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トルコツアーガイド

アンティオキア 古代東地中海随一の主要都市


アンティオキアは、トルコの南東部にあるハタイ県の中心地アンタキヤの古代名です。
東地中海沿岸、北西シリアの古代オロンテス河中流にあるこのアンティオキアは、古代セレウコス朝シリアの首都としてとして、また”クリスチャン”の名が生まれたキリスト教の聖地として、常に主要都市として歴史を歩んできました。
ローマ帝国時代のアンティオキアは、かの有名なクレオパトラとアントニウスが結婚式を挙げるなど歴史的に重要な意義を持つ有名な町です。

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セレウコス朝の首都としてのアンティオキアの創建

アレキサンダー大王
紀元前307年、アレキサンダー大王の部将の一人であるアンティゴノスによってつくられた町は、その名もアンティゴネイアと呼ばれ、彼の死後、息子で後継者のセレウコス1世によって再建されてアンティオキアと改名されました。

紀元前2世紀になると、文化や経済の中心都市としてヘレニズム世界で繁栄しました。セレウコス朝は徐々に弱体し紀元前63年に滅亡すると、この都市はローマのシリア属州となり、ローマ時代には東地中海随一、またローマ、アレキサンドリアに続き3番目に大きな都市となりましでした。
なお、相次ぐ地震で何度も崩壊したこの都市は、その都度再建されました。

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初期キリスト教伝道の拠点 聖地アンティオキア

パウロ
アンティオキアは、キリスト教の布教の為にも重要な役割を担いました。
聖パウロが最初のキリスト教を中心とした生活共同体を形成したのも、異邦人への伝道の拠点としたのも、キリスト信者に”クリスチャン”と言う呼称を使用し始めたのも、キリスト教の公会議を開催したのもここアンティオキアでした。
ここアンティオキアはキリスト教五大総主教の一つでもあります。

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ペルシャ支配下後から現在のトルコ共和国まで

523年の地震の大被害の後、540年にアンティオキアの支配はササーン朝ペルシアの手に落ちましたが、969年にこれを奪回した東ローマ(ビザンツ)皇帝ユスティニアヌス1世は再建して”テオポリス(神々の町)”と地名を変更しています。

636年のヤルムークの戦いの後、町はアラブ人に支配され、その後、1081年にはセルジュークに統治が移行します。更に、1098年には十字軍がこの他の統治権を握り、ここキリスト教聖地に”アンティオキア侯国”を建設、1268年にマムルーク朝に破壊されたことによりアンティオキアは滅亡し、廃墟となってしまいました。

1517年にオスマン帝国の韻土となり、この状態は第1次世界大戦まで続きますが、1918年にはフランスの委任統治領となりました。アンタクヤがハタイ県としてトルコ共和国の領土になったのは1939年の事です。

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歴史都市アンタキヤ及び周辺のおすすめ観光スポット

ハタイ考古学博物館

考古学博物館
1948年に開館した博物館は1973年に改良され、2014年には近代施設を伴った博物館として再オープンしました。
世界最大規模で最も見事なモザイクのコレクションを所蔵する事で有名です。ローマ時代の床モザイク、アンタクヤやイスケンデルンやダフネ地区等の住居を飾っていたモザイク等が展示されており、特に注目したいのは、モザイクの色彩が全て自然な石の色で、ほとんどの作品が2~5世紀に属する古いものであることです。ゼウス他、ギリシア神話をテーマにした作品が多く、狩りの様子を表現したものも見られます特に重要な絵柄として、“ナルシスとエコー”、”四季”(2世紀)、“ヴィーナスの誕生”等のモザイクが挙げられます。
この他にアンタクヤと周辺から発見された彫刻、石棺、硬貨等、ヒッタイト時代の品々など、見どころ満載な博物館です。
  • 住所: Maşuklu Mahallesi Atatürk Caddesi Antakya
  • 開館時間: 夏季(4/1~10/31)  08:00~19:00
    冬季(11/1~3/31)  08:00~17:00
    ※最終入場時間は閉館時間の30分前
    ※砂糖祭り及び犠牲祭の初日は13:00より開館
  • 定休日: 無し
  • 入場料: 40 TL

聖ペテロの岩窟教会

アンティオキア
市の南端にあるこの洞窟教会は、聖パウロが布教の旅の途中で29~40年頃にアンティオキアへ訪れた際に賛同者達と逢った場所で、世界最古の洞窟教会でもあります。
聖地であったこの洞窟は12~13世紀になると、十字軍によって教会が建立されました。洞窟の内部には今でもモザイクが残り、祭壇の右手を流れる水には病を直す効能があると言われています。左側のトンネルはキリスト教徒が避難の為に使用した通路です。

1963年にローマ教皇パウロ6世によりこの洞窟教会は巡礼地とされ、毎年6月29日には聖ペテロの殉教を記念するミサが、カトリック教会によって開催されています。
  • 住所: Küçükdalyan Mh. Senpiyer Cd. 31000 Antakya
  • 開館時間: 夏季(4/1~10/31)  08:30~19:00
    冬季(11/1~3/31)  08:30~17:00
    ※最終入場時間は閉館時間の30分前
    ※砂糖祭り及び犠牲祭の初日は13:00より開館
  • 定休日: 無し
  • 入場料: 40 TL

アンタキヤ城塞

アンタキヤ城塞
市の3 km南東にあるこの城砦は、元々は紀元前3世紀にアレキサンドロス大王の武将セレウコス1世によって造られ、地震や戦いによる破壊を何度も繰り返しながら、セレウコス朝、ローマ、ビザンツ、オスマン帝国と長きに渡り使われてきました。
この丘からの眺めは非常に素晴らしいものです。
現在残っている城塞はビザンチン帝国期にニケフォロス・フォカスによって建築されたものです。
  • 住所: Küçükdalyan, 31120 Antakya/Hatay

ハルビエ(ダフネ)

アンタクヤの南8kmにあり、妖精ダフネがアポロの懸想から自らを守る為に月桂樹に姿を変えたとの言い伝えから古代ではダフネ(月桂樹)の名で呼ばれていました。土地の歴史的重要性にもかかわらず、主だった遺跡等は現在残っていません。

聖シメオン修道院

聖シメオン修道院
アンタキヤとサマンダーの間の道とオロンテス河(現アスィ川)の間の標高278mの丘の上に、6世紀に132x160の長方形で岩で彫られた部分と切石で作られた修道院です。
5世紀の登塔者シメオンが541~592年の40年間塔の上で過ごした場所と言われる聖なる場所でもあります。
  • 住所: Yeşilyazı, 31800 Samandağ/Hatay
  • 開館時間: 夏季(4/1~10/31)  08:30~19:00
    冬季(11/1~3/31)  08:30~17:00
    ※最終入場時間は閉館時間の30分前
    ※砂糖祭り及び犠牲祭の初日は13:00より開館
  • 定休日: 無し
  • 入場料: 無料

チェヴリック遺跡

アンタキヤの西、地中海沿いのサマンダーと言う町の北方にある1世紀に自然の岩肌に作られたティトゥス・トンネルとベシックリ洞窟と言う遺跡です。

ティトゥス・トンネル

ティトゥス・トンネル
1世紀初頭、生命を脅かす山から流れてくる洪水から町を保護するため、ローマ皇帝ウェスパシアヌスが、街を一周して流れの方向を変えるトンネルの建設を命じました。 建設は西暦69年に始まり、息子で後継者の皇帝ティトゥスによって西暦81年に完成しました。
トンネル全てが山の中に掘られており、長さ1,380m、高さ7m、幅6mで、工事にはローマ軍と奴隷たちが従事したと言います。

ベシックリ洞窟

ベシックリ洞窟
トンネルの海側の入口の右100mのところに在るのが、このべシックリ洞窟と言われる岩窟墓です。岩肌を掘って作られた最大かつ有名な岩窟墓であり、ティトゥス・トンネルとおなじ頃の1世紀に作られたと言われています。

岩窟墓内には壁で隔てられた12のセクションがあり、それぞれ石の柱とアーチで繋がっており、石の階段にて下に下りることができます。ベシック=ゆりかごを連想させるお墓が全部で250に近い数発掘されているにも拘わらず、その内その上に置かれた石棺は100台にも及んでいません。
  • 住所: Kapısuyu Köyü, Çevik, Samandağ/Hatay
    サマンダー中心地から北へ7㎞
  • 開館時間: 夏季(4/1~10/31)  10:00~19:00
    冬季(11/1~3/31)  08:30~17:00
    ※最終入場時間は閉館時間の30分前
    ※砂糖祭り及び犠牲祭の初日は13:00より開館
  • 定休日: 無し
  • 入場料: 15 TL

イスケンデルン(Iskenderun)

イスケンデルン
紀元前333年にアレキサンドロス大王率いるマケドニア軍がダレイオス王率いるペルシャ軍にイッソスの戦いで勝利した記念に地中海沿いに作られた町で、当時はアレクサンドレイアと名付けられました。
その後、ギリシャ語でアレキサンドレッテと言われるようになり、現在はイスケンデルンと言います。古代より重要な港町であり、東アナトリアの主要道である貿易ルートの最終地点に位置していました。トルコ海軍の拠点でもある町ですが、特に重要な歴史的記念物は残っていません。

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