ディディム・アポロン神殿は古代ギリシャの聖域！観光の見どころ| トルコ旅行・トルコツアー おすすめプラン満載の【ターキッシュエア＆トラベル】

ディディムは、トルコ西部のエーゲ海沿岸のアイドゥン県にある街です。この地には古くから人が定住してきた歴史があり、古代ギリシャ時代の「ディディム遺跡」が残っています。特に、遺跡内にあるアポロン神殿は、古代世界でも重要な神託所であったことで知られています。

自然豊かな環境にあるディディムは、長い砂浜と青く澄んだ海、晴天の日が多い温暖な気候に恵まれた人気のリゾート地でもあります。特に、「黄金の砂」を意味するアルトゥンクム（Altınkum）のビーチは、海外からも多くの人が訪れる保養地として有名です。

ディディム遺跡のアポロン神殿の見どころ

現在のディディムの北西側に広がる広大な遺跡は、古代ギリシャ人にとって神聖な場所でした。発掘調査によって、ローマ劇場、競技場、アルテミス神殿の基礎、ローマ浴場などが発掘されています。

一番の見どころは、当時最大級の規模を誇ったアポロン神殿です。この神殿は古代世界でも聖域とされており、北にあった古代都市ミレトスを結ぶ聖なる巡礼路も見つかっています。

ローマ時代まで反映したアポロン神殿は、4世紀に東ローマ帝国で国教となったキリスト教が布教する過程で衰退。15世紀の大地震により神殿のほとんどは崩れてしまいましたが、今も当時の面影を残したまま保存されています。


ここにはグリフィンなど多くのレリーフが残っていますが、中でも特に有名なのが「メドゥーサの首」をモチーフにしたレリーフ。かつては、邪気を払う守り神として、神殿の正面玄関の梁に飾られていました。現在は遺跡の入口に置かれています。

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ディディム遺跡の場所・アクセス

ディディムのあるアイドゥンには空港がないため、最寄りのボドルムまたはイズミルの空港から、車やバスでアクセスすることになります。ミラース＝ボドルム国際空港からは陸路で約1時間、イズミルのアドナン・メンデレス空港からは約1時間半です。



周辺にはミレトスやプリエネといった歴史を感じる古代都市遺跡や、ボドルムやクシャダスなどの世界的に人気のビーチリゾートもあるため、併せて訪れるのがおすすめです。

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