トルコの遺跡一覧・人気ランキングと観光の口コミ・評判| トルコ旅行・トルコツアー おすすめプラン満載の【ターキッシュエア＆トラベル】

人類文明発祥の地と呼ばれるほど深い歴史を持つトルコには20以上の世界遺産を含む歴史的価値の高い古代遺跡が多数あります。トルコでは広い国土に多彩な遺跡が点在しているため、遺跡巡りをするならツアー旅行に参加するのがおすすめです。

イスタンブール歴史地域

イスタンブールは、1,500年を超える歴史の中で、ローマ帝国・ビザンツ帝国・オスマン帝国と3つの大帝国の首都として繁栄した歴史を持つ世界でも稀有な都市です。現在はトルコ共和国最大の都市として、世界中から多くの旅行客が訪れる人気の観光地となっています。

今でもイスタンブールには、往年の歴史的栄華をうかがい知れる貴重な史跡の数々が残っており、旧市街は「イスタンブール歴史地域」としてユネスコ世界遺産に登録されています。

• アヤソフィア：キリスト教とイスラム教それぞれの文化と芸術が共存する歴史的価値の高いモスク
• トプカプ宮殿：オスマン帝国のスルタンの居城で、貴重な展示物も多数所蔵
• ブルーモスク：壮麗な大理石とタイルが特徴で、「世界で最も美しいモスク」と称される
• 地下宮殿：有名な映画のロケ地にも使われた、ビザンツ帝国時代の貯水池

など、1日では回り切れないほど見どころ満載です。

イスタンブール旅行・観光のモデルコースを解説！1日～3日観光のおすすめプラン

イスタンブール歴史地域の観光の口コミ

S.Y.様のトルコ旅行・ツアー口コミ：イスタンブールでは、ガイドさんのお蔭で希望訪問先を全てまわる事が出来ました。イスタンブール訪問は二度目ですが何度訪れても人を魅了して止まない美しい古都でした。

エフェソス遺跡

エフェソスは、トルコのエーゲ海沿いにある古代都市遺跡です。世界三大図書館の一つであるケルスス図書館や、世界七不思議に数えられるアルテミス神殿、聖母マリアの家、ハドリアヌス神殿など、ヘレニズム時代・ローマ帝国時代・初期キリスト教時代の貴重な遺跡の数々が良好な保存状態で残されています。2015年にはユネスコ世界遺産に登録されており、トルコでも屈指の人気観光地です。

エフェソス遺跡の見どころ46選

エフェソス遺跡の観光の口コミ

M.Y.様のトルコ旅行・ツアー口コミ：エフェソスは想像よりもとても大きな遺跡で圧倒された。

トロイ遺跡

トロイ遺跡は、ギリシャ神話で語られるトロイア戦争の舞台といわれている場所です。吟遊詩人ホメロスの叙事詩『イーリアス』に登場するトロイア王国は、長らく神話に過ぎないと考えられていましたが、アマチュア考古学者であったシュリーマンがトルコ北西部ダーダネルス海峡の南方に位置するトロイ遺跡を発掘したことで、その実在の可能性が高まりました。

トロイ遺跡は考古学的重要性からユネスコ世界遺産に登録されており、歴史ロマン溢れる場所として人気の観光地になっています。

世界遺産のトロイ遺跡（トロイア）｜ギリシャ神話と伝説が蘇えった町

トロイ遺跡の観光の口コミ

T.M.様のトルコ旅行・ツアー口コミ：トロイの木馬観光や気球オプション等、他社にはない場所も観光することができた。一つ一つの名所を丁寧に回れ、トルコを満喫することができました。大満足です！！

ギョレメ野外博物館

カッパドキアといえば、長年の火山活動と自然の侵食によって形成された奇岩群が林立する圧巻の光景が有名ですが、実は初期キリスト教発展の地として歴史的に重要な場所でもあり、多くの貴重な遺跡が残されています。

カッパドキアは「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群」としてユネスコ世界遺産に登録されていますが、その文化的価値の中核をなすのがギョレメ野外博物館です。ここには、異教徒からの迫害を逃れた初期キリスト教徒が静かに信仰を深めた岩窟教会が30ほど公開されています。カッパドキア特有の凝灰岩をくり抜いて造った教会の内部には、見事なフレスコ画が多数残されています。

ギョレメ国立公園・野外博物館の洞窟教会はカッパドキア観光の必見スポット！

ギョレメ野外博物館の観光の口コミ

S.T.様のトルコ旅行・ツアー口コミ：カッパドキアにあるギョレメ野外博物館の暗闇の教会、こんなに美しいフレスコ画が見られて最高です。

カッパドキアの地下都市

カッパドキアには、古代の人々が生活の場として使っていた巨大な地下都市がいくつも残っています。これら地下都市は、初期キリスト教徒の避難場所としても利用され、当時の歴史と文化を今に伝える貴重な遺跡となっています。中でも有名なのは、「デリンクユの地下都市」と「カイマクルの地下都市」で、多くの旅行客が訪れる人気の観光スポットとなっています。

カッパドキア地下都市の観光の口コミ

N.K.様のトルコ旅行・ツアー口コミ：数々の観光名所を案内頂きましたが、どれもとても雄大で自然美と歴史を知ることができました。特に地下都市は、ガイドさんの親切なご説明のおかげで貴重な世界遺産を感動しながら観光することができました。

パムッカレ―ヒエラポリス遺跡群

パムッカレは、雪のように真っ白で広大な石灰棚が広がる絶景が見られるトルコの人気観光地です。この石灰棚の上には、古代ローマ時代に繁栄した都市・ヒエラポリスの遺跡が残っています。パムッカレ―ヒエラポリス遺跡群はユネスコ世界遺産に登録されており、世界中から多くの観光客が訪れます。

ヒエラポリス遺跡には、劇場や神殿、浴場などが良好な保存状態で残されているほか、遺跡が水中に沈んだ温泉プール（アンティークプール）で泳ぐこともできます。

パムッカレとヒエラポリス遺跡群

パムッカレ―ヒエラポリス遺跡群の観光の口コミ

K.K.様のトルコ旅行・ツアー口コミ：ヒエラポリスは修復されていない感じが遺跡らしく、感慨深かった。

ギョベクリテペ遺跡

ギョベクリテペ遺跡は、トルコ南東部のシャンルウルファの丘の上にある遺跡です。これまで最古の高度な文明であるとされていたメソポタミア文明よりも7,000年も前の遺跡であることが判明し、世界最古の遺跡といわれています。

ギョベクリテペは太古の宗教施設（神殿）であったと見られていますが、周辺には集団での居住や農耕の痕跡が発見されていません。文明は農業から始まる、というこれまでの定説を覆す歴史的発見として、今注目の遺跡なのです。

ギョベクリテペ遺跡 ・ギョベクリ・テペ（文化遺産：2018年）

ペルガモン遺跡

ペルガモンは、古代ギリシャのアッタロス朝の首都であり、文化、政治、科学の中心地として栄えた古代都市です。この地は羊皮紙の発祥地としても知られており、2014年には「ペルガモンとその重層的な文化的景観」としてユネスコ世界遺産に登録されました。

現在はベルガマという名前で知られるこのトルコの都市には、トラヤヌス神殿や円形劇場、古代の図書館など、ヘレニズム時代からローマ時代、ビザンチン時代にかけての貴重な遺跡が残っています。

ペルガモン（ベルガマ）の遺跡｜トルコの人気世界遺産・観光スポット

ハットゥシャ遺跡

ハットゥシャ遺跡は、紀元前にアナトリア（現トルコ）に高度な文明を興したヒッタイト帝国の首都だった場所です。日本ではあまり知られていないかもしれませんが、古代オリエント史を語る上で重要な意味を持ち、考古学的価値の高い数々の遺跡が残る必見の観光地となっています。大神殿や大城塞、ヒッタイト象形文字が刻まれた巨大な石碑など見どころ満載です。

ヒッタイト帝国とその首都「ハットゥシャ遺跡」の見どころ徹底解説

ハットゥシャ遺跡の観光の口コミ

N.K様のトルコ旅行・ツアー口コミ：有名な観光地だけでなくハットゥシャのような遺跡にも行くことが出来てとても良かったです。また、プライベートツアーだったお陰で、しっかり各観光場所を堪能することが出来てとても満足しました。

チャタル・ヒュユクの都市遺跡

チャタル・ヒュユクはトルコ南部のアナトリア地方に位置する、新石器時代から銅器時代にかけての都市遺跡であり、アナトリア最古の集落の一つです。人類が定住し農耕生活を始めた過程を示す重要な遺跡で、2012年にはその歴史的・文化的価値が認められ、ユネスコ世界遺産に登録されました。

「チャタル・ヒュユク（Çatalhöyük）」という名前はトルコ語で「二股に分かれた丘」という意味を持ちます。この名前は、遺跡が発掘された東西に分かれた約20メートルの二つの丘に由来しています。訪れる人々は、現在も発掘作業が行われている遺跡や、当時の住居を模した再現家屋を見学することができ、古代の生活様式を肌で感じることが可能です。

チャタル・ヒュユクの遺跡（文化遺産・2012年）

クサントス・レトゥーン遺跡

クサントス遺跡とレトーン遺跡は、トルコ南西部の地中海沿岸に位置するリュキアの古代遺跡で、併せてユネスコ世界遺産に登録されています。クサントスはかつてリュキア連合の首都として栄え、クサントス川沿いの2つの丘に都市が築かれました。

リュキアはギリシャ文化の影響を受けながらも独自の文化を発展させ、特に葬送芸術においてはユニークな特徴を持っています。クサントス遺跡では、岩を削って作られた岩窟墓や、柱形や家形の石棺が柱の上に乗せられた珍しい墓が見られます。

一方、レトーン遺跡は、女神レトとその子供たちである太陽神アポロンと月の女神アルテミスを祀る聖域でした。住居の跡は見つかっておらず、純粋に宗教的な場所であったとされています。

クサントス遺跡・レトゥーン遺跡（文化遺産・1988年）

アニ遺跡

アニ遺跡は、トルコ東部のアルメニア共和国との国境近く、アルパチャイ川沿いに位置しています。この遺跡があるカルス地方は、アナトリアとアジアの接点に位置し、シルクロードの重要な商業ルート上にありました。この地理的優位性から、アニはかつて繁栄した商業都市として重要視され、多くの民族による支配を経験してきました。

この歴史的な場所は、アルメニア建築だけでなく、ビザンティン、セルジューク、グルジア、オスマンの影響を受けた多彩な建築遺構が残されており、その多様性がアニの歴史的重要性を物語っています。広大な荒野に残るアニの遺跡は、まるで別世界に来たかのような印象を与えます。

カルス県「アニ遺跡」のご紹介（文化遺産・2016年）

アルスランテペ遺跡

アルスランテペ遺跡は、アナトリア最古の集落都市とされる場所で、トルコ国内で最も大きい遺丘の一つでもあります。後期銅器時代から鉄器時代にかけての歴史的過程を見ることができ、2021年にユネスコ世界遺産に登録されました。紀元前3500年頃の神殿や、世界最古の雨水排水路を備えた日干し煉瓦の宮殿、多数の印章、見事な金属製の道具が発掘されています。

「アルスランテペ遺跡」アナトリア最古の集落都市（文化遺産・2021年）

ゴルディオン古代都市の遺跡

ゴルディオンは、紀元前12世紀～紀元前7世紀ごろにアナトリア（現トルコ）中西部で繁栄したフリギア王国の首都です。現在のトルコの首都アンカラから南西に約90kmの位置にあり、発掘された都市遺跡および古代集落が2023年に新たに世界遺産に登録されました。

フリギアの独特な文化や経済、技術などをうかがい知れる重要な遺跡が発掘されており、出土品の一部は近くにあるゴルディオン博物館に展示されています。

ゴルディオン古代都市（文化遺産・2023年）