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イソップ寓話とは?作者や歴史、代表的なお話のあらすじと教訓を解説


「うさぎとかめ」や「北風と太陽」などでお馴染みの世界中で愛され続けているイソップ寓話。誰でも一度は聞いたことのあるお話も多いと思いますが、一体誰が作ったのか、どのように広まったのか、その詳細について知っている方は少ないのではないでしょうか?

ここでは、イソップ寓話の歴史や内容、代表的な物語のあらすじや教訓、他の童話との違いなどを徹底解説します。

イソップ寓話とは?

イソップ寓話 アイソーポス
イソップ寓話は、アイソーポスという人物が語ったとされる物語を集めた寓話集です。イソップはアイソーポスの英語読みで、擬人化した動物たちが登場して当時の日常生活や人々の精神性を描いた教訓・風刺めいた内容が多いのが特徴。子供に教訓を学んでもらうだけでなく、大人も改めて読んでみるとドキッとさせられる場面も多いです。

アメリカの古典学者ベン・エドウィン・ペリーがイソップ寓話を言語別(ギリシャ語→ラテン語)、年代別、出典別、アルファベット順に並べて索引番号を振った「ペリー・インデックス」が広く利用されています。

これによると、イソップ寓話は全部で725ありますが、その全てを作者のアイソーポス自身が生み出したわけではないとされています。

イソップ寓話を作ったアイソーポスはどんな人?

イソップ寓話の生みの親アイソーポスはどのような人物だったのでしょうか?当時の記録が見つかっていないため諸説ありますが、紀元前6世紀のアナトリア(現在のトルコ)出身だといわれています。アイソーポスは奴隷でしたが、語りに秀でていたため奴隷の身分から解放され、その後に寓話を語り回ったとされています。このアイソーポスの寓話を集めたものがイソップ物語です。

アイソーポスは語り手だったため、自身は著作を残しておらず、最初に彼のイソップ寓話を編纂したのはアリストテレスの学生であったデメトリオスといわれています。10冊の本にまとめたそうですが現在は残っていません。

現存している最古のイソップ寓話は バブリオスによるものと、その後最初にラテン語に翻訳したパエドルスによるものです。この2人の記録をもとにした最も原典に近いイソップ寓話は日本語にも翻訳されて出版されています。

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イソップ寓話の内容と特徴

イソップ寓話 カエル キツネ
現在は、こども向け童話の代名詞ともいえるイソップ寓話ですが、もともとは奴隷のアイソーポスが生きるための知恵や権力者を戒めるためにつくったものです。そのため、宗教的、社会的、政治的テーマを扱っていました。

倫理的基準としての意義もあり、ルネッサンス以降は特に子供たちの教育に使用されました。さらに彫刻、絵画、演劇、歌など芸術の分野で取り上げられる過程で、物語の意味が再解釈され、教訓や風刺といった側面が強調されています。

ギリシャ神話と関連する話も多く、神々も登場します。また、メソポタミアのシュメールやアッカドにイソップ寓話と同じような話があるなど、アイソーポスが生きたとされる紀元前6世紀以前の民間伝承も含まれています。

古代インドの仏教説話集『ジャータカ』やヒンドゥー教の説話集『パンチャタントラ』とも共通点が見られますが、どのようにして伝わったのかは不明です。ちなみに釈迦とアイソーポスの生きた時代はほぼ同じです。

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イソップ寓話の有名な物語のあらすじと教訓

イソップ寓話は簡潔で短いストーリーが多く、身近な動物たちや村人、農夫たちが織りなすありふれた日常を切り取った寓話が中心です。心温まるものもあれば考えさせられるものも、時には残酷な結末が待っているものもあります。ここでは、有名なイソップ寓話の簡単なあらすじと教訓についてご紹介致します。

ウサギとカメ

イソップ寓話 うさぎとかめ
ウサギとカメが山のふもとまで走って競争することになりました。ウサギはどんどん先に進み、カメはのろのろとふもとへ向かいます。これは勝負にならないと、ウサギは途中で居眠りをはじめます。カメは遅いながらも休まず着実に歩みを進めます。ウサギが目覚めた時にはカメはすでにふもとに辿り着いていました。

この物語には、
  • 頑張れば努力は報われる
  • いつか大きな成果を得る可能性もある
  • 油断大敵
という教訓が込められています。

北風と太陽

北風と太陽が、近くを通りかかった旅人の上着を脱がせることができるか勝負をしました。北風は強い風を吹き付けて旅人の上着を吹き飛ばそうとします。しかし、強い風が吹けば吹くほど、旅人は上着が脱げないようしっかり押さえ、北風は旅人の上着を脱がせることができませんでした。

次に太陽が旅人に暖かい光を照らしつけます。すると旅人は「暑い」と言って上着を脱いだのです。そして、勝負は太陽の勝ちとなりました。
  • 急いて力づくに物事を動かそうとしても、相手が頑なになってうまくいかない
  • 逆に相手を思いやる行動をとり、時間をかけて丁寧に着実に進めるほうが、結果的には大きな成果をあげることができる
ということが教訓となっています。

アリとキリギリス

The Ant and the Grasshopper - Richard Heighway
ある夏の日、キリギリスは木の下でバイオリンを弾いて寛いでいました。一方、アリたちは一生懸命食料を運んで働いています。沢山食べ物はあるのに、あくせく働くなんて馬鹿らしいとアリをキリギリスはあざ笑います。やがて寒い冬がやってきました。キリギリスは遊んでいた為に冬の備えをしていませんが、アリは夏のうちにしっかり働いていたので、備蓄は万全です。キリギリスは食べ物を分けてもらいにアリの家へ行きました。

この物語の結末には、大きく分けて2つのパターンがあります。
  • アリがキリギリスに食べ物を分けて“めでたしめでたし”という結末
  • キリギリスを軽蔑したアリが食べ物を分けずに冷たく突き放す結末
前者では、キリギリスは改心して働くようになりますが、後者の結末では飢えて死んでしまいます。

いずれにしても、“計画的に生活することの大切さが教訓となる物語です。キリギリスにチャンスを与えるか否か、選ばれる結末は人それぞれということも教訓としているのかもしれません。

オオカミ少年(嘘をつく子ども)

羊飼いの少年が、退屈しのぎに「狼が来た!」と嘘をついて騒ぎを起こします。騙された大人たちは武器を持って助けにきますが、無駄足に終わります。少年が繰り返し同じ嘘をついたので、本当に狼が現れた時には大人たちは信用せず、誰も助けに来ず、村の羊は全て狼に食べられてしまった、というお話です。
  • 人は嘘をつき続けると、本当のことを言った時に信じてもらえなくなる
  • 日頃から正直に生活することで大切な時に他人から信頼と助けを得ることができる
という教訓を示しています。

 
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キツネとブドウ(酸っぱい葡萄)

高い所にあるブドウを食べたくてキツネは何度か跳びあがります。しかし、何度やっても届かなかったので、最後には「あのブドウはまだ青くて酸っぱいから、いいのさ」とあきらめて去ります。

この物語には
  • くよくよしていても心理的負担が多い
  • 過ぎたことダメだったことをいつまでもくよくよするよりは新しいことに目を向けた方が良い
という教訓が込められています。また、自分の行動と好みが一貫していないときに発生する不快な感情を緩和するために、自分の好みそのものを変化させる心理現象「認知的不協和」の典型例としても有名です。

田舎のネズミと町のネズミ

田舎に住んでいる一匹のネズミが、ご馳走を振る舞おうと仲の良い町のネズミを招待しました。二匹は畑へ行き、麦やトウモロコシ、大根を引っこ抜いて食べていましたが、町のネズミがこう言いました。「君はこんな退屈な生活でよく暮らせるな。僕のところへ来ない?そうすれば珍しいものが腹一杯食べられるよ」

田舎のネズミは二つ返事で承知すると連れだって町へと向かいました。ある建物に着くと町のネズミは、パンやチーズ、肉といった見たことのないご馳走を田舎のネズミに見せました。夢のようなご馳走を前に田舎のネズミはお礼を言い、食べようとしました。その時、何者かが扉を開けてきました。二匹は潜りこめる狭い穴をみつけると一目散に逃げ込みました。

その後、彼らが食事を再開しようとすると、また別の誰かが入って来ました。すると田舎のネズミは、急いで帰り支度を整えてこう言ったのです。「こんなに素晴らしい御馳走を用意してもらってすまないけど、こんなに危険が多いのは御免だね。僕には土くれだった畑で食べている方が性に合っている。あそこならば、安全で怖いこともなく暮らせるからね」

このお話には、「幸せは人それぞれ」という教訓が含まれています。

犬と肉(よくばりな犬)

あるところにとても欲張りな犬がいました。犬が歩いていると大きな肉が落ちているのを見つけました。欲張りな犬はその肉を独り占めしようと肉をくわえて橋の上を渡ろうとしました。すると、橋の下の水面に自分と同じように肉をくわえている犬を見つけました。

欲張りな犬がその犬の肉も食べてやろうと吠えると、口から肉が落ちてしまい水面にうつっていた犬も自分自身だったと気づきました。

この物語には“「こうしたい」「ああしたい」という考えばかりで頭がいっぱいだと、落ち着いて物事を考えられず失敗する”ということが教訓になっています。

卑怯なコウモリ

獣と鳥の一族でどちらが強いかでいつも喧嘩をしていました。その様子を見ていたずる賢い一羽のコウモリは、獣の一族が有利になると獣たちに「私は全身に毛が生えているから、獣の仲間です」と言いました。鳥の一族が有利になると鳥たちに「私は羽があるから、鳥の仲間です」と言いました。

その後、獣と鳥は和解しましたが、幾度もの寝返りを繰り返し、どちらにもいい顔をしたコウモリは、獣からも鳥からも嫌われ仲間外れにされてしまいました。そして、居場所のなくなったコウモリは、暗い洞窟の中へ身を潜め夜だけ飛ぶようになりました。

この物語には“何度も人に背く者は、やがて誰からも信用されなくなる”という教訓が込められています。

金の斧

ある日、正直者なきこりが斧を皮に落として嘆いていました。すると、神様が現れて川に潜り、金の斧を持ってきました。きこりに「落としたのはこの金の斧か?」と訊ねました。きこりが違うと答えると、次に銀のきこりを持ってきましたが、きこりはそれも違うと答えました。そして、最後に鉄の斧を持ってくると、それが自分の斧だと答えました。

神様はきこりの正直さに感心して、3本の斧全てをきこりに与えました。それを知った別の欲張りなきこりは斧をわざと川に落としました。神様が金の斧を持って同じように訊ねると、欲張りなきこりはそれが自分の斧だと答えました。神様は嘘をついたきこりには斧を渡さなかったので、欲張りなきこりは金の斧を手に入れるどころか自分の斧も失うことになりました。

この物語には“欲張って嘘をつくと、もともと持っていた自分のものまで失う羽目になる”という教訓を与えてくれます。

ガチョウと黄金の卵

ある日、農夫は飼っているガチョウが黄金の卵を産んでいるのを見つけました。それからガチョウは1日1個黄金の卵を産み、その卵を売った農夫はお金持ちになりました。しかし、農夫は1日1個しか卵を産まないガチョウに物足りなさを感じ、ガチョウのお腹の中には金塊が詰まっているに違いないと考えるようになりました。そして、欲を出した農夫はガチョウのお腹を切り裂いてしまいました。ところが、お腹の中には金塊はなく、ガチョウまで死なせてしまったのです。

この物語には“大きな幸せをつかむためには、小さな幸せを忘れてはならない”という教訓が含まれています。

イソップ寓話に登場するのは擬人化された動物

イソップ寓話 キツネ 動物
擬人化した動物たちが登場するイソップ寓話ですが、動物に人間が持つ性格のいくつかの側面を投影させていることが特徴的といえます。登場する動物は人間のどういった面を実際に象徴しているのでしょうか?イソップ寓話によく登場する動物を見ていきましょう。
  • ライオン…「権力者」のシンボルとして描かれています。他の動物たちからの畏敬の念を集める存在、まさに百獣の王です。
  • オオカミ…「悪者」、「残酷な者」の象徴として描かれます。例えば「ヒツジとオオカミ」の話では、オオカミは穏やかで純心なヒツジに対して言いがかりをつけ、ヒツジの反論に耳をかさずに最後にはそのヒツジを食べてしまいます。
  • ヒツジ…「善人」として描かれています。その正直な性格のために、ヒツジはオオカミなどの悪者たちによって悲痛な目に遭わされてしまうことがあります。
  • キツネ…「ずるがしこい者」の象徴として定着しています。狡猾さは悪者のオオカミさえも時に打ち負かしてしまうほどです。「病気のライオンとオオカミとキツネ」の話では、オオカミが、みんな病気のライオンを見舞いに行っているのに一人だけ行こうとしないキツネを陥れようと、ライオンが告げ口をするのですが、キツネは言葉巧みにライオンを説得し、それどころかオオカミを逆に陥れ、オオカミはライオンに襲われてしまったのです。
  • ロバ…「愚か者」として表現されています。例えば、「ロバとロバ使い」の話では、崖に落ちそうになったロバを引き戻そうと、ロバ使いが懸命にロバをひっぱりますが、ロバはそれに負けるものかと崖へ向かおうとします。そして、ロバ使いがあきらめて引っぱるのを止めた途端、ロバは崖へ真っ逆さまに落ちてしまいました。現状をきちんと把握できず、このような結末になってしまったのです。

イソップ寓話は世界中で翻訳されている

イソップ童話が英語版として最初に出版されたのは、ハイリッヒ・シュタインヘーベルのドイツ語-ラテン語バイリンガル寓話集を原本にしたものです。ウィリアム・カクストンの1484年の中英語のものから、その後1692年にロジャー・レストランジェがより現代英語に近い近代英語で改版しました。

概ね同じ頃にジャン・ド・ラ・フォンテーヌがフランス語で発表しましたが、これは、彼自身が前書きで書いているようにイソップ寓話の翻訳ではないため、オリジナルの文芸作品としてラ・フォンテーヌ寓話と呼ばれています。

イソップ寓話が日本に伝わったのはいつ?

イソップ寓話は戦国時代末期に日本に伝わってきたと考えられています。ポルトガルから来たキリスト教の宣教師たちによって翻訳され、日本に広まっていったという見方が濃厚です。しかし、言語も文化も違う人々に言葉だけで伝えるのが難しい時代でした、それを助けたのが音楽で、イソップ寓話は西洋音楽と共に最初は九州地方に持ち込まれたようです。

ウサギやカメ、ネズミ、ニワトリなど日本でも身近な動物が登場し、文章もそれほど長くなくわかりやすく、道徳や教訓を含む物語も多いため、江戸時代初期には「伊曾保物語(いそほものがたり)」というタイトルで出版されました。

出版当初はそれほど広まらなかったようですが、明治時代に入ると小学校の教科書に載るなど、子供たちの教育の場を中心に普及しました。子供たちにもわかりやすい内容だったため、広く読まれるようになっていきました。特に「ウサギとカメ」は日本の昔話だと思っている人も少なくないようです。

イソップ寓話が無料で読めるWebサイト

イソップ寓話について解説してきましたが、“改めて読んでみたい”と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?下記サイトの「昔話の英語」では日本語の下に英語も書いてあるので、英語の勉強もしながら無料で楽しくイソップ寓話を読む事が出来ます。

http://hukumusume.com/douwa/english/aesop/001_010.html

イソップ寓話とイソップ童話の違い

イソップ寓話
日本では「イソップ物語」といわれて親しまれていますが、「イソップ寓話」、「イソップ童話」という呼ばれ方もしていますね。「寓話」と「童話」は似たようなものに思われますが、実は扱うテーマや対象にしている人に大きな違いがあります。

寓話とは?

寓話は文字通り、寓意(意味を直接には表さず別の物事に託して表すこと)が込められたお話です。また、寓意は教訓や風刺の意味で使われることが一般的です。

寓話の登場者は動物や自然現象など様々ですが、必ず擬人化されています。そして、登場人物が日常に起こることを身近な出来事を通して教訓や風刺などを感じさせるようなお話になっています。

内容はハッピーエンドでないことも多く、不可解でスッキリしない内容である場合もあります。また、読者の対象が子供だけではなく大人も含まれる事が寓話の特徴です。イソップ物語は子供の頃に読むイメージですが、元々は子供に限ったものではなく大人への人生教訓のメッセージも含んだ物語なのです。

童話とは?

童話は文字通り、子供(童)が寝る前に語りきかせたりするための子供向けのお話です。その為、内容も伝説的なものやファンタジーやメルヘンチックなものなど多岐に渡っています。また、おとぎ話とほぼ同義で用いられています。

そのため、絵本や児童書として出版される際は「イソップ童話」とされるのが一般的で、内容も子供向けにアレンジされているケースが多くあります。

 
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イソップ寓話は本当は怖い?他の童話との違い

イソップ寓話と並んで日本で有名な物語集として、グリム童話やアンデルセン童話が挙げられます。ちなみに、「本当は怖い…」と言われるのはグリム童話。ここではそれぞれの違いを紹介します。

グリム童話

グリム童話 白雪姫
グリム童話はドイツ人のグリム兄弟がもともと西ヨーロッパに伝わっていた民話、伝承を集めたものです。民話の多くは現代の倫理観がまだなかった昔に作られたものが多く、残酷なシーンが多くありました。

グリム兄弟が活躍していた19世紀の初頭は現代的な倫理観が社会に根付きはじめていましたが、グリム兄弟は伝わる民話を「グリム童話・初版」にそのまま載せました。そして、この童話集は空前の大ヒットとなりました。

その後、子捨てや子殺し、人食いなど残酷なシーンは子供の読み聞かせに相応しくないというクレームが寄せられるようになりました。グリム童話は7回改版され、版を重ねるごとに残酷なシーンが削られていきマイルドになっていきました。また、登場人物に多面性がなく善人・悪人とシンプルなキャラクター設定の話が多いので教訓がさらりと頭に入りやすく子供にも理解しやすい話です。

アンデルセン童話

アンデルセン童話はデンマークの作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンが作った作品集です。人魚姫のようにもともとあった伝承を下書きにした作品もありますが、基本的には創作です。その為、アンデルセンの内面が作品に色濃く表れているという特徴があります。

アンデルセンは貧困の家庭で子供時代を過ごし、将来の夢はオペラ歌手という芸術家肌の青年でした。そのセンチメンタルでナイーブな性格が作品の登場人物の心理描写によく現われていて、儚げで切ない詩的なお話が多いです。

日本のおとぎ話

日本のおとぎ話(御伽話)は、昔御伽衆(町時代後期から江戸時代初期にかけて、将軍や大名の側近に侍して相手をする職名)の語った面白話というものに起源があるとされています。この御伽という風習そのものなどは別名夜伽(通夜)ともいわれ、古くからある徹夜で語り明かすといった伝統に基づいているそうです。

実はイソップ寓話ではない物語

イソップ寓話の「ウサギとカメ」は日本の昔話と認識されている方も多いかもしれません。また、その逆でイソップ寓話と認識している物語で実は違うものもあります。寓話は、名指しされない擬人化された登場人物による人間生活の比喩です。ここではイソップ寓話と思われている代表的な作品をご紹介致します。

王様の耳はロバの耳

ミダス王 王様の耳はロバの耳
王様がロバの耳を持っているという秘密を国民に知られ、「民の声がよく聞こえるように、このような耳をしているのだ」と説明すると、これまで以上に国民に信頼される事になる物語の「王様の耳はロバの耳」はイソップ寓話として認識されていますが、大本はギリシャ神話に登場するフリギア王国の王様・ミダス帝のお話です。

フリギアはかつてのアナトリア(現在のトルコ周辺)に実在した古代王国でこの物語の発祥の地は実はトルコなのです。

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三人のレンガ職人

ビジネスマン向けにもなる「目標や目的」、「仕事のやりがい」などを教訓とした「3人のレンガ職人」という寓話があります。世界中をまわっている旅人がレンガを積んでいる3人の男に出会いました。男たちはそれぞれ「見ればわかるだろう。レンガ積みをしているのさ」、「僕はここで大きな壁を作っている。これが僕の仕事でね。」、「歴史に残る偉大な大聖堂をつくっている」と言いました。

一人目の職人は「ジョブ」、二人目の職人は「キャリア」、三人目の職人は「コーリング」と捉えられ、3人のレンガ職人の考え方が仕事への姿勢と暗喩されることが多いです。しかし、この物語は動物ではなく人間が主人公であることや、イソップ寓話が語られた2000年前には大聖堂や教会が存在しないことから、イソップ寓話ではないとされています。

トルコ版イソップ寓話「ナスレッディン・ホジャ物語」

ナスレッディン・ホジャ
ナスレッディン・ホジャは、トルコ人の間で語り継がれる頓智話、小話の主人公です。ホジャの小話を集めた行状記はトルコのイソップ寓話ともいわれ、トルコ文学史上重要な作品の一つに数えられています。ホジャが実在の人物であるか、いつの時代の人物であったかは明確にはなっていません。

ナスレッディン・ホジャの物語が初めて文字化されたのは、15世紀後半だと考えられています。あらすじは基本的に単調で、最後に落ちがつく形式をとっています。ティムールなどとのやり取りを述べた一部の話を除き、日常生活を題材とする小話が多いです。10世紀末にアラブ人の間で流行したジュハ物語など様々な逸話がホジャの物語の大元になっており、それらの物語は形式や内容を変え、またはほぼそのままホジャの逸話として語り継がれていると考えられています。

様々な逸話の寄せ集めという性質上、物語に現れるホジャは賢明・愚鈍・狡猾・勇敢・臆病など異なる性格を併せ持つキャラクターとなっています。コーカサス、バルカン半島、中央アジアなど、ナスレッディン・ホジャの物語はアナトリア半島外のオスマン帝国の支配地域、トルコ系民族の居住地域で語り継がれています。トルコ人だけでなくイランやアフガニスタンの人間、北ヨーロッパのフィン人にもホジャの物語は伝わっています。

ナスレッディン・ホジャの代表的なお話

ここでトルコ版イソップ寓話といわれているナスレッディン・ホジャ物語の代表的なお話をご紹介致します。

男の言葉

ある近所の人が、ホジャの年をききました。「40才だよ」とホジャは答えました。何年かたって、同じ人がまたホジャに年をききました。ホジャはまた、「40才だよ」と答えたので、その人は「どうしてだい?何年か前にも聞いたけど、あの時も40才だった。今も40才とはどういうことかね?」と問い詰めました。するとホジャは大変まじめな顔をしてこう言いました。「わしは男だからね。男はいったん言ったことを、つらぬきとおすべきじゃないか」

結婚とは

ある日村人がホジャに尋ねました。「結婚とは何ですか?」ホジャは「昼間は二人で怒鳴り合い、夜は二人でいびきをかき合うことだ」と答えました。

頭痛の治し方

ある人がホジャに、「頭が痛い。どうしたら治るだろう」と聞きました。その人がまじめに聞いていると思わなかったホジャはこう言いました。「ああそうだ、私も歯が痛かったとき、抜けといわれて抜いたら治ったよ。あんたも抜いてしまえ」

 
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