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ヴァレンス水道橋の観光の見どころと歴史を解説!世界遺産イスタンブールの人気名所


ヴァレンス水道橋は、ユネスコ世界遺産に登録されているイスタンブール旧市街にある歴史的建築物です。ビザンツ帝国(東ローマ帝国)の時代、世界の中心として繁栄したコンスタンティノープル(現イスタンブール)の街全体に水を供給するために構築した水路の端に当たるのが、ヴァレンス水道橋でした。

コンスタンティノープルの北にあった水源から引いた水は、約250㎞にも及ぶ水路を経てヴァレンス水道橋を通り、地下宮殿などの貯水池に貯められて都市の各所に供給されました

1,500年間も使われ続けたヴァレンス水道橋は、オスマン帝国時代の17世紀に修復されながら、イスタンブール旧市街のランドマークの一つとして、その壮大な姿を今なお残しています。

ヴァレンス水道橋の場所・観光情報

ヴァレンス水道橋 イスタンブール
ヴァレンス水道橋は、世界遺産のイスタンブール旧市街のほぼ中央、現エユップ地区にあるスレイマニイェ・モスクの近くに位置しています。現在はアタテュルク大通りをまたぐように建っており、複数ある橋脚の間を常に多くの車両が行き交っています。

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カルケドンの水道橋に使われていた石材を利用し、下部の小さめのアーチの上に、より大きなアーチを乗せた二重構造となっています。地面からの高さは20m(海抜64m)、橋の長さは現在921mです。建設当時は、これより50mほど長かったようです。

ローマ時代の建築技術の高さと、当時のコンスタンティノープルの栄華を今に伝えるヴァレンス水道橋は、イスタンブール旧市街で必見の観光スポットの一つ。夜になるとライトアップされ、さらに厳かで幻想的な雰囲気を感じられます。

名称 ヴァレンス水道橋(Bozdoğan Kemeri)
住所 Kalenderhane, Avrupa Yakası, 34083 Fatih/İstanbul, トルコ



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ヴァレンス水道橋の歴史

イスタンブール観光 ヴァレンス水道橋
現在のイスタンブールには、古代ギリシャ時代からビュザンティオンという名で街が築かれていました。その後、当地を支配したローマ帝国の皇帝コンスタンティヌス1世が新たに街を建設すると、発展に伴って急速に人口が増加。コンスタンティノポリス(コンスタンティノープル)と呼ばれた新都市内で不足した水を賄うために水道の整備が行われました。

ヴァレンス水道橋は、コンスタンティヌスの命で306年頃に工事が開始されましたが、完成したのはローマ帝国が東西に分裂してビザンツ帝国(東ローマ帝国)が成立した後、375年のヴァレンス帝の治世です。水道インフラの建築技術はローマの重要な業績の一つで、世界各所には同様の水道橋がいくつか残されています。

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コンスタンティノープルの水道インフラは、イスタンブール北の郊外、黒海近くにあるベルグラードの森周辺の湧き水を水源としていました。この水源から、サライブルヌの第三・第四の丘の間に建てたヴァレンス水道橋を通じて、街中の「ニンファエウム(現在のベヤズット広場)」、「ゼウククシッポス浴場(現在のブルーモスク正門前辺り)」、「大宮殿(現在のブルーモスクの敷地)」などに配水していたのです。

また、水路によって引いた水を貯めるための貯水池も、コンスタンティノープル各所に造られました。現在もその姿を残している地下宮殿(バシリカ・シスタン)やテオドシウスの地下貯水池などは、人気の観光名所になっています。

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