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トルコ旅行・ツアーブログ|トルコツアー旅行記

ケルスス(セルシウス)図書館は世界遺産エフェソスの必見観光スポット!


ケルスス図書館(セルシウス図書館)は、トルコのエーゲ海沿いにある古代都市・エフェソスにあったローマ帝国時代の公立図書館です。

12,000冊を誇ったといわれる蔵書は失われ、現在は遺跡として建物の一部が残るのみですが、その歴史的・建築的価値の高さと保存状態の良い印象的なファサード(前門)から、世界遺産に登録されているエフェソスのシンボル的存在として、多くの観光客が訪れます

ケルスス(セルシウス)図書館とは?

ケルスス図書館 セルシウス図書館 エフェソス
ケルスス図書館(Celsus Kütüphanesi)、またはセルシウス図書館は、ローマ帝国の執政官であったティベリウス・ジュリアス・セルシウス・ポレマエアヌスが114年に死去したことを受けて、息子のティベリウス・ジュリアス・アクイラ・ポレマエアヌスが建設しました。

ケルスス図書館は文化的に重要な役割を担っただけでなく、当時のエフェソスが属していたアジア知事を歴任したセルシウスの霊廟も兼ねた記念建築であったのです。実際に発掘調査によって、館内西の壁の下には、エロス・ニケ・花輪・バラなどのレリーフが施された大理石の棺が埋められていたのが発掘されています。

114年に図書館の建築を命じたセルシウスの息子アクイラは、その完成を待たずしてこの世を去りましたが、彼の後継者によって建物は117年に完成したと見られています。図書館のファサードに残された碑文によれば、アクイラは死去に際し、図書館の保存と蔵書の購入のために25,000デナリオン(古代ローマの貨幣)を遺贈しています。

260年、ケルスス図書館は火災に見舞われましたが、壮麗なファサード(前門)は大きな被害を免れました。現在は、1978年に修復されたのちに一般公開された建物を見学できます。

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ケルスス(セルシウス)図書館の見どころ

エフェソス ケルスス図書館 セルシウス図書館
ケルスス(セルシウス)図書館は、ローマ皇帝ハドリアヌスの時代の建築的特徴を典型的に示す貴重な遺産です。建物は9段の足場の上に置かれており、大理石で造られた幅21m×高さ17mの2階建ての壮麗なファサード(前門)は、古代ローマ時代のエフェソスの栄華を今に伝えています。

エフェソス遺跡(文化遺産・2015年)

1階部分は2本1組のコリント式の支柱が4組設置され、その間の壁に設けられた窪みには、セルシウスの資質を称える4体の彫像が並んでいます。
  • 知恵(ソフィア)
  • 知性(エンノイア)
  • 知識(エピステーメー)
  • 美徳(アレーテ)
これらの彫像は発掘調査の際にウィーンに持ち出されてしまっており、現在ケルスス図書館で見ることができるのはレプリカです。

エフェソス セルシウス図書館 ケルスス図書館
4体の彫像に挟まれるように設けられた3つの見事な門を抜けると、美しい大理石に覆われた図書館内部に入ります。床面積約180㎡(10.92m×16.7m)の館内の1階部分の壁には、12,000冊もの巻き本を保管していた壁龕(へきがん=壁に設けられた窪み)が整然と並んでいます。保管資料を保護する目的で、壁の内側は湿気対策および温度調節のために空洞になっています。

現在は崩れてしまっていますが、壁の上方にも同様の壁龕が見られることから、内部も2階建てであったと考えられており、2階部分の壁龕の前にはバルコニーがあったと推測されています。

セルシウスの棺が埋められていた図書館内部の西側の壁龕には、セルシウスあるいは息子のアクイラと思われる彫像が置かれていましたが、現在はイスタンブール考古学博物館に展示されています。

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