ボレキとは？トルコの朝食の定番パンの魅力と作り方を紹介| トルコ旅行・トルコツアー おすすめプラン満載の【ターキッシュエア＆トラベル】

世界三大料理の一つといわれるトルコ料理における主食はパンです。実は、トルコは世界で最もパンの消費量が多い国ともいわれており、多種多様なパンが食べられています。

今回は、数あるトルコパンの中でも、朝食の定番の一つで専門店もあるほどポピュラーな、ボレキ（ボレク）の魅力をご紹介します。トルコ旅行に行った際は、ぜひ食べてみてくださいね。

ボレキ（ボレク）とは？

ボレキ（Börek）は、ユフカと呼ばれる薄い生地を層状に重ね、間にさまざまな具材を挟んで焼いたり揚げたりした料理です。出来立てのボレキは、中はホカホカ、外はサクサクで絶品。具材としては、白チーズやほうれん草、ひき肉、ジャガイモなどがよく使われます。

ボレキはトルコの朝食の定番といえる庶民料理。家庭でも作りますが、トルコの街にはどこでもボレク専門店があり、軽食やおやつとしても人気です。

トルコ国内でも地域によって具材や作り方にさまざまなバリエーションがあります。ボレキと似た料理は、ギリシャやアルバニア、セルビアなどバルカン半島諸国でも広く見られますが、起源はアナトリアだと考えられています。

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ボレキの種類

シガラ・ボレイ（Sigara böreği）

ボレクのバリエーションの中で、特に人気なのが「シガラ・ボレイ」です。“トルコ版揚げ春巻き”といえるこの料理は、細長く切ったユフカに具を巻き込み、揚げてサクサクに仕上げます。その形状がシガレット（巻煙草）に似ていることから、この名前が付けられました。

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パチャンガ・ボレイ（Paçanga böreği）

パチャンガ・ボレイも、春巻きのようなボレキ料理です。パストゥルマ（トルコ風のスパイシーな生ハム）、カシャルチーズ（羊の乳で作られるセミハードチーズ）、トマト、ピーマンなどの具材をユフカで巻いて油で揚げます。伸びるカシャルチーズとスパイスの効いたパストゥルマの組み合わせが絶妙な一品です。

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セルプメ・ボレキ（Serpme Böreği）

セルプメ・ボレキは、トルコの地中海沿いにある人気のリゾート地・アンタルヤの名物グルメ。“広げる”を意味する「セルプメ」の名の通り、生地を空中で回転させながら薄くのばして広げて作るのが特徴です。

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ラズ・ボレイ（Laz böreği）

ラズ・ボレイは、トルコの黒海地方の名物スイーツです。サクサクとしたパイ生地の中にカスタードクリームなどを入れて焼き上げ、たっぷりとシロップがかかっており、リッチな甘さが楽しめます。

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ボレキの作り方

ボレキは、卵や牛乳、植物油などを混ぜた卵液にユフカ（フィロ生地）を浸して、チーズや肉、野菜などの具材を乗せる工程を何回か繰り返して層状にして、オーブンで焼いたり、油で揚げたりします。

ユフカは日本では手に入りにくいため、春巻きの皮などで代用するのもおすすめです。もちろん、生地を小麦粉から自分で作ることもできます。