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トルコ旅行・ツアーブログ|トルコツアー旅行記

ノアの方舟|伝説に登場するアララト山はトルコに実在する!


「ノアの方舟(ノアの箱舟)」という言葉を聞いた事がある人は多いと思いますが、ノアの方舟についてよく知っているという人は少ないのではないでしょうか?ノアの方舟とは旧約聖書に登場する物語のひとつなのですが、実はこのノアの方舟の物語にトルコの最高峰「アララト山」が大きく関係しているんです。

どう関係しているのか気になりませんか?そこで、ここではノアの方舟からアララト山にまつわる話などを徹底解説します。

ノアの方舟とは?旧約聖書に登場する物語の一つ

アララト山
そもそも「ノアの方舟とは?」と思われている方のために、まずノアの方舟の物語について簡単に解説します。物語は旧約聖書の【創世記(6章-9章)】に記述されています。

ノアの方舟のあらすじ

内容を簡単にまとめると以下の通りとなります。

~~神は人を自由な意思を持たせ造りましたが、人々はその自由を悪い事だけに利用した為、地上に暴虐が溢れました。
地上に悪が増大した事で、神は人を造った事を悔やみます。神は悪の根源である「人」を滅ぼす為に大洪水を起こす事にしました。

そんな人々の中に、神と共に歩む正しい人「ノア」がいました。神はノアには心を留め、洪水から逃れるための方舟の建造を命じます。ノアは神の命に従い方舟を造ります。方舟を完成させると、自分の家族と全ての動物種1対のつがいを方舟に乗せます。

洪水は40日40夜続き、地上に生きていたものは全て滅びました。それからも水は150日もの間、勢いを失いませんでした。その後、ノア達を乗せた方舟は“アララト山”に辿り着きました。

ノアは地上の様子を確かめようと鳩を放ちますが止まるところがなかったのか鳩はすぐに戻ってきます。さらに7日後、もう一度鳩を放つと今度はオリーブの葉を咥えて戻ってきました。ここで、ノアは洪水が終わった事を知ります。水が乾いた頃、神より方舟から出ても良いとの指示を受け、ノアと家族、動物たちは共に方舟から出ます。

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方舟を出た後、ノアはその場に祭壇を築き、献げ物を神に捧げました。神はこれに対してノアと家族たちを祝福し、今後ノアの子孫たち、地上の全ての生物を絶滅させてしまうような大洪水は決して起こさない事を約束しました。神は約束の証として空に虹をかけました。~~

かなり簡単ではありますが、まとめるとこのような内容の物語となっています。ノアという人物がいたおかげで、人と動物は全滅を免れたのです。

ノアの方舟に乗った動物の数・種類はどれくらい?

ノアの方舟に乗せられたのは「全ての動物1つがいずつ」というのがよく知られていますが、実はこれは聖書でいう「清くない動物」の話。「清い動物」と「空を飛ぶ鳥」については、7つがいずつ乗せられたとされています。

そして現在確認されている動物の種類は150万種(昆虫なども含む)。全て1つがいずつだとすれば300万匹にもなります。しかし、ノアの方舟の時代では動物の定義も違ったでしょうし、今よりもっと種類も少なかっただろうと考えられています。

ノアの方舟のサイズ・大きさは?

聖書によると方舟の大きさは、長さ300キュビト×幅50キュビト×高さ30キュビトです。この古代の単位キュビトをメートル換算すると、長さ135m×幅23m×高さ13.5mほどだったとされています。

さらに方舟は3階建ての構造になっていたため、羊なら12~13万頭は収容できるサイズであったと試算されています。ちなみに方舟に使われた素材は、ゴフェルの木であったと記されています。

なお、ノアの方舟を再現した実物大のレプリカは世界に2つ存在しており、アメリカとオランダで公開されています。それぞれ形や実寸は異なっていますが、聖書の記述をもとに内部まで忠実に再現されています。

ノアの方舟から得られる教訓・宗教的意味

ノアの方舟からは多くの教訓が得られます。人によってとらえ方は異なると思いますが、よくいわれるのは以下のようなものです。
  • 信じるものは救われる
  • 自分の日々の行いを顧みよう
  • どんなに激しい嵐でもいつかは終わり、空は晴れて虹がかかる

ノアの方舟のその後

方舟を作ったノアの家族は唯一生き延びた人類ですから、今生きている人はみんなノアの子孫ということになります。ちなみに旧約聖書の創世記には、ワインで泥酔して裸で眠った姿を見られて息子を呪ったなど、大洪水後のノアのエピソードもあり、950歳で亡くなったとされています。

さて、この物語の中で方舟が大洪水の後に辿り着いた「アララト山」は実在します。ここからは、トルコの最高峰「アララト山」と、そこに到着した方舟がどうなったのかご紹介します。

ノアの方舟が辿り着いたアララト(アール)山とは?

アララト
トルコの東端には標高5,137mのアララト山があります。トルコ語ではアール山(Ağrı Dağı アール・ダーゥ)と呼ぶこの山はトルコ最高峰。裾野が広がり日本最高峰の富士山に似ていますが、富士山の標高は3,776mなので、アララト山がいかに高い山かというのが想像出来ますよね(ちなみに世界最高峰はエベレストの8,850m)。

頂上から見て南東部には「小アララト山(Küçük Ağrı)」があり、こちらも標高3,896mと富士山よりも高い山です。

アララト山では方舟の遺跡が見つかっている?!

アララト山の山頂付近では近年、古い時代の木の化石など「方舟の遺骸」と思わせる物が次々と発見されています。2007年から2008年にかけてアララト山の標高4,000mの山頂付近で、巨大な木造の部屋7室が見つかり、2009年には撮影スタッフを連れて映像に収めたという話しもあります。

 
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アララト山は一般の人でも登山することが可能

アララト山は1990年に一般登山者の入山も可能になりました。ただし、登山には許可証取得とツアーへの参加が義務付けられています。登頂可能な時期は6月中旬~9月下旬。山頂の往復には3泊4日ほどの日数がかかります。山頂を目指さない場合でも、アララト山の山域に入るには許可証が必要となります。

アララト山の麓の町|ドウバヤズット

アララト山の麓には「ドウバヤズット(Doğubayazıt)」という人口1万人余りの町があります。アララト山を直接眺めるのであれば、このドウバヤズットが拠点の町になります。

ドウバヤズットから北へ約50kmでアルメニア共和国、東へ約35kmでイランと、国境の町でもあります。

ノアの方舟はドウバヤズットの近くに埋まっている?

イメージ写真
ドウバヤズットの町から26km地点、アララト山の麓にノアの方舟が埋まっていると言われています。その地は、方舟のような形に隆起した地形になっています。すぐ近くには小さな博物館もあります。ちなみにノアの方舟は、トルコでは「ヌフン・ゲミスィ(Nuh'un Gemisi)」と呼ばれます。

ここがアメリカ人研究者によって発見されたのが1985年。その後の調査で科学的根拠は認められませんでしたが、近年も調査がなされ、考古学的、地理学的、宗教学的にも世界中から注目されるロマン漂う地です。近くに来た際はみやげ話に訪れてみてはいかがですか?

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ドウバヤズットまでのアクセス

日本からは直行便がありませんので、一度イスタンブールに向かうことになります。
イスタンブールから東へ約1500㎞、国内線又は長距離バスで行く事ができますが、トルコを横断する長距離ですので、国内線での移動をお勧めします。

国内線御利用の場合

ドゥバヤズットの最寄り空港はアール(Ağrı)空港となります。イスタンブール空港~アール空港の所要飛行時間は2時間5分です。
※ターキッシュエアラインズやペガサス航空が一日に1~2便運航。
※アール空港~ドゥバヤズット市内間は空港シャトルバスが運行。所要時間約1時間半。

長距離バス利用の場合

イスタンブール~ドゥバヤズットまで約21時間。
※Ağrı Dağı等バス会社数社から一日に1~2本運行

ドウバヤズットの名物料理

ドウバヤズットには「アブディギョル・キョフテ(Abdıgör Köfte)」という名物料理もあります。キョフテとはハンバーグのようなひき肉料理で、だいたいは焼くか揚げるかなのですが、アブディギョル・キョフテは茹でたものになります。牛肉か羊肉を2時間ほど叩き、数種類のスパイスを混ぜてから茹でます。

通常のキョフテと比べてふんわりとした柔らかい食感が人気です。とても手間がかかる料理とあってかこのキョフテを出すお店は多くはありません。

アブディギョル・キョフテの名前の由来は、イサク・パシャの父の名「チョラック・アブディ・パシャ」と言われています。病気になってお肉を受け付けなくなった父がこれなら食べられたという逸話も残っているようです。

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アララト山に行くならイサク・パシャ宮殿も観光しよう!

イスハクパシャ宮殿
ドウバヤズットの町から遠目で眺めるアララト山も壮大ですが、「イサク・パシャ宮殿(İshak Paşa Sarayı)」という見どころもありますので、ドウバヤズットに訪れるのでしたら、イサク・パシャ宮殿は欠かせません。

この宮殿は、オスマン帝国時代17世紀後半、当時この地を治めていたクルド人知事「イサク・パシャ」によって1685年に建設が開始され、99年という月日をかけて完成した18世紀オスマン帝国チューリップ時代最後の大作で、オスマン建築・ペルシャ建築・セルジューク建築の特徴が調合された“完全な宮殿”です。完成された1784年はイサク・パシャの孫「メフメット・パシャ」の時代でした。

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3階建ての宮殿内には366部屋あり、全面積7,600㎡の敷地には、モスクやハレム、浴場、イサク・パシャの墓、会議室、裁判所、牢獄などが含まれ、複合施設となっています。

尚、この宮殿の一番の特徴は暖房方法で、建物内の炉で加熱されたお湯を宮殿中に張り巡らされた土管に循環させることで、一種の加熱システムを作り宮殿内部空間を加熱していたという、当時としては先端技術を駆使していました。世界初の宮殿内セントラルヒーターと言われています。

保存状態がとても良く、宮殿からアララト山を見渡す事もでき望む景色は雄大でとても素晴らしく、また山腹に佇む宮殿のシルエットは何とも言えない神秘さを醸し出しています。オスマン建築としてアナトリアで唯一現存する大宮殿でもありますので、絶対に見逃せない観光スポットです。この地に来た際は是非訪れてみて下さい!

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イサク・パシャ宮殿 観光情報

名称 イサク・パシャ宮殿 (Ishak Pasa Sarayi)
住所 Yukarı tavla/Doğubayazıt/Ağrı
開館時間 夏季(4/1~10/31) 08:00~19:00
冬季(11/1~3/31) 08:30~17:00
※最終入場時間は閉館時間の30分前
定休日 月曜日
入場料 10 TL
服装 歩きやすい運動靴をお勧めいたします。
公式サイト https://www.ktb.gov.tr/ishak-pasha-palace

イサク・パシャ宮殿へのアクセス方法

ドゥバヤズットの市内より南東へ約7km、車で約15分の距離にあります。

ドゥバヤズット市内より出ているイサク・パシャ宮殿方面行のバスやドルムシュ(乗り合いワゴン車)、又はタクシーをチャーター(往復+観光中待機で最低約2時間)して行く事ができます。

または、市内のツアー会社主催のツアーに参加することもお勧めいたします。

ノアの箱船プディング|トルコスイーツ・アシュレとは?

アシュレ
アシュレとはトルコの伝統的なスイーツのひとつで、別名「ノアの箱船プディング」とも呼ばれています。アララト山に漂着したノア一家が、その時に少ない食料をかき集め初めに作った料理がこのアシュレだったと言われています。

アシュレは、ナッツやドライフルーツなどを甘く煮た日本で言うお汁粉のようなもので、トルコで最も古くからあると言われている伝統的なスイーツです。

トルコの犠牲祭「クルバンバイラム」の翌月10日(イスラム歴1月10日)は「アシュレの日(Aşure Günü)」とも呼ばれ、この日を祝うために各家庭では大きな鍋に大量のアシュレを作り、家族やご近所、友人などに振舞うことが今でも習慣となっています。

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もちろんアシュレの日以外でも食べる事ができ、トルコデザートの中ではとてもヘルシーで、温・冷どちらでも美味しく頂けます。トルコを訪れた際は是非この伝統的なスイーツも試してみて下さい。

トルコのスイーツ(Tatlılar):ドンドゥルマ、バクラヴァ、カダイフ・タトゥルスなど

ノアの方舟に登場する平和の象徴「オリーブ」と「鳩」

オリーブ
オリーブは平和の象徴と言われています。その理由にノアの方舟の物語が関係します。先にも記しましたが、旧約聖書の物語の中には鳩と一緒にオリーブの葉が登場します。ノアは地上の様子を確かめるために、最初に共に方舟に乗ったカラスを放ちます。次に鳩を放ちますが、止まるところがなかったのか鳩はすぐに戻ってきます。

それから7日後にもう一度鳩を放つと、今度はオリーブの葉を口にくわえて戻ってきました。ここで、ノアは神の罰である洪水が終わったことを知ります。それからさらに7日後、再び鳩を放つと鳩は戻ってきませんでした。これにノアは、地上が復活したことを知ります。つまり、世界に平和が訪れたのです。

以上の事から、キリスト教徒の多い国々では「鳩とオリーブ」は平和のシンボルとされています。

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トルコはオリーブとオリーブオイルの名産地

そんな、平和の象徴ともされるオリーブ。トルコは世界でも有数のオリーブ作りが盛んな国なんです。トルコはエーゲ海と地中海を有しているので気候もオリーブに適しています。

オリーブの名産地は先に紹介しているアララト山のある東部とは真逆の西部、エーゲ海沿いのアイワルク地方になりますが、トルコを訪れた際は是非トルコのオリーブも味わってみてください。

オリーブやオリーブオイルも良いですが、オリーブを使って作られた石鹸などもとても人気です。お土産にもおすすめですよ。

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