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モスクにある尖塔「ミナレット」とは?その意味や役割、世界の名建築を紹介!


ほとんどのモスクには「ミナレット」と呼ばれる尖塔があります。イスラム圏でモスクを訪れたことがある方にはわかるかもしれませんが、ミナレットの本数はモスクによって異なります。そもそもミナレットにはどのような役割があるのか、本数がなぜ異なるのか、詳しく知らないという方は多いでしょう。

ここでは、ミナレットの意味や役割、起源に加え、世界にある特徴的なミナレットを持つモスクについて詳しく解説します。

モスクにある「ミナレット」とは

トルコ セリミエモスク
ミナレットは、イスラム圏のほとんどのモスクにあります。初期イスラム世界において、ミナレットはイスラムの権威の象徴となっていました。
 
「ミナレット(Minaret)」の語源は、アラビア語で「火・光を灯す場所」を意味する「マナーラ」だとされています。ミナレットの呼び名はその国の言語によって異なり、アラビア語では「マナーラ」や「マナール」、トルコ語では「ミナーレ」、エジプトやシリアでは「マダーナ」や「ミダーナ」と呼ばれてきました。

ミナレットはモスク以外にも、「マドラサ」と呼ばれるイスラムにおける学院にも設置されています。

そもそもモスクとは

ミナレットが設置されている「モスク」とは、イスラム教における礼拝堂の名前です。ムスリム(イスラム教徒)には1日5回の礼拝が義務づけられており、モスクは多数のムスリムが一緒に礼拝するための場所となっています。

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ムスリムの日々の礼拝は、モスクで行なわなくても問題はありません。しかし、金曜日の集団礼拝についてはモスクでの礼拝が推奨されています。また、モスクは礼拝の場としてだけでなく、教育や集会などさまざまな用途にも使われており、ムスリムにとって大切な場所となっています。

ミナレットの役割

イスラム
モスクに設置されている「ミナレット」は、1日5回の礼拝が義務づけられたムスリムに対し、その礼拝時間を呼びかける「アザーン」を行なうための場所です。以前はアザーンのほか、要人の死を知らせる目的でも使用されていました。

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当初、アザーンを呼びかける人(ムアッジン)はミナレットの上から肉声で礼拝を呼びかけていました。しかし近年では、文化の発展によりミナレットにスピーカーが設置され、礼拝室に設けられたマイクを通してスピーカーからアザーンを流すのが一般的となっています。

1日の礼拝は日の出前に始まり、最後は日没後の就寝前に行ないます。1日5回の礼拝は365日決まった時間に行なわれるわけではなく、太陽の位置によって礼拝時間が決まります。そのため、礼拝時間は日々変わっていくのです。

イスラム圏を旅行していると、アザーンを耳にする機会は多いでしょう。特に夜明け前のアザーンに驚く人は少なくありませんが、礼拝を欠かせないムスリムの日常にとって、ミナレットから流れるアザーンはとても大事なのです。
 
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ミナレットの本数

アヤソフィア ミナレット
モスクを建設する際、「ミナレットが何本必要」といった決まりはありません。しかし、聖地のモスクを超える数のミナレットを建設することは許されていません。

ほとんどのモスクでは、ミナレットの本数は1~2本となっていますが、聖地のミナレットは世界最多の13本となっています。ミナレットはかつてイスラムの権威の象徴でもあったことから、ミナレットの本数によってモスクの格が表れるという考え方もあるのです。

ミナレットの構造

ミナレットの上部はバルコニーのようになっており、内部には螺旋階段があります。本来の目的がアザーンの呼びかけだったため、人が登れる構造になっているのです。しかし、近年ミナレットに人が登ってアザーンを行なう機会はほぼないため、ミナレットの建築は装飾の意味合いが強くなっています。

ミナレットの形

ミナレットを建築する際、形や高さに決まりはありません。そのため、さまざまな形をしたミナレットがあります。北アフリカでは「角柱形」、イラクやイラン、トルコでは「円柱形」、オスマン様式では「鉛筆形」が主流となっています。

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ミナレットの起源

実は、初期のモスクにはミナレットがありませんでした。アザーンはモスクの屋根の上で行なわれていたのです。

最初のミナレットは705年、サウジアラビアのメディナにある「預言者のモスク」を改築する際、モスクの四隅に備えられたものだとされています。「預言者のモスク」は、世界のモスクの原型ともいわれています。

その後、8世紀から10世紀にかけて角柱形の塔がイランからイベリア半島にわたる広範囲な地域で建てられ、9世紀の一時期にはイラクやエジプトで螺旋状のミナレットが建てられました。11世紀には中央アジアやイランにおいて円柱形の塔が建てられ、12世紀以降には二基一体の型が流行します。15世紀になると、オスマン帝国時代の細く尖った鉛筆形のミナレットが主流となっていきました。

 
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世界にある特徴的なミナレット

世界には400万近くのモスクがあると推計されています。なかにはとても特徴的なミナレットを備えるモスクもあります。

世界最多のミナレット|ハラム・モスク(サウジアラビア)

ハラム・モスク
サウジアラビアといえば、イスラム教の聖地です。なかでもサウジアラビアの「メッカ」は、全世界のムスリムが1日5回の礼拝を行なう方角となっています。正確にはメッカにある「カーバ神殿」に向かって礼拝をするのですが、いずれにしてもイスラム教最大の聖地といえるでしょう。

カーバ神殿を囲むように立つのが、「ハラム・モスク(Masjid al Haram)」です。ミナレットの数は13本と世界最多を誇ります。
 
また、同じサウジアラビアの都市「メディナ」にある「預言者のモスク(Masjid al Nabawi)」にはミナレットが10本あり、世界で2番目の数となります。このモスクはイスラム教の預言者ムハンマドが眠っている場所であり、メッカのカーバ神殿に次ぐイスラム教の聖地です。

現在、この2つのモスクを超える大きさのモスクは建設が禁じられています。もちろん、ミナレットの本数が超えることも許されません。

なお、メッカとメディナのモスクはムスリム以外立ち入りが許されない場所となっています。

日本語で時々使われる「○○のメッカ」の語源はイスラム教の聖地?!

6本のミナレット|ブルーモスク(トルコ/イスタンブール)

ブルーモスク
聖地メッカとメディナのモスクに次いでミナレットの本数が多いのは、トルコのイスタンブールにある「ブルーモスク(スルタンアフメト・ジャーミィ)」です。ブルーモスクは、世界で唯一6本のミナレットを備えるモスクとなっています。

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ブルーモスクのミナレットが6本となった理由には、逸話が残されています。スルタン(皇帝)は建築家に「金(トルコ語でアルトゥン)」のミナレットを造るように命じました。ところが建築家は「アルトゥン」を「アルトゥ」と聞き間違えてしまいます。「アルトゥ」はトルコ語で「6」を意味するため、建築家は金ではなく6本のミナレットを建ててしまったというのです。

このように、ブルーモスクのミナレットが6本になったのは、スルタンと建築家のやりとりにおける「聞き間違い」が原因でした。ブルーモスクの建築当時、一般的にミナレットは4本までしか建てられず、6本の設置が許されていたのは聖地メッカだけでした。恐縮したスルタンは、メッカに7本目となるミナレットを寄贈することで敬意を表したとされています。

ブルーモスクは「世界一美しいモスク」としても知られています。その優美な外観は6本のミナレットによって引き立てられたものだといえるでしょう。

世界一高いミナレット|クトゥブ・ミナール(インド/デリー)

インド クトゥブ・ミナール
インドにある「クトゥブ・ミナール」は、世界一の高さを誇るミナレットです。世界遺産にも登録されており、その高さは72.5mにもなります。建設当初は100mほどの高さだったそうですが、地震や落雷などで上部が崩壊し、修復工事を経て現在の高さとなりました。

クトゥブ・ミナールは、インド最初のイスラム王朝の建国者である「クトゥブッディーン・アイバク」によって、ヒンドゥー教勢力に対する勝利を記念して1200年頃に建設が始められたといわれています。

クトゥブ・ミナールは高さだけでなく、赤砂岩や大理石のグラデーション、ミナレットの周囲に施された幾何学模様などイスラム特有の装飾彫刻も見事です。内部には378段の階段があり、以前は先端部まで上がれましたが、現在は立ち入りが禁止されています。

螺旋式ミナレット|マルウィヤ・ミナレット(イラク/サーマッラー)

マルウィヤ・ミナレット
イラクにあるアッバース朝の古都サーマッラーには、一見ミナレットとは思えない形をした「マルウィヤ・ミナレット」があります。「マルウィヤ」とはアラビア語で「螺旋」を意味しており、その名のとおり「螺旋式ミナレット(スパイラルミナレット)」になっています。
 
螺旋式ミナレットを備えるモスクは世界に3つしかないとされ、1つは同じサーマッラーにある「アブー・ドゥラフ・モスク」、もう1つはエジプトの「イブン・トゥールーン・モスク」です。螺旋状のミナレットは、旧約聖書の創世記に登場する「バベルの塔」をモデルにしているともいわれます。

マルウィヤ・ミナレットは、9世紀にアッバース朝の10代目カリフであるムタワッキルによって、サーマッラーの大モスク(ムタワッキルのモスク)に付随する形で造られました。

マルウィヤ・ミナレットは53mの高さがありますが、螺旋状の階段を使って登ることが可能です。ただし、階段の外側に安全柵などがないため、実際に登るのは少し怖く感じるでしょう(※内側には手すりがあります)。ミナレットを上がった先は、隣接する大モスク跡やサーマッラーの街並みが見渡せる展望スポットになっています。

マルウィヤ・ミナレットや大モスクは、2007年に「サーマッラーの都市遺跡」として世界遺産に登録されました。しかし同時に、「危険にさらされている世界遺産」リストにも加えられています。イラクではもっとも重要な遺跡の1つとして、「イラクの至宝」と評されています。

謎めいたミナレット|ジャームのミナレット(アフガニスタン/ゴール州)

ジャームのミナレット AhmadElhan, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

ジャームのミナレットは、アフガニスタン中西部のゴール州ジャームという地域にあるミナレットです。ゴール朝のスルタンであるギヤースッディーン・ムハンマドによって12世紀末頃に建てられたとされています。

ジャームのミナレットは、人里離れた急流の川と険しい山の渓谷に位置しています。また、たいていのミナレットと違って付随するモスクがなく、そもそも周辺にモスクを建てられる広さがありません。建築された目的が不明なことから、謎めいたミナレットともいわれています。

8角形の土台の上に60mもの塔が立つジャームのミナレットは、世界第2位の高さを持ちます。また、精巧な褐色の煉瓦装飾に青色のタイル装飾、幾何学模様、クーフィー体アラビア文字の刻印などが施されており、とても美しいミナレットです。

ジャームのミナレットは、周辺の宮殿や要塞、ユダヤ人共同墓地の遺跡なども含め、「ジャームのミナレットと考古遺跡群」として2002年に世界文化遺産に登録されました。

しかし、地盤浸食によって8年間で約3cm傾いてしまい、このままの状態では倒壊の懸念もあるとされています。また、残念ながら修復は困難な状況であることから、世界遺産の登録と同時に危機遺産にも指定されました。さらに、治安状況やアクセスの悪い場所にあるため、見学に行くのも非常に困難なミナレットとなっています。

東京ジャーミィ

東京ジャーミィ
日本にもオスマン様式で造られた立派なモスクがあることをご存じでしょうか。東京都渋谷区にある「東京ジャーミィ」です。日本最大のモスクである東京ジャーミィには、立派な1本の白いミナレットが設置されています。
東京ジャーミィの建設にあたっては、トルコから約100人もの技術者や工芸職人が来日し、建築資材も水とセメント以外はトルコから送られたもので造られました。

日本にいながら本格的なモスクを見られるのはとても貴重だといえるでしょう。東京ジャーミィではミナレットからアザーンが流れることはありませんが、日本の街中にたたずむミナレットの姿は一見の価値ありです。

名称 東京ジャーミィ・トルコ文化センター
住所 東京都渋谷区大山町1-19
電話 03-5790-0760
営業時間 10:00~18:00(金曜日のみ14:00~18:00)
休館日 なし
公式サイト https://tokyocamii.org/ja/


 
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ミナレットはモスクの象徴

セミリエ・モスク
さまざまなモスクがあるのと同様、ミナレットにもさまざまな形があります。また長い歴史のなかで、教会がモスクに転用されたり、逆にモスクが教会に転用されたりといった興味深い経緯も存在します。キリスト教教会の鐘楼に転用されたミナレットもあれば、オスマン帝国においてイスタンブールの「アヤソフィア」を教会からモスクへ転用する際に4本のミナレットを増築するといった事例もありました。

ミナレットは、イスラム教のモスクにとって象徴ともいえる建築物です。モスクを見学する機会があれば、そのすばらしい内装だけでなく、ぜひミナレットにも注目してみてください。

 
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