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トルコの人気世界遺産

ハットゥシャ:ヒッタイトの首都(文化遺産・1986年)


トルコ観光におすすめハットゥシャシュ遺跡の魅力とは?

広大な土地に建設された「ハットゥシャシュ遺跡」は、歴史的な価値も高く、1986年に世界遺産として登録されています。トルコ旅行の際に、観光スポットとして人気が高い世界遺産であるため、一度は観光してみるといいでしょう。

今回は、トルコ観光におすすめの「ハットゥシャシュ遺跡」の魅力について解説していくので、参考にしてみてください。

ハットゥシャシュ遺跡とは?

ハットゥシャシュ
4,000年以上前の紀元前25世紀頃に、人類史上初めて鉄器を扱い、帝国を築き上げたと言われているヒッタイト人が暮らしていた「ハットゥシャシュ」は、紀元前18世紀頃には王国が築かれていたとされています。世界遺産にも登録されており、歴史的な文化に触れることが可能です。

「ハットゥシャシュ」は、エジプトで絶対的な権力を保持していた「ラムセス2世」を倒す力を持っていたとされており、紀元前13世紀には「不可侵条約」がエジプトとの間に結ばれていたとされています。

広大な土地で「ハットゥシャシュ遺跡」は建設されていましたが、現在では城門の一部が残されているだけになっているのが特徴です。

入口にはライオン門

獅子の門 ライオンの門
町の入口に残されている門の一つで、元々はアーチとなっていたとされています。現在では、ライオンが施されている門の一部を見ることが可能です。

玄武岩で彫刻されていますが、左側のライオンについては損傷が激しく、辛うじて形状がわかる程度に留められています。

ライオンの彫刻には、魔除けの意味が込められており、「ハットゥシャシュ遺跡」を建造する時に、入口を守るためにライオン門が建造されたとされているのです。

ブユックカレ

ブユックカレ(大城塞)の丘にはヒッタイト王の居城を中心に公的な館が建っていました。宮殿の文書庫の跡からも膨大な数の楔形文字の文書が発見されています。

特に前1279年にエジプトとの間で結ばれた“カデシュの条約”の発見の意義は大きいです。
玄武岩に彫ったライオンに守られた獅子の門、戦の神を浮き彫りにした王の門や独創的なトンネルの突撃門などを見ると、ヒッタイト人の土木建築技術の巧みさや、戦略的な才能に驚かされます。

2006年、トルコ政府や日本タバコ(JTI)の支援により、当時と同じ材料が使用され、ヒッタイト王国の城壁を偲ばせる64メートルの城壁が復元されました。

ハットゥシャシュは1986年に世界遺産に登録されました。

 
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ヤズルカヤ(YAZILIKAYA)

ハットゥシャ ヤズルカヤ
垂直な岩壁に囲まれたうす暗い谷間、その岩肌に沢山の神像が浮き彫りにされています。ヤズルカヤは自然を利用した屋外神殿であり、ヒッタイトの神々のパンテオンともいえる聖域でした。

ここはヒッタイト以前から、恐らくフルリ人の信仰の場だったようです。ヒッタイトの宗教は他民族の要素を寛人に受容しています。考古学的調査は現在も続いています。大小二つのギャラリーがありますが、最近小ギャラリーの近くにもう一つのホールが発見されました。その用途など詳しいことの解明は今後の課題です。

大ギャラリーの西側壁には男の神々が、東側の壁には女の神々が彫られています。しかし、男女による区分は厳密なものとはいえません。西壁にも少なくとも3人の女神が混じっていますし、東の女神の列の中に男神が一人見えます。東西の神々の行列は北側の壁を向いています。その北壁にはヒッタイトの主神である嵐の神テシュブや太陽の女神ヘパトゥなどが集まっています。しかし、このギャラリーで一番大きく表されているのは、紀元前13世紀のヒッタイト王トゥダリヤス四世の姿です。そこから、このユニークな屋外神殿のできた時代を探ることができます。

小ギャラリーにも神々の行進の浮き彫りが驚くほど鮮やかに残っています。ここは亡くなった王、おそらくトゥダリヤスニ世か又は三世を祀った場と考えられていますが、当時まだ存命していたトゥダリヤス四世を祀った場という説にも説得力があります。

トゥダリヤス四世は大ギャラリーでも重要な場を占めていますし、小ギャラリーの浮き彫りの中にも少なくとも二体、彼と思われる姿が見えています。

この聖域のレリーフの代表ともいえるのは、シャルマ神に抱かれた王の姿で、これは神の特別な加護を得たものを意味し、ヒッタイト社会を解明するためにも、美術史上でも非常に重要な像といえるでしょう。

アラジャホユック(ALACAHOYUK)

アラジャホユック遺跡の写真
ハットゥシャから国道に戻る途中、東へ伸びる道を20kmほど行くとアラジャホユックという遺跡のある村に着きます。このあたりには初期青銅器時代以前からすでに人が定住していましたが、やがてヒッタイト人のものとなりました。ここが紀元前4千年頃すでにヒッタイトの都市、クッシャラだったとする説もありますが実証はされていません。

19世紀前半に最初の、今世紀に入ってからはイスタンブール考古学博物館による発掘が行われましたが、本格的調査は1930年代半ばまで待たなければなりませんでした。アタチュルクの指示によりトルコの歴史を科学的に解明しようという機運の下でR.オウズアルクや、ハミト・コシャイ等のトルコ人考古学者たちにより、15の時代に渡る遺物が発掘されました。

ヒッタイト帝国の最盛期を示す層は下から二番目で紀元前21から13世紀頃と確認されています。
数々の重要な出土品がアンカラのアナトリア文明博物館やこの村の博物館に展示されています。遺跡そのものも中々興味深く、特にスフィンクスの門はコピーとはいえ印象的です。紀元前15~13世紀、つまりヒッタイト帝国期のオリジナルはアンカラの博物館で見ることができます。ボアズキョイの大神殿に匹敵する大規模な神殿への入り口だったこの門には双頭の鷲という典型的ヒッタイト風と、スフィンクスという明らかなエジプト風の要素が混在していて、歴史的に非常に重要な意味を持っています。

 
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