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トルコ旅行・ツアーブログ|トルコツアー旅行記

ボスポラス大橋とは?イスタンブールの交通インフラは日本企業が支えていた!


アジアとヨーロッパを隔てるボスポラス海峡には、3つの橋がかかっています。

  • 第一ボスポラス大橋(7月15日殉教者の橋)
  • 第二ボスポラス大橋(ファーティフ・スルタン・メフメット橋)
  • 第三ボスポラス大橋(ヤヴズ・スルタン・セリム橋)

トルコ最大の都市・イスタンブールは、広大なボスポラス海峡によってアジア側とヨーロッパ側に分かれており、かつては船でしか往来できませんでした。これら3つの橋はイスタンブール市民にとって重要な交通インフラとなっています。

ボスポラス大橋 イスタンブール
そんなボスポラス大橋の建設に、複数の日本企業が携わっていることをご存じでしょうか?実は、トルコは日本と同じ地震国で、1999年のイズミール大地震をきっかけに日本の耐震技術に注目し、これまでにさまざまなインフラ工事を日本企業に依頼しているのです。

第一ボスポラス大橋(7月15日殉教者の橋)

名称 第一ボスポラス大橋(7月15日殉教者の橋)
開通日 1973年10月
全長 1,560m
中央支間長 1,074m
33.40m
高さ 165m


1973 年 、ボスポラス海峡に最初に架けられた橋は、イスタンブールのアジア側のベイレルベイ地区とヨーロッパ側のオルタキョイ地区を結んでいます。当初は、ボスポラス橋(Boğaziçi Köprüsü)と呼ばれていましたが、2016年7月15日にトルコで発生したクーデター未遂で亡くなった犠牲者を追悼する意味で、「7月15日殉教者の橋」と名付けられました。

この第一ボスポラス大橋と第二ボスポラス大橋は、老朽化と想定を上回る交通量増加に伴い、2013年12月~2019年3月に大規模修繕工事が行われましたが、その施工を請け負ったのは日本企業のIHIインフラシステムです。

第二ボスポラス大橋(ファーティフ・スルタン・メフメット橋)

第二ボスポラス大橋
名称 第二ボスポラス大橋(ファーティフ・スルタン・メフメット橋)
開通日 1988年7月
全長 1,510m
中央支間長 1,090m
39m
高さ 105m


第二ボスポラス大橋(ファーティフ・スルタン・メフメット橋)は、1988年、2番目にボスポラス海峡に架けられた橋です。第一ボスポラス大橋だけでは増加する交通需要をまかなえきれなくなったために、その5kmほど北の地点に新たに建設されました。

ファーティフ・スルタン・メフメット(Fatih Sultan Mehmet)とは、1453年のコンスタンティノープル陥落によってビザンツ帝国を終焉させた、オスマン帝国のスルタン(皇帝)・メフメト2世のことです。

この橋は、オスマン帝国軍によるコンスタンティノープル包囲の際に海上封鎖のために使用された「アナドル・ヒサル(アジア側)」と「ルーメリ・ヒサル(ヨーロッパ側)」という2つの要塞の間に架かっています。

コンスタンティノープルは世界の中心だった!ビザンツ帝国首都の歴史と名前の変遷

第二ボスポラス大橋の建設は、日本の円借款により、IHIや三菱重工業など日本企業が共同で携わっています。トルコで初めて「免振」の仕組みを導入した橋で、日本の技術力が高く評価されました。

 
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第三ボスポラス大橋(ヤヴズ・スルタン・セリム橋)

名称 第三ボスポラス大橋(ヤヴズ・スルタン・セリム橋)
開通日 2016年8月
全長 2,164m
中央支間長 1,408m
58.4m
高さ 322m


ボスポラス海峡に3番目に架けられた第三ボスポラス大橋(ヤヴズ・スルタン・セリム橋)は、第二ボスポラス大橋よりもさらに北、黒海の入り口付近に建設されました。高さや幅において世界最大級の吊り橋です。この橋の施工監理には、日本の建設コンサルタント企業である長大が携わっています。

ヤヴズ・スルタン・セリム(Yavuz Sultan Selim)とは、かの有名な“壮麗帝”スレイマン1世の父であるオスマン帝国のスルタン・セリム1世のことです。

スレイマン1世の何がスゴイのか?オスマン帝国の最盛期を築いた壮麗帝

ちなみに、同じくトルコにあるダーダネルス海峡には、2022年3月18日に完成した世界最長の吊り橋「チャナッカレ1915橋」が架かっています。

ダーダネルス海峡の特徴と歴史を解説!世界最長の橋がかかる要衝

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ボスポラス海峡沿いには歴史的価値の高い有名な観光名所が多数あり、ボスポラス海峡をクルーズ船で巡るツアーはイスタンブール観光の人気アクティビティとなっています。

トルコ旅行に行く方におすすめしたいのは、短時間で見どころを効率良く楽しめるショートクルーズ。ガラタ橋付近から出発して、第一ボスポラス大橋を通過し、第二ボスポラス大橋の手前で折り返すのが基本ルートです。雄大なボスポラス大橋を間近に見られるだけでなく、第一ボスポラス大橋を下から眺めるのは、クルーズツアーでしかできない貴重な経験です。

トルコ専門の旅行会社・ターキッシュエア&トラベルでは、人気のボスポラス海峡クルーズツアーが組み込まれたプランもご用意しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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ボスポラス海峡の海底トンネルにも日本の大成建設が携わっている


ボスポラス海峡には、アジア側のユスキュダルとヨーロッパ側のシルケジを結ぶ、海面下60m(当時は世界最深)・総延長13.5kmもの海底トンネルも通っています。このトンネルは「マルマライ」という鉄道が走っており、船で約30分かかる距離をわずか4分で移動できます。

建設は日本の大成建設が主導し、約10年もの歳月をかけて2013年に開通しました。「トルコ100年の夢」と言われた一大プロジェクトの開通式には、トルコのアブドゥッラー・ギュル元大統領やレジェップ・タイイップ・エルドアン元首相(現大統領)とともに、日本の安倍晋三元首相らが出席しています。

 
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