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トルコ旅行・ツアーブログ|トルコツアー旅行記

レスリングってどんな競技?ルールやオリンピックでの位置づけ、有名選手を紹介!


2021年開催の東京オリンピックにおいて、レスリング競技で多くの日本人選手が活躍したことは記憶に新しいでしょう。レスリングは古代から各地で行なわれており、いつの時代も人々を熱狂させてきました。
 
今回は、相撲や柔道と並んで日本人にもなじみ深いレスリングという競技について、そのルールや歴史、有名選手などまとめて紹介します。


アマチュアレスリングとは?

レスリング
レスリングとは、マットの上で対峙した競技者が1対1で組み合い、技によって相手の両肩をマットにつけることで勝敗をつける格闘技・スポーツです。「組み合って戦う」といった意味を持つ英語のレッスル(wrestle)が語源となり、レスリング(wrestling)と呼ばれるようになりました。レスリングでは打撃や締め技、関節技は禁止されています。

現在の競技会にはプロ・アマを問わず参加できますが、プロフェショナルレスリング(いわゆるプロレス)と区別するために、アマチュアレスリングと呼ばれることがあります。

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アマチュアレスリングの大会は、世界レスリング連合(UWW)によって管轄されています。4年ごとに開催されるオリンピックや、オリンピック以外の年に行われる世界選手権などが最高峰の大会として挙げられます。

世界のレスリング競技人口は約100万人といわれており、そのうち日本人は約9,000人です。格闘技のなかでは比較的安全性が高いため、日本では小さな子どもにも人気のスポーツとなっています。

オリンピック競技としてのアマチュアレスリング

レスリング
ここでは、オリンピックにおけるアマチュアレスリングの競技スタイルや階級、位置づけについて紹介します。

競技スタイル

オリンピックでは、現在グレコローマンスタイルとフリースタイルの2つが採用されています。ただし、女子はフリースタイルのみです。
 
「グレコローマンスタイル」では、相手の腰から下は攻撃できません。そのため、相手の上半身をつかみ投げ飛ばすといった豪快な技がよく見られる競技スタイルです。Greco(ギリシャの)とRoman(ローマの)が語源となっており、ギリシャで行なわれていたレスリングがローマで改良され完成したことに由来します。グレコローマンスタイルは、旧ソ連圏や中東で人気があります。

「フリースタイル」では、下半身を含め全身を攻防に使います。そのため、相手の足にタックルして倒すことも可能です。フリースタイルは、一瞬で攻防が入れ替わるすばやい試合展開が特徴です。体格差を技術でカバーしやすいため、日本などアジア諸国で特に人気があります。

階級

アテネで開催された第1回オリンピックでは、レスリングは階級分けがなく無差別で行なわれていました。現在ではボクシングのように細かく階級が分かれており、東京オリンピックで採用された階級分けは以下のとおりでした。
 
  • 男子グレコローマンスタイル:60kg級、67kg級、77kg級、87kg級、97kg級、130kg級
  • 男子フリースタイル:57kg級、65kg級、74kg級、86kg級、97kg級、125kg級
  • 女子フリースタイル:50kg級、53kg級、57kg級、62kg級、68kg級、76kg級

オリンピックからの除外危機

近代オリンピックにおいて、レスリングは第1回大会から競技として採用されてきました。しかし2012年ロンドンオリンピック後の会議において、2020年大会から除外されることが決定します。競技ルールの不公平性や、レスリング連盟における女性役員の少なさなどが、国際オリンピック委員会に問題視されたためです。

それでも、レスリング連盟がすぐにルール改正と組織改革を行なったところ、2013年の国際オリンピック委員会の会議において、2020年大会の追加競技に選出されました。さらにIOCの規定により、2024年大会までは実施されることが決定しています。

しかし、レスリングは世界中で人気の競技とはいえないのが現状です。オリンピックのメダル獲得国は旧ソ連圏の国々やトルコ・イランなどの中東、大学生の競技人口が多いアメリカ、日本などに偏っています。

競技用ユニフォームにファッション性がない点も、若年層から避けられる要因の1つだといえるでしょう。今後のオリンピックから除外される可能性は消えたとはいえず、競技人気を高めるためさまざまな改革が必要な状況です。

アマチュアレスリングのルール

現在、オリンピックで採用されているレスリングのルールを紹介しましょう。

オリンピックにおけるレスリングの試合は、直径9mの円が描かれたマットの上で行なわれます。競技者が組み合った相手を倒し、相手の両肩を1秒以上マットにつけるとフォール勝ちとなります。打撃や関節技、締め技は禁止です。
 
フォール勝ちで決着がつかない場合は、獲得したポイントによる判定となります。決めた技によって1~4ポイントが加算され、タイムアップ時にポイント合計の高い方が勝ちです。また、フリースタイルでは10ポイント以上、グレコローマンスタイルでは8ポイント以上の差がついた時点でテクニカルフォール勝ちとなります。

試合は1ピリオド3分を2ピリオド行ないます。フォール勝ちやテクニカルフォール勝ちがない場合、終了時点でポイント合計の高いほうが勝者です。ポイント合計が同じ場合は、決めた技のポイントの大きさや警告を受けた回数などによって勝者が決まります。

 
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アマチュアレスリングで活躍した選手

レスリング
アマチュアレスリングで活躍した、世界各国および日本の有名選手を紹介します。

アレクサンドル・カレリン(ロシア)

グレコローマンスタイルでもっとも有名なのは、ロシアのアレクサンドル・カレリン選手です。彼は1988年のソウル大会からオリンピックで3大会連続金メダルを獲得し、2000年のシドニーオリンピック決勝で負けるまで13年間無敗でした。その間の公式戦連勝記録は300勝となっており、人類最強の男と呼ばれました。

ミハイン・ロペス・ヌニェス(キューバ)

キューバのミハイン・ロペス・ヌニェス選手は、130kg級のグレコローマンスタイルの選手です。彼は2008年の北京オリンピックから2021年の東京オリンピックまで、オリンピック4連覇を達成しました。東京オリンピックの金メダルは38歳で獲得しています。オリンピック4連覇はロシアのカレリン選手でも成し遂げられなかった、男子レスリング初の偉業となりました。

ジョン・スミス(アメリカ)

ジョン・スミスは、アメリカのレスリング史上最高のレスラーと呼ばれています。62kg級のフリースタイルのレスラーである彼は、1988年ソウルオリンピック・1992年バルセロナオリンピックで金メダルを獲得しました。また、世界選手権で4度優勝しています。2021年に並ばれるまで、アメリカ史上もっとも多くの世界大会で優勝したレスリング選手でした。

ハムザ・イェルリカヤ(トルコ)

ハムザ・イェルリカヤは、イスタンブール出身のトルコ人レスラーです。1993年、17歳のときに出場した世界選手権において、グレコローマンスタイルで金メダルを獲得します。さらに、20歳のときに出場したアトランタオリンピックでも金メダルを獲得しました。グレコローマンスタイルのオリンピック金メダリストのなかで、歴代2番目の若さです。その後、2000年のシドニーオリンピックでも優勝し、2連覇を達成しました。

伊調馨(日本)

日本の伊調馨選手は、2004年のアテネオリンピックから2016年のリオデジャネイロオリンピックまで、4大会連続で金メダルを獲得しました。近代オリンピックの個人女子選手では初となる偉業です。この偉大な記録はギネス世界記録にも認定されています。

須崎優衣(日本)

同じく日本の須崎優衣選手は、2021年の東京オリンピックにおいて圧倒的な強さを見せ、金メダルに輝きました。オリンピックの全4試合をとおして1ポイントも失わず、すべてテクニカルフォール勝ちを収めました。世界レスリング連合からは「日本のライジングスター」と呼ばれています。

レスリングの歴史

レスリング
ここでは、レスリングという競技の歴史を振り返ってみましょう。

古代のレスリング

相手と組み合って戦うという行為は、はるか昔の古代から世界中で行なわれていました。しかし、最古であると判断できるような材料が見つかっていないため、古代レスリングの発祥地や時代は特定が難しくなっています。

古代メソポタミアでは、レスリングが盛んだったことがうかがえます。紀元前3000年頃に石を削って作られた、3組のレスラーの彫刻が見つかっているのです。ほかにも、イラク南部のカフジにおいて、2人の人間が組み合った様子の像が発見されています。鋳造された銅で作られており、紀元前2600年頃のものと考えられています。メソポタミアで行なわれていたレスリングは、その後のペルシャ帝国時代にインドまで広まることとなりました。

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エジプトでは、墓壁にレスリングを含むスポーツの様子が描かれるようになります。サッカラにある紀元前2400年頃の墓には、6組の少年が組み合って格闘する様子が描かれています。紀元前2000年ごろになると、レスリングの描写はより精巧になり、壁一面にレスリングで使われるさまざまな技が描かれるようになりました。

ギリシャでもレスリングは人気スポーツであり、紀元前708年の第18回古代オリンピックから競技として採用されています。当時のルールでは、相手の背中を地面に接触させるか、競技エリアから押し出すことで勝ちとなりました。ギリシャではレスリングが文献に登場するほか、花瓶の絵柄や彫刻の題材としてもよく使われるようになります。哲学者プラトンも、若いころはレスリング競技に熱中していました。

古代オリンピックが開催されなくなったあと、ギリシャのレスリングはローマ帝国によって、ローマ文化に取り入れられます。しかし、皇帝テオドシウス1世によりギリシャ発祥のオリンピック競技が禁止されると、レスリングはしばらくの間ヨーロッパで忘れ去られることとなりました。

中世になると、レスリングがヨーロッパ全域で再び人気となり、貴族や庶民など身分にかかわらず競技が行なわれるようになります。1520年には、フランスのフランシス1世がイングランドのヘンリー8世をレスリングの試合で投げたという記録があります。また、レスリングは組み合って相手を投げる競技から、打撃や関節技の追加によって軍隊などでも使われる実践的な格闘技へと変化していきます。

 
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神話に登場するレスリング

世界各地の神話においても、神や人間が争いの決着をつける手段としてレスリングが登場してきました。

ギルガメッシュ叙事詩

古代メソポタミアの文学作品である「ギルガメッシュ叙事詩」では、お互いの帯を握りながら戦うベルトレスリングの様子が描かれています。女神は横暴な性格のギルガメッシュ王を懲らしめるため、粘土でエンキドゥを作りました。エンキドゥとギルガメッシュ王は出会ってすぐにレスリングで戦いますが、長時間戦っても決着がつきません。そして、お互いの力を認め合い、親友となりました。

イリアス

イリアス
ホメロスが歌った叙事詩「イリアス」にも、ギリシャで人気競技だったレスリングが登場します。トロイア戦争の最中、英雄アキレウスの親友パトロクロスの霊を慰めるため、葬礼競技大会が開かれました。賞品を巡ってさまざまな競技が行なわれるなか、ギリシャの武将である大アイアースとオデュッセウスがレスリングで戦いました。

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創世記

古代ヘブライ語で書かれた「創世記」には、ヘブライ人の族長ヤコブが天使と組み合って戦う場面が描かれています。レスリングで天使を打ち負かしたヤコブは、「神に勝つ者」を意味する「イスラエル」という名前を与えられました。

マハーバーラタ

古代インドの叙事詩「マハーバーラタ」の主人公は、クル国の5人の王子たちです。マガダ国の王ジャラーサンダは強大な力を持ち、インド中の王族を捕らえ、自国の領地を拡大していました。そこで、王子たちは修行僧に変装してマガダ国に入り、なかでも怪力が自慢のビーマがジャラーサンダと戦います。お互いを掴み合う激しい攻防を数日間繰り広げたのち、最終的にビーマが相手を投げ飛ばし、勝利しました。

古事記

日本最古の歴史書「古事記」に登場する国獲りの神話では、神様の力比べが描かれています。天照大神(あまてらすおおかみ)が派遣した建御雷神(たけみかづちのかみ)と、大国主命(おおくにぬしのみこと)の息子である建御名方神(たけみなかたのかみ)が、力比べによってどちらが国を獲るか決めようとします。相手の手を潰すかのように激しく組み合った結果、最終的には天照大神によって派遣された建御雷神が相手を投げ飛ばしました。

近代レスリング

1894年、ピエール・ド・クーベルマン男爵によって国際オリンピック委員会が設立されます。そして最初に開かれたオリンピック会議において、レスリングは10種目の競技プログラムに入ることが決まりました。1896年に開催されたアテネオリンピックでは、一部を除き腰から下への攻撃ができないという変則的なグレコローマンスタイルで競技が行なわれます。

イングランドでは、下半身を含め全身を掴んでもよいというレスリングスタイルが人気でした。その後スコットランド人たちがアメリカに移住し、1904年にアメリカのセントルイスで開催されたレスリング大会において、全身を攻めることが可能なフリースタイルが生み出されます。

そして1908年の第4回ロンドンオリンピックでは、グレコローマンスタイルとフリースタイルの両方が採用されました。レスリングは男性のみが参加できる競技でしたが、2004年のアテネオリンピックから女子レスリングが正式種目として採用されています。なお、女子レスリングはフリースタイルのみとなっています。

その他のレスリング競技

レスリング
フリースタイルやグレコローマンスタイルでのレスリング以外に、世界レスリング連合(UWW)が認定しているレスリング競技を紹介します。

パンクラチオン

パンクラチオンは打撃技と組技が使える、ボクシングとレスリングを合わせたような競技であり、総合格闘技の一種です。パンクラチオンは古代ギリシャ語のpan(すべて)とkratos(力)が語源となっており、「すべての力」を意味する言葉です。

パンクラチオンは紀元前648年の古代オリンピックで競技として採用されました。関節技や締め技も使うことが可能です。古代ギリシャにおいては、禁止されているのが目つぶしと噛みつきだけだったため、例えば急所攻撃なども使えました。そして、どちらかがギブアップするまで試合が続けられました。

現代では顔面への攻撃が可能なルール・不可能なルールの2つがありますが、いずれも急所攻撃は禁止です。上着とズボンを着用したうえで、レスリングマットの上で試合が行なわれます。勝敗はどちらかのギブアップまたは判定によって決まります。

ベルトレスリング

ベルトレスリングは、主に中央アジア地域で行なわれているレスリング競技です。現地で話されるチュルク語ではAlysh(アリッシュ)と呼ばれており、国際的にもアリッシュという名称が使われる場合もあります。

競技者は上着とズボン、ベルトを着用します。試合は相手のベルトを常に握った状態で行なわれるのが特徴です。衣装や競技ルールには各国独自のものが存在しており、それぞれの伝統が尊重されています。

競技の普及を目的として、2005年に国際ベルトレスリング協会が設立されました。足をかけて投げることが可能なスタイルと、足かけが禁止されたスタイルの2つに分かれています。

ベルトレスリングでは相手を投げたときに体のどの部分がマットにつくかでポイントが決まり、1~6ポイントが与えられます。最初に6ポイントを獲得した選手が勝利です。

ビーチレスリング

ビーチレスリングは、2004年に誕生した新しいスポーツです。砂地に直径7メートルの円を作り、そのなかで競技を行ないます。服装は、男女ともに水着を着用するのが一般的です。

2015年に国際ルールが作られ、3分間の1ピリオド制、2ポイント先取となりました。相手の両肩が地面に着いた場合は2ポイント、場外に出した場合や相手の体の3点(肘や膝など)を地面につけた場合は1ポイントとなります。

 
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トルコ相撲など各国独自のレスリング

レスリングに似た競技は古くから世界中に存在しており、各地の文化の影響を受けて独自の発展を遂げてきました。強者を決めるためだけでなく、試合前に儀式を行なうなど神事としての側面を持つレスリングも少なくありません。

ここでは、各国独自のレスリングを一部紹介します。

ヤールギュレシ(トルコ)

オイルレスリング
トルコの国技であるヤールギュレシは、オリーブオイルを全身にたっぷりと塗ることから、別名オイルレスリングとも呼ばれています。日本では「トルコ相撲」という名称で知られています。

14世紀のオスマン帝国時代、兵士たちが訓練の一環としてレスリングを行なったのが始まりです。トルコ最西部のエディルネにて、現在に至るまで毎年大会が開かれています。

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ヤールギュレシでは、屋外の草地において上半身裸で革製の丈夫なズボンを履き、全身にオリーブオイルをかけて競技が行なわれます。「相手の両肩を地面につける」「相手を持ち上げて3歩歩く」「相手がギブアップする」のいずれかで勝利となります。全身が滑りやすいため、いかに相手のズボンを掴めるかが重要な競技だといえるでしょう。

以前は決着がつくまで1日や2日かかることもありましたが、1975年に時間制限が設けられました。試合時間は40分+延長15分、または30分+延長10分で行なわれます。

ヤールギュレシはトルコで非常に人気があり、エディルネで開催される大会はテレビでも中継されます。そして、優勝者は英雄として周囲から称えられるのです。

トルコの国技は相撲?ヤールギュレシ(オイルレスリング)の魅力

ブフ(モンゴル)

モンゴル相撲 ブフ
モンゴルの国技であるブフは、同国内で非常に人気のある競技です。日本ではモンゴル相撲として知られています。ブフは紀元前から行なわれており、強大なモンゴル帝国を築いた兵士たちもブフで力を競っていました。
 
相撲と似ていますが、土俵はなく、広い草原で試合が行なわれます。上半身はベスト、下半身はショートパンツとブーツを着用します。衣装に民族色が強く出ているのもブフの特徴です。

民族や街によって違いはありますが、主な競技ルールは相手と組み合った状態で競技を開始し、相手の肘や膝、頭、背中などを地面につけることで勝敗を決するというものです。ただし、手のひらは地面につけても問題ありません。足や腰を掴んで投げられるため、非常に多くの決まり手が存在します。なお、競技は決着がつくまで続けられます。

人気の高さから1997年にはブフリーグが設立され、有名企業がスポンサーとなって競技のプロ化が進みました。リーグの優勝者は国民的英雄として称賛されます。ブフのチャンピオンがオリンピックの柔道やレスリング競技に参加し、よい成績を残すことも少なくありません。また、日本の相撲部屋に入り、力士として活躍するブフ出身者も近年増えています。

クシュティー(インド)

クシュティー
クシュティーは、インドを中心としてイランやパキスタンなど南アジアで行なわれている格闘技です。クシュティーはペルシャ語で「レスリング」を意味し、パハラワーニー(ペルシャ語で「英雄的」)という別称で呼ばれることもあります。

紀元前にペルシャの格闘技がインドに伝わり、インドの格闘技と融合することでクシュティーが誕生しました。11世紀頃には、すでに現在のクシュティーの形になっていたとされています。

柔らかい土を敷き詰めた円形または正方形の舞台は、相撲の土俵に似ています。衣装はショートパンツのみで、上半身は裸です。

対戦相手を投げ、相手の肩と腰を地面につけることで勝利となります。相手がギブアップした場合や相手をノックアウトした場合も勝ちです。舞台から外に出てもペナルティーはありません。多くの場合、試合時間は30分に設定されます。決着がつかず、双方の競技者が同意した場合は15分間の延長戦が行なわれます。

トレーニングに使うのは、大きな棍棒状のインドの農具です。このトレーニング器具自体がクシュティーと呼ばれることもあります。またヒンズースクワットもクシュティーにおけるトレーニングの1つです。インド出身のプロレスラーや格闘家の多くが、クシュティーの経験者だといわれています。

クラッシュ(ウズベキスタン)


ウズベキスタンの国技クラッシュは、中央アジアの多くの国で親しまれています。紀元前から存在した格闘技で、14世紀のティムール帝国時代には兵士たちの間で盛んに行なわれるようになります。ウズベキスタンがソ連から独立したあとに国際的なルールが定められ、1998年にはウズベキスタンのタシケントで第1回世界大会が開催されました。

競技は柔道に似ていますが、寝技がなく立ち技のみとなっています。道着を着て帯を締めた競技者同士が組み合って戦いますが、手で相手の下半身を掴むのは反則です。相手を投げ、背中を地面につけたら勝ちとなります。勝負がつかない場合は、ポイントによる判定が行なわれます。

国際ルールができて間もない新しい競技であるため、柔道やレスリングの選手がクラッシュの大会に参加することも珍しくありません。

シルム(朝鮮半島)

シルムは朝鮮半島で親しまれてきた格闘技です。紀元前1世紀頃から7世紀頃まで栄えた高句麗の墳墓から、シルムの様子を描いた壁画が見つかっています。1983年には韓国でプロリーグが作られましたが、近年は総合格闘技などに押され、シルムの人気は下火となっています。

舞台は直径8mの円形の砂場です。競技者は上半身裸、ショートパンツを履いたうえでサッパと呼ばれる紐を右足の大腿部と腰に巻き付けます。お互いにサッパを掴んで組み合った状態から競技が開始されます。

競技場内で相手を投げ、膝より上を地面につけると勝利です。場外に押し出しても勝ちにはなりません。試合は5分間3本勝負で行なわれます。

日本ではレスリングを相撲と呼ぶ?

相撲
相撲は日本の国技と呼ばれるスポーツの1つです。他国のレスリングと同様、力比べや取っ組み合いから発展した伝統あるスポーツであり、日本人の生活に根付いています。また、古来より豊穣を願う儀式としても行なわれてきました。

欧米では組み合って相手を投げる競技はレスリングと認識されていますが、日本人の多くはレスリングより「相撲」という言葉を先に思い浮かべるでしょう。その証拠に、モンゴルのブフやトルコのヤールギュレシもモンゴル相撲やトルコ相撲という名称で広まっています。

「相撲」という名前がつくなかでも変わった例としては、タイの格闘技ムエタイにある首相撲という技が挙げられます。これは相手の首をグローブでつかんで動きを止め、攻撃したり転ばせたりする技です。相手と組むことから「相撲」という名前がつけられたと考えられます。

また、腕相撲はアームレスリングと同じだと考えられがちですが、それぞれ異なるルールを持つ別の競技です。そのため、アームレスリングの「レスリング」を相撲に置き換え「腕相撲」となったわけではなさそうです。

さすがにオリンピックのレスリングを見て相撲と呼ぶ人はほとんどいませんが、日本人は組み合う格闘技に相撲と名付けるのが好きなのでしょう。また、異国のレスリングを相撲と呼ぶことには、その文化に対する敬意も含まれているのではないでしょうか。

ちなみに海外では、相撲はそのままスモウ(sumo)またはスモウ・レスリング(sumo wrestling)と呼ばれます。

 
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