トルコ旅行・ツアーブログ|トルコツアー旅行記
日本・トルコ外交関係樹立100周年記念!トプカプ宮殿博物館・出光美術館所蔵 名宝の競演
2024年に日本とトルコは外交関係を樹立して100周年を迎えました。これを記念して、東京都丸の内にある出光美術館では、トプカプ宮殿博物館とトルコ・イスラーム美術博物館に所蔵されている宝物を展示する特別展「トプカプ宮殿博物館・出光美術館所蔵 名宝の競演」が開催されます(会期: 2024年11月2日~12月25日)。
トプカプ宮殿は、トルコ最大の観光都市・イスタンブールにある人気の観光名所です。世界遺産に登録されている「イスタンブール歴史地区」の一角に位置しています。オスマン帝国時代の1467年に建てられてから19世紀半ばまで、スルタン(皇帝)の居城として使われました。現在は、当時のオスマン帝国の栄華を今に伝える宮殿や、宮廷の女性たちの生活の場であったハレムを見学できます。
また、トプカプ宮殿には世界各国から集められた宝石や貴金属、陶磁器など歴史的価値の高い貴重な品々が所蔵されていることでも知られています。特に、宝物館に展示されている「スプーン屋のダイヤモンド」と「トプカプの短剣」は必見です。
世界遺産トプカプ宮殿はイスタンブールで見逃せない観光名所!見どころを徹底解説
1922年11月1日にスルタン制が廃止されたことで、それまで623年間続いていたオスマン帝国が終焉したのち、1923年10月29日にアンカラを首都として現在のトルコ共和国が成立しました。トルコ共和国と日本の外交が樹立したのは、日本が批准したローザンヌ条約が発効した1924年の8月6日ですが、日本とトルコの友好の歴史は、それ以前のオスマン帝国時代に始まっていました。
日本とトルコの交流は1873年、岩倉使節団がイスタンブールを訪れたことから始まりました。その後、1890年に発生したエルトゥールル号遭難事件が両国の絆を強める重要な出来事となりました。オスマン帝国から派遣された特使を乗せたエルトゥールル号が和歌山県串本町沖で台風により沈没した際、地元の村民が献身的な救助活動を行い、69名が助けられました。彼らの命をかけた行動にトルコは深く感銘を受け、日本への親愛の念が高まりました。
この事件を機に両国の友好関係が築かれ、串本町には犠牲者を弔う慰霊碑やエルトゥールル号に関する資料を展示するトルコ記念館が設けられ、5年ごとに追悼式が行われています。現在でも両国の交流は文化や芸術、スポーツの分野でも盛んで、日本にはトルコ友好協会が存在し、イベントを通じて親睦を深めています。
トルコと日本の深い関係とは?エルトゥールル号遭難事件や交流の歴史
長きにわたる友好の歴史や文化的・経済的な協力関係から、日本人に対して好意的なトルコ国民は多く、トルコは世界的な親日国家と言われています。20以上の世界遺産をはじめとする多彩な観光名所がある世界有数の観光大国ながら、比較的物価が安く、通貨安も進んでいることからリーズナブルに旅行できるトルコは日本人にも人気の旅行先となっています。
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国土が広く、見どころ満載なトルコでは旅行ツアーを利用するのが一般的です。トルコ専門で10年にわたる豊富な実績を持つ旅行会社「ターキッシュエア&トラベル」では、お客様のご要望に合わせた多彩なツアープランをご用意。お1人様2席利用の専用車と熟練のツアーガイドが安心・快適なトルコの旅をご案内します。細やかなご希望も叶えられるお客様だけのオーダーメイドツアー・プライベートツアーのご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
目次
「トプカプ宮殿博物館・出光美術館所蔵 名宝の競演」の概要
今回の展示では、貴重な宝石や貴金属、陶磁器、タイルなどトプカプ宮殿博物館から39点、トルコ・イスラーム美術博物館から7点、合計46点の作品が来日します。うちトプカプ宮殿博物館の36点、トルコ・イスラーム美術博物館の7点すべてが日本初公開のものです。名称 | 日本・トルコ外交関係樹立100周年記念 トプカプ宮殿博物館・出光美術館所蔵 名宝の競演 |
会場 | 出光美術館 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階(出光専用エレベーター9階) |
会期 | 2024年11月2日(土)~12月25日(水) |
連絡先 | 050-5541-8600(展覧会案内) |
開館時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) 毎週金曜日は19:00まで(入館は18:30まで) |
休館日 | 毎週月曜日(ただし11月4日は開館)、11月5日(火) |
入館料 | 一般:1,200円/高校生・大学生:800円(団体20名以上、各200円引) 中学生以下無料(保護者の同伴が必要) |
公式サイト | https://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/index.php |
トプカプ宮殿とは?
トプカプ宮殿は、トルコ最大の観光都市・イスタンブールにある人気の観光名所です。世界遺産に登録されている「イスタンブール歴史地区」の一角に位置しています。オスマン帝国時代の1467年に建てられてから19世紀半ばまで、スルタン(皇帝)の居城として使われました。現在は、当時のオスマン帝国の栄華を今に伝える宮殿や、宮廷の女性たちの生活の場であったハレムを見学できます。
また、トプカプ宮殿には世界各国から集められた宝石や貴金属、陶磁器など歴史的価値の高い貴重な品々が所蔵されていることでも知られています。特に、宝物館に展示されている「スプーン屋のダイヤモンド」と「トプカプの短剣」は必見です。
世界遺産トプカプ宮殿はイスタンブールで見逃せない観光名所!見どころを徹底解説
日本とトルコの交流の歴史
1922年11月1日にスルタン制が廃止されたことで、それまで623年間続いていたオスマン帝国が終焉したのち、1923年10月29日にアンカラを首都として現在のトルコ共和国が成立しました。トルコ共和国と日本の外交が樹立したのは、日本が批准したローザンヌ条約が発効した1924年の8月6日ですが、日本とトルコの友好の歴史は、それ以前のオスマン帝国時代に始まっていました。
日本とトルコの交流は1873年、岩倉使節団がイスタンブールを訪れたことから始まりました。その後、1890年に発生したエルトゥールル号遭難事件が両国の絆を強める重要な出来事となりました。オスマン帝国から派遣された特使を乗せたエルトゥールル号が和歌山県串本町沖で台風により沈没した際、地元の村民が献身的な救助活動を行い、69名が助けられました。彼らの命をかけた行動にトルコは深く感銘を受け、日本への親愛の念が高まりました。
この事件を機に両国の友好関係が築かれ、串本町には犠牲者を弔う慰霊碑やエルトゥールル号に関する資料を展示するトルコ記念館が設けられ、5年ごとに追悼式が行われています。現在でも両国の交流は文化や芸術、スポーツの分野でも盛んで、日本にはトルコ友好協会が存在し、イベントを通じて親睦を深めています。
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親日国家であるトルコは日本人観光客に人気の旅行先
長きにわたる友好の歴史や文化的・経済的な協力関係から、日本人に対して好意的なトルコ国民は多く、トルコは世界的な親日国家と言われています。20以上の世界遺産をはじめとする多彩な観光名所がある世界有数の観光大国ながら、比較的物価が安く、通貨安も進んでいることからリーズナブルに旅行できるトルコは日本人にも人気の旅行先となっています。
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国土が広く、見どころ満載なトルコでは旅行ツアーを利用するのが一般的です。トルコ専門で10年にわたる豊富な実績を持つ旅行会社「ターキッシュエア&トラベル」では、お客様のご要望に合わせた多彩なツアープランをご用意。お1人様2席利用の専用車と熟練のツアーガイドが安心・快適なトルコの旅をご案内します。細やかなご希望も叶えられるお客様だけのオーダーメイドツアー・プライベートツアーのご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。