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ミダス王とは?黄金の手とロバの耳を持つ実在した王様の伝説と神話


「王様の耳はロバの耳」や、ギリシャ神話の「触れたものを黄金に変える手」の伝説に登場する王様は、フリギア王国のミダス王です。実は、彼は神話や伝説上の人物ではなく、実在した人物であることはご存じでしょうか。

物語は聞いたことがあっても詳細は知らない人が多いであろうミダス王について徹底解説します。

ミダス王とは

ミダス王 王様の耳はロバの耳
ミダス王は、フリギア王国初代国王ゴルディオスと大地母神・女神キュベレーの養子で、紀元前8世紀頃に在位した同国2代目の国王です。フリギア王国は、古代アナトリア(現在のトルコ)に実在した王国で、首都はゴルディオンと言います。

ミダス王は、小アジア北北西部アイオリスの都市国家キメの王アガメムノンの娘ヘロモディケと結婚していることも分かっています。ちなに、この義父のアガメムノンはトロイア戦争でギリシア側の総大将をつとめたアガメムノンと同名ですが同一人物ではありません。

ミダス王は、いくつかの逸話を現在まで残すほど、偉大で謎に満ちたフリギア王国史上最も有名な王でした。

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ミダス王の有名な2つの神話・悲劇|得られる教訓とは?

フリギアの王の一人であったミダス王ですが、実はこの王を題材にして現在まで語り継がれている世界中で有名な2つの物語があります。

触れたものを黄金に変えるミダスの手「ミダス・タッチ」

ミダス王 黄金の手

「ミダス・タッチ」または「ゴールデン・タッチ」という名で有名な“触れた物を黄金に変えるミダスの手”のお話です。ギリシャ神話の中でミダス王は、触れたものすべてを金に変える能力のある人物として広く知れ渡っています。

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「ミダス・タッチ」のあらすじ

ミダス王は、黄金を好み、王が富を独り占めするべきだと思っていた人物でした。

あるとき、ワインの神ディオニュソスと半人半馬のシーレーノスがフリギアを旅している途中、酔っぱらったシーレーノスが迷子になってミダス王のバラの庭に迷い込み眠りに落ちてしまいました。

シーレーノスを見つけたミダスは、彼を宮殿で十日十晩もてなします。これに感銘を受けたディオニソスは、ミダスの願い事を一つ叶えるというと、ミダス王は「触れた物全てを金に変え、より豊かになる事」を望みました。

触れた物全てを黄金に変える力を手に入れたミダス王ですが、触れた食べ物も飲み物も金になり飲食はできず、有名な彼のバラの庭も全て黄金に変わってしまうと、彼は嘆き悲しみこの力が不吉で破壊の元であると気付き富を嫌悪します。そして、この力を無くして元に戻るようにディオニュソスに頼むのです。

ミダスのこの状況を憐れんで不憫に思ったディオニュソスは、ミダスにパクタロス川に行って水浴びをするように言います。パクタロス川で水を浴びたミダスは元に戻り救われました。

なお、このパクタロス川は現在トルコのエーゲ海地方に流れるサルト川のことであり、本日までこの川で砂金が取れるのは、ミダス王の伝説に由来しているからだと言われています。

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「ミダス・タッチ」から得られる教訓

触れたものを黄金に変えるミダス王の手の伝説からは、「人の欲望には際限がないので欲を持ちすぎてはいけない」「富よりも大切な物があり、富を得ても失うものが多く、人生において何が一番大切か見極める必要がある」といった教訓を得られます。

ちなみに、英語で「マイダス・タッチ(The Midas Touch)」という言葉がありますが、これはこのお話が由来となり、“金運の良さ”や“金儲けの能力”、“成功を掴む能力”の意味で使われています。

 
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王様の耳はロバの耳

ミダス王 王様の耳はロバの耳
元はギリシャ神話であり、日本ではイソップ物語のお話の一つとしても知られる「王様の耳はロバの耳」ですが、このお話の主人公の王様がミダス王なのです。お話には色々なバージョンがありますが、その中の一つをここでご紹介いたします。

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「王様の耳はロバの耳」のあらすじ

音楽、芸術、太陽、火、詩の神アポロンと田舎の神パンは楽器演奏の腕を争うため、審判をミダス王に頼みます。パンは心地よい縦笛の音を奏でますが、アポロンは竪琴の名手でより優れた音色を奏でます。

しかし、ミダス王はパンに勝利を告げてしまうのです。それに激怒したアポロンは、「美しい音が分からない耳は人間の耳ではない!おまえにはロバの耳がお似合いだ!」とミダス王の耳をロバの耳に変えてしまったのです。

ミダスはしばらくの間、大きな円錐の帽子で耳を隠していましたが、彼の髪の毛を切った床屋はこのミダス王の耳を見て秘密を知ってしまうのです。

床屋はこの秘密を抱えたことで苦しみ言いたくて溜まらず、誰にも聞かれない様に井戸の中に「王様の耳はロバの耳!」と叫んでしまいます。

床屋はようやくすっきりしたのですが、この声は井戸の中の葦に届き、葦は風に揺られてあっという間に広がり、遂には国中の人がこの声を聞いて王様の秘密を知ってしまいました。

それから民衆たちは王の陰口を叩くようになり始めた為、ミダス王は我慢できず自らの耳を切ってしまいますが、またすぐに長い耳が生えてくるのです。

民衆は王様の事を「ロバの耳のミダス」とからかう様になったので、これでもう隠す必要はないと帽子をとり、「この大きなロバの耳は皆の意見を聞くためにある」と耳を見せました。

ミダス王は、秘密をばらしてしまった床屋を処罰しようとしますがこれを許すのです。この寛大な対応で自身を改めたミダス王を見たアポロンは、彼の耳を元の人間の耳に戻しました。

「王様の耳はロバの耳」から得られる教訓

「王様の耳はロバの耳」のお話からは、以下のような教訓が得られます。
  • 秘密ごとはいつかばれてしまう。
  • 人に対して寛大な心を持つべきであり、また真実をいう勇気が必要。
  • “大きな耳=不要なもの”でもそれを役立てて人々の意見を聞くべきである。

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ミダス王は実在したのか?!

ミダス王 ミダス王は、ギリシャ神話に登場する王様として有名ですが、過去の複数の文献に王としての記録が登場してることから、伝説上ではなく実在した人物である可能性が高いと言われています。

現トルコ共和国の首都アンカラの少し西にゴルディオンという遺跡がありますが、古代世界にてこのゴルディオンを首都として繁栄していたのがフリギア王国です。

ミダス王は紀元前738年~紀元前696年頃にフリギア王国の全盛を築き、アナトリアの広範囲を支配したと言います。そんなミダス王に関して、実在していた証拠とされるものがありますので、いくつかご紹介致します。

ミダス王=ムシュキのミタ?

古代メソポタミアのアッシリア王サルゴン2世の治世、紀元前709年に楔形文字で書かれた年代記に、“ムシュキ(Mushki)のミタ(Mita)”という記録があり、これがミダス王に当たるとされています。

なぜ、アッシリアでフリギアの事がムシュキと書かれていたかですが、後世の学者たちによると、フリギアとナトリア東部にあった国ムシュキが合同軍でアッシリアに遠征していたからだと考えられています。
  • サルゴンが即位する前の紀元前721年に“ミタ”がフリギアの統治者に即位したこと
  • “ミタ”王が率いるフリギアがアッシリアの西の国境を常に攻撃して脅かしていたこと
  • アッシリアがフリギアへ侵攻したことで、“ミタ”はアッシリアに貢物を送り始めたこと
などがサルゴンの年代記に書かれているようです。

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ヘロドトスやアリストテレスもミダス王に言及

ヘロドトスの「歴史」や、ストラボンの「地理誌」、アリストテレスの「政治学」など数々の著書でミダス王に関する言及があります。

例えばアリストテレスは、ミダスは全ての物を金に変える手“ゴールド・タッチ”のための「無駄な願望」の結果、飢餓で死んだという伝説やミダス王が小アジアのギリシャ人都市キメの君主の娘と結婚したことを述べています。

また、ヘロドトスは以下のように述べています。
  • ミダスがゴルディアスの息子としてミダイという名で古いフリギアの石碑に記録されている
  • ミダスはトゥモルス山(現ボズダー)とペッシヌス(現バルルヒサル)に住んでいた大地母神キベレの息子である
  • ミダスがデルフォイに奉納した
  • ヘロドロス自身がデルフォイのアポロンの聖域でミダス王からの贈り物と言われる玉座を見た

ミダス王は黄金の服を身にまとう貪欲な王だった?

触れたものを黄金に変えるミダスの伝説は、当時のフリギアが裕福であり、ミダス王が貪欲であったことに由来すると考えられています。

また、最近の研究でフリギアの首都ゴルディオンの墓から発見された衣服の繊維を分析した結果、衣服が酸化鉄でコーティングされていたことが解っており、これが衣服を金色に似た色合いに見せていたことから「高貴な人が着ていた華やかな衣装から来たお話なのかもしれない」という見解も出ております。

ミダス王の死に言及した石碑がトルコで発見

ミダス王の最期に関しては様々な伝説や憶測や学説がありますが正確な史実は明らかになっていません。しかし近年新たな発見がありました。

2019年、トルコのコンヤ県で「ミダスにハルタプ王が勝利した」という内容が記された石碑が、農民により灌漑用水路で水に浸かった状態で発見されました。驚いたことに、分析の結果これは8世紀後半ごろのもので、史実におけるミダス王の時代と一致することが解ったのです。

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このハルタプ王は、ヒッタイト帝国滅亡後にヒッタイト人の文化的影響を受け継ぐルウィ系民族がアナトリア南東部からシリア北部で興した新ヒッタイト諸王国と呼ばれる小国の一つの国王として知られている人物です。

実は今まで、ストラボンやヘロドロスによるフリギア王国はキンメリア人に滅ぼされ、ミダス王は牛の血を飲み自殺したという記述が信じられてきました。

しかし、新ヒッタイトのハルタプ王がミダス王を倒したというこの石碑が本当だとすると、フリギア王国がキンメリア人によって滅ぼされたとする記述は誤りである可能性があり、通説を覆す大発見となります。

ミダス王の死とフリギア王国の滅亡の謎が解ける日が来るのも、もうすぐかもしれませんね。

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ミダス王の墓!?トルコの首都アンカラ近くにある古墳

ミダス王 フリギア ゴルディオン
実は、ミダス王のものとされている大きな古墳が、かつてのフリギア王国の首都ゴルディオンがあったとされる現在のトルコの首都アンカラ近くで見つかっているのです。

発見当時、墳丘墓は未発掘で中にはなんと木棺に入っていた60~65歳の身長159㎝の男性の遺骨と質の良い副葬品の数々が残っていました。

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このミダス王のものと思われる遺骨と副葬品は、現在アンカラにあるアナトリア文明博物館に収蔵されています。博物館では「ミダス王の頭蓋骨」や木製の腰掛やサイドテーブル、ライオンと羊の頭部のモチーフがあるバケツ型の器など数々の貴重な発掘物が展示されており、全て一見の価値がある品です。アンカラに訪れた際は是非お見逃しなく!

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ミダス王の耳は本当にロバの耳だったのか?

古墳から発掘されたミダス王のものとされている頭蓋骨が分析された結果、外耳道が左右非対称である先天的な耳の奇形を持っていたという事が解ったそうです。この耳の病気により実際、正面または後ろから見ると左右の耳の高さが明らかに違う様に見えていた可能性があったと言います。

このことから、外見に大きく影響した耳を王が隠していた可能性があり、王の耳を見たことがない市民たちが王様の耳について噂をするようになったのが「王様の耳はロバの耳」の由来ではないかとも考えられています。

ただ近年、一緒に発見された木製の副葬品を分析した結果、紀元前740年の物という事がわかりました。これは紀元前709年に王位に就いていたミダス王よりも早い時期の物であるため、このお墓は実はミダスではなくその父親のゴルディアスのものである可能性が高いと考えられています…

 
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ミダス王の娘マリーゴールドは創作?

ミダス王 マリーゴールド

「触れたものを黄金に変えるミダス王の神話」には、「王様の耳はロバの耳」と同様にさまざまなバリエーションがあり、その中の一つに「愛する娘マリーゴールドに触れて黄金の彫像にしてしまうことで自らの過ちに気付く」というものがあります。しかし実は史実や神話ではミダス王の娘は登場しないのです。

マリーゴールドが登場するお話は、19世紀のアメリカの小説家ナサニエル・ホーソンによる創作だと思われ、彼の児童向け短編集「A Wonder-Book for Girls and Boys」に収録されている「The Golden Touch」で書かれたのが始まりです。

この「愛する娘をも金に変えてしまう」バージョンは英語圏を中心に広く普及しており、絵画ではミダス王とマリーゴールドが一緒に描かれることも多くなっています。

黄金好きなミダス王が娘の名前にも金=ゴールドを用いてマリーゴールドと名付けたのだと思いますが、英語の名がギリシャ神話でも史実でも出てくるはずがありませんので、これは後世の全くの創作だと考えられるでしょう。

ミダス王の父・ゴルディアスとは?

ゴルディオン
ミダス王の父ゴルディアスは、フリギアの初代の王ですが、彼がどのように王になったかご存じでしょうか。

紀元前8~9世紀頃のお話です。当時フリギアの市民は立て続く内乱に飽きてしまい新しい統率者を待ち望んでいました。そして預言者により「牛車で街に入った最初の男が王となる」と神託を受けるのです。

すると、その神託の数日後、町に一人の男性が牛車に乗ってやってきました。この男性は貧しい農民のゴルディアスと言い、フリギアの市民は神託に従って彼を迎え入れ、ゴルディアスは王になりました。

解くことができない「ゴルディアスの結び目」の伝説

ゴルディアスは、国王になれたのはゼウス神からの賜物と考え、まず王としての最初の仕事として牛車をゼウス神殿に奉納します。そしてそれを植物の枝で神殿に結びつけ、枝の紐の端が全く見えない結び目を作りました。これが「ゴルディアスの結び目」です。

ゴルディアス王は死に際に自身を王国に導いたこの結び目について、「この結び目を解いた者が世界=アジアを制するだろう」と言い残します。この噂は瞬く間に広がりますが結び目を解ける者が現れないまま数百年の時が過ぎていきました。

結び目の伝説を打ち破ったアレキサンダー大王

皆さんご存じの世界帝国を作り上げたアレキサンダー大王は、東方遠征の初めにアナトリアを征服する途中の紀元前334年、フリギアの首都ゴルディオンを訪れます。

そして、誰も解いたことがないというこの「ゴルディアスの結び目」に向かって刀を振り切って一刀両断に切り落とし、いとも簡単に結び目を解いてしまったのです。

そして言い伝えの通り、この後アレキサンダー大王は東方世界を征服しアジアの支配者となりました。

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ミダス王のインナーチャイルドカードの意味

インナーチャイルドカードは、1993年に占星術師・タロット学者であるイシャ・ラーナーとマーク・ラーナー夫妻によって考案された、童話や神話をモチーフとして、子ども向けにタロットカードをアレンジしたカード占いです。

子供だけでなく、大人でも内部にある童心や本心などの心の声とダイアログするために考案されたタロットカードでもあります。否定的なカードは含まれていないので心に優しく、遊び方も一枚めくるだけで占えるのでとても簡単に楽しめるのが特徴です。

このインナーチャイルドカード78枚の内の11番目のカードは「ミダス王と黄金の手(The Midas Touch)」です。タロットカードでいう“正義”のカードの位置ですが、カードの意味は“真実、価値観、公平性、正義、バランス”で、ミダス王の神話をもとに価値観の重要性を表しています。

このカードを引いたら、物欲や金銭欲に囚われていないか、周りに本当に大切な物や人がいないかを心に聞いてみて下さい。

ミダス王が登場する作品

童話や神話で広く知られているミダス王ですが、ミダス王の伝説をモチーフとした創作も数多く存在します。ここでミダス王が登場する作品をご紹介いたします。

『黄金の王様』(ディズニー映画)

1935年にウォルトディズニー自身が監督したディズニーのシリ―・シンフォニーという短編映画集の中の一つに「The Golden Touch(邦題:黄金の王様)」という作品があります。設定の時代は中世ですが、ミダス王のギリシャ神話を元ネタにした内容になっています。

この作品に登場する王ミダスは、ずっと望んでいた“何でも黄金に変える力”を妖精ゴルディから授かり、最初は色々な物を金に変えて喜んでいたものの、かみついたローストチキンなど食べ物も飲み物も金に変わり空腹に恐れをなしてしまうのです。

そして彼が所有する全ての物と引き換えにこの力を取り除くこととハンバーガーを望みます。最終的には、特殊な力を取り除くことと引き換えに全てを失って嘆いた王ですが、ハンバーガーに玉ねぎが付いていたことに感激して喜んで食べたというお話です。

『フォートナイト』(ゲーム)

世界中で大人気のオンラインゲーム『フォートナイト(Fortnite)』。

このゲームでは、全ての武器を黄金に変える「マイダスタッチ」というリアクティブを持った「マイダス」という名のキャラクターがいます。ミダス王をモチーフにしたことは明らかですね!

なお、マイダスと似たゴールデンタッチの特性を持つ女版マイダス「マリーゴールド」という女性スキンがあるのですが、こちらも元ネタはミダス王の娘マリーゴールドと思われます。

『体がだんだん金になる女と盗賊男』(漫画)

その名も「ミダス病」という、体が徐々に金に蝕まれ約1週間で金塊となる病気にかかってしまった女性と借金地獄で首が回らなくなった貧乏男の男女二人が出会い、貧乏男が病気の彼女を守りながら数日を過ごすというストーリー。

ミダス王のお話同様に、本当に大切なのは何かが解る短編漫画です。WEB漫画配信サイト「くらげバンチ」で無料で読めます。

『MIDAS TOUCH』(山下達郎の楽曲)

2004年頃にフジテレビ系「金曜エンタテイメント」のオープニングテーマだったのが山下達郎さんの「マイダス・タッチ」という曲です。
ミダス王とは違い金ではなく、指が触れるとその人を虜にしてしまう女性を歌った曲です。

 
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