アンカラ城はトルコの歴史を肌で感じられる人気観光スポット | トルコ旅行・トルコツアー おすすめプラン満載の【ターキッシュエア＆トラベル】

アンカラ城は、トルコの首都アンカラのアルトゥンダ―地区にある、シンボリックな歴史的建造物です。高さ14m以上の壁に42の塔を有する内城と、それを取り囲む城壁で構成されています。地上110mの見晴らしの良い丘の上に建っており、歴史深い旧市街と近代的な高層ビルが同居するアンカラの街並みを一望できます。

ローマ～ビザンチン～オスマン帝国と、古来トルコを支配した国々の歴史の変遷を感じられる人気の観光スポットであり、地元民にとっては憩いの場ともなっています。

アンカラ城の場所・アクセス

アンカラ城は、アナトリア文明博物館の裏にある坂道を登った先、ヒサルと呼ばれる丘に建っています。メトロ（地下鉄）のウルス駅からは、徒歩15分ほどです。

アンカラ城の歴史と観光の見どころ

アンカラ城のある場所に最初に要塞を築いたのは、ヨーロッパから来たガラティア人だったといわれています。その後、長い歴史の中で支配者は変遷しますが、アンカラ城は修復と増築を繰り返して今なおその姿を残しているのです。

ガラティア人は、アンキュラ（アンカラの古代名）を首都としてアナトリア中央部を支配していましたが、やがてローマ帝国に従属します。アンカラ城内部のアゴラは、このローマ属州時代に作られたものと見られています。

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内側と外側の城壁は、7～9世紀にローマの後継となったビザンツ帝国（東ローマ帝国）によって建造されました。その後、周辺地域はセルジューク朝に支配され、北西部にはそのときに行われた修復を示す碑文が残っています。

4階建ての内城には2つの立派な門があり、ここにはイルハン朝の碑文があります。城壁に囲まれた敷地内には、トルコ共和国の前身となったオスマン帝国時代の古い街並みがそのまま残されているのも見どころです。

古き良き木造住宅の一部はレストランやショップに改装されており、村の雰囲気を眺めながら歩くだけで楽しめます。