです。

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ゼルヴェ野外博物館の観光の見どころ

カッパドキア ゼルヴェ野外博物館
岩を削って造った家屋の最も良い例を見ることができます。人間が自然と自然の提示する条件と協調しながら暮らした場所と言えます。パシャバーから続く道に従って出た赤土に覆われた一帯が、ゼルヴェ屋外博物館であり、水をはじめとした自然の風化作用や、岩の崩れから出来上がった三つの谷と、屹立する岩層、何千もの岩の家々、岩窟教会、通路などをして、訪れる人々に忘れ得ぬ一時を贈ってくれます。

冬は暖かく、夏は涼しい岩の家を造り上げた地元の人々は、長い年月をかけて生活の場、例えば教会、修道院、鳩の巣穴(肥料になるフンを集める為)、倉庫などを彫ってきたのです。

現在まで残った教会は絵画が否定された偶像破壊期とその以前に建設されたものであり、多くは十字架、魚、葡萄、鹿などのシンボル化されたものが壁画として用いられています。

宗教的な場面のみでその壁を飾り立てたものが皆無である事をみると、ゼルヴェの人々が8世紀に浸透した偶像破壊期以前に於いても肖像画に対して何らかの反発を感じていた事が伺えます。

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カッパドキア ゼルヴェ野外博物館
最も広く、雄大な第一の谷には、崩壊した岩のせいで直接入り込むことは不可能であり、少し遠回りになるが、第二の谷に始まる道をたどらなければなりません。

天井の大きな十字架の浮き彫りや、鹿と十字架のフレスコ画で知られるゲイクリ(鹿の)教会もこの沿道にあります。ゼルヴェの第一の谷にある石造りのモスク、岩の中に石やセメントを用いて色々な設備を有するさまざまな造りは、ここで近年まで地元の人々が生活を営んでいたことを語る、声なき、しかし重要な証人と言えるでしょう。

ゼルヴェ谷の特徴として注目したいのは、特に第一の谷に見られる鳩の巣穴です。何百年もの間、カッパドキアの人々がその肉を食用としてきた、あるいは、フンを肥料として用いた鳩の為に作られたもので、鳩の出入り用に削って開けられた穴の周囲を彩る図柄や人物画は、学者達に新しい研究課題を提供しています。

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あまり人の入り込まない第三の谷には、偶像禁止期以前に造られたウズムル教会(葡萄の教会)と、偶像禁止期の真只中で建設されたハチル教会(十字架の教会)があります。

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