トルコのおすすめ観光名所BEST20!治安やベストシーズン・日数も紹介
チェシュメ(チェシメ)観光|エーゲ海の人気リゾート地
アジアとヨーロッパの交差点に位置し、エキゾチックな魅力あふれるトルコ。古い歴史を誇り、歴史的な魅力にもあふれた国です。また、北には黒海、南に地中海、西にはエーゲ海が広がり、なかでもチェシュメは欧米からの人気リゾート地となっています。この記事ではチェシュメの魅力を伝えるとともに、観光のポイントや注意点も紹介します。
ジェノバの要塞が14世紀に建設されたのち、オスマン帝国により拡大され、チェシュメを支配していました。チェシュメの街中にあるチェシュメ城塞は、オスマン帝国が十字軍の末期に、ヨハネ騎士団などの攻撃に備えてエーゲ海岸に築いたうちの一つです。現在、城塞の一部はチェシュメ博物館となっており、城塞のそばにある1744年建造のキャラバンサライ(隊商宿)は、ホテルとして利用されているなど、歴史的にも興味深い土地です。チェシュメではヨットを借りてエーゲ海クルーズをすることも可能です。週に1回、チェシュメとイタリアのヴェニスを結ぶフェリーも運行しています。
エーゲ海に突き出したチェシュメ半島は風が強く、風の通り道ともいわれる街で、ウィンドサーフィンのメッカとしても有名です。もとはギリシャ人によって作られた街で、当時の雰囲気が多く残されています。今でも、旧市街の北西端にギリシャ人によって建設された風車が保管されており、風車がある高台からは街を見下ろすことができます。おすすめは、土曜日に週一回開催される大型市場です。雑貨やコスメ、新鮮な野菜、はちみつなどを買うことができます。アラチャトゥは現地のトルコ人にも人気で、観光地としても注目され始めています。白壁にカラフルな花や小物が続く街並みがかわいい雰囲気で、旧市街にはセンスの良いレストランやカフェが多数あることも魅力の一つです。エーゲ海で採れた海鮮を使った料理がおすすめです。
エーゲ海に面したチェシュメはシーフードが有名ですが、アニス(ほのかな甘さを感じさせるスパイスの一種)やゴマの実、アーティチョーク、イチジク、ゴムの木など名産品が多いことでも知られています。ここではチェシュメの名物グルメをご紹介致します。
トルコアイスと言えば、伸びて弾力のある食感が特徴です!チェシュメ名物の味「Damla Sakizi」はマスティックと呼ばれる植物を利用したもので、ギリシャの影響を受けているフレーバーです。マスティックの樹液は健康に良いと伝えられ、殺菌作用もあることからガムや飴なども作られています。マスティック味のトルコアイスは、ねっとりとした食感にさっぱりとした風味が特徴です。これは、チェシュメでしか味わえないトルコアイスなので、是非試してみて下さい!
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その他にもチェシュメ名物でサンドイッチの一種のクムルジュも人気です。パンに焼いたチーズやスパイシーなトルコソーセージのスジュク、トマトなどが入っています。普通のパンでも十分に美味しいですが、ゴマ付きのパンは特にお勧めです。
そして、トルコ料理と言えばケバブに代表される肉料理ですね!チェシュメがあるイズミル県は、イズミルキョフテという名物肉料理があります。「キョフテ」は、ひき肉とスパイスや玉ねぎをこねて作ったトルコ風の肉団子です。イズミルキョフテは、このスパイシーな肉団子をじゃがいも等の野菜とトマトペーストで煮込んだ料理です。煮込みハンバーグのような料理ですので、日本人にもとても親しみやすい味です。
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もちろん、チェシュメのレストランにも日本でお馴染みの大きなお肉を回転させながら焼いたドネルケバブがあります!トルコのケバブはこの他にも一口大に切ったお肉を串に刺して焼いたシシケバブやドネルケバブにヨーグルトを添えたスケンデルケバブなど、沢山の種類があります。ケバブはローストして調理する料理の総称なので、焼き栗のことはケスターネケバブ(ケスターネ=栗)といいます。トルコ旅行の際は、是非色んな種類のケバブ料理を楽しんでみて下さい。
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チェシュメがあるイズミルは一年を通して温暖なため、冬でも日本の東京よりは暖かい気候です。イメージとしては東京の秋ぐらいの服装で過ごすことができます。ただし、春や秋の時期は、日本と半月ほどシーズンがずれていることに注意しましょう。5月下旬~9月上旬頃までは夏の服装でも問題ありません。11~3月はジャケットや薄手のダウンなどがあると安心です。注意したいのは、チェシュメがある地中海地方は比較的温暖ですが、イスタンブールは北緯40度よりも北にあり、日本の東北辺りにあたることです。チェシュメを訪れる場合、イスタンブールを経由することが多いので、その辺りの気候にも注意して服装を用意しておくといいでしょう。
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目次
トルコにある観光地「チェシュメ」とは?
トルコいえば、歴史的遺産や遺跡、エキゾチックな雑貨や絨毯、世界三大料理の一つに数えられるトルコ料理など、さまざまな魅力を思い浮かべることができる人が多いでしょう。日本で意外に知られていないのは、周りを海に囲まれたトルコには、リゾート地も多いということです。そのなかで、エーゲ海の人気リゾート地「チェシュメ」の概要や人気スポットについて解説します。
チェシュメ半島の概要
エメラルドグリーンがまぶしいエーゲ海に面したチェシュメ半島は、トルコ西南部に位置するトルコ第三の都市イズミルの西、約80kmにあります。「チェシュメ」とは噴水・人口の泉を意味し、18~19世紀にかけてこの地域で発見された古いチェシュメにちなんで名付けられました。チェシュメ半島のすぐ近くにはギリシャのキオス島が位置し、フェリーで行き来できることから、ギリシャから多くの旅行者が訪れます。その他の欧米人にも人気のエーゲ海のリゾート地ですが、チェシュメ半島が続くイズミルには海水浴に適した浜がない事から、地元のイズミル市民にも人気のビーチです。白砂や透き通る海水が美しく、海辺には高級リゾートホテルが点在し、港にはプライベートヨットが並ぶリゾート地です。ジェノバの要塞が14世紀に建設されたのち、オスマン帝国により拡大され、チェシュメを支配していました。チェシュメの街中にあるチェシュメ城塞は、オスマン帝国が十字軍の末期に、ヨハネ騎士団などの攻撃に備えてエーゲ海岸に築いたうちの一つです。現在、城塞の一部はチェシュメ博物館となっており、城塞のそばにある1744年建造のキャラバンサライ(隊商宿)は、ホテルとして利用されているなど、歴史的にも興味深い土地です。チェシュメではヨットを借りてエーゲ海クルーズをすることも可能です。週に1回、チェシュメとイタリアのヴェニスを結ぶフェリーも運行しています。
チェシュメの人気スポット「アラチャトゥ」
エーゲ海に突き出したチェシュメ半島は風が強く、風の通り道ともいわれる街で、ウィンドサーフィンのメッカとしても有名です。もとはギリシャ人によって作られた街で、当時の雰囲気が多く残されています。今でも、旧市街の北西端にギリシャ人によって建設された風車が保管されており、風車がある高台からは街を見下ろすことができます。おすすめは、土曜日に週一回開催される大型市場です。雑貨やコスメ、新鮮な野菜、はちみつなどを買うことができます。アラチャトゥは現地のトルコ人にも人気で、観光地としても注目され始めています。白壁にカラフルな花や小物が続く街並みがかわいい雰囲気で、旧市街にはセンスの良いレストランやカフェが多数あることも魅力の一つです。エーゲ海で採れた海鮮を使った料理がおすすめです。
チェシュメの名物グルメ
エーゲ海に面したチェシュメはシーフードが有名ですが、アニス(ほのかな甘さを感じさせるスパイスの一種)やゴマの実、アーティチョーク、イチジク、ゴムの木など名産品が多いことでも知られています。ここではチェシュメの名物グルメをご紹介致します。
トルコアイス(ドンドゥルマ)
トルコアイスと言えば、伸びて弾力のある食感が特徴です!チェシュメ名物の味「Damla Sakizi」はマスティックと呼ばれる植物を利用したもので、ギリシャの影響を受けているフレーバーです。マスティックの樹液は健康に良いと伝えられ、殺菌作用もあることからガムや飴なども作られています。マスティック味のトルコアイスは、ねっとりとした食感にさっぱりとした風味が特徴です。これは、チェシュメでしか味わえないトルコアイスなので、是非試してみて下さい!
【トルコアイス「ドンドゥルマ」が伸びる秘密は原材料!作り方やおすすめ店は?
クムル
その他にもチェシュメ名物でサンドイッチの一種のクムルジュも人気です。パンに焼いたチーズやスパイシーなトルコソーセージのスジュク、トマトなどが入っています。普通のパンでも十分に美味しいですが、ゴマ付きのパンは特にお勧めです。
イズミルキョフテ
そして、トルコ料理と言えばケバブに代表される肉料理ですね!チェシュメがあるイズミル県は、イズミルキョフテという名物肉料理があります。「キョフテ」は、ひき肉とスパイスや玉ねぎをこねて作ったトルコ風の肉団子です。イズミルキョフテは、このスパイシーな肉団子をじゃがいも等の野菜とトマトペーストで煮込んだ料理です。煮込みハンバーグのような料理ですので、日本人にもとても親しみやすい味です。
キョフテ「トルコ風ミニハンバーグ」・おすすめのお店や本場風レシピもご紹介
ケバブ
もちろん、チェシュメのレストランにも日本でお馴染みの大きなお肉を回転させながら焼いたドネルケバブがあります!トルコのケバブはこの他にも一口大に切ったお肉を串に刺して焼いたシシケバブやドネルケバブにヨーグルトを添えたスケンデルケバブなど、沢山の種類があります。ケバブはローストして調理する料理の総称なので、焼き栗のことはケスターネケバブ(ケスターネ=栗)といいます。トルコ旅行の際は、是非色んな種類のケバブ料理を楽しんでみて下さい。
ケバブとは?トルコ人が教えるケバブのすべて|おすすめのお店や作り方もご紹介
チェシュメ観光で気になるポイント・注意点
トルコではイスラム教徒が98%以上を占めていますが、他のイスラム国と比べると宗教に対して寛容で、外国人が旅行しやすい国です。酒類も手に入りやすく、お酒を飲みながら食事をしたければ、事前にレストランなどをチェックしましょう。ここではチェシュメ観光を検討する段階で気になる、天気や気候、服装や治安情報などのポイントと注意点を紹介します。
チェシュメの天気・気候
チェシュメがある都市、エーゲ海岸のイズミルは地中海性気候に属しており、一年中温暖で過ごしやすい地域です。しかし、7月・8月の夏季は雨が少なく、乾燥して平均気温が40度を越えます。肌の乾燥対策、日焼け対策は万全にしておいた方がいいでしょう。逆に冬はエーゲ海に入ってくる海流の影響で雨が多くなります。この時期に訪れる場合は、折りたたみ傘などを持っていくのがいいでしょう。遺跡めぐりやショッピングであれば一年中楽しめますが、観光には4~5月、または10~11月頃がベスト。海水浴には適さない時期ですが、気温が高くなりすぎず晴天が続くため、イズミル周辺の古代遺跡観光をメインとする場合は最もおすすめのシーズンです。
観光におすすめの服装
チェシュメがあるイズミルは一年を通して温暖なため、冬でも日本の東京よりは暖かい気候です。イメージとしては東京の秋ぐらいの服装で過ごすことができます。ただし、春や秋の時期は、日本と半月ほどシーズンがずれていることに注意しましょう。5月下旬~9月上旬頃までは夏の服装でも問題ありません。11~3月はジャケットや薄手のダウンなどがあると安心です。注意したいのは、チェシュメがある地中海地方は比較的温暖ですが、イスタンブールは北緯40度よりも北にあり、日本の東北辺りにあたることです。チェシュメを訪れる場合、イスタンブールを経由することが多いので、その辺りの気候にも注意して服装を用意しておくといいでしょう。
チェシュメの治安情報
トルコ政府の治安対策強化により凶悪事件は少なく、観光地の治安は安定しています。リゾート地であるチェシュメでは、観光客を狙ったスリや置き引きなどの盗難トラブル、絨毯がらみの金銭トラブルに特に注意しましょう。また、海外旅行中はどこの国でもいえることですが、日本語で話しかけられると心を許しやすくなってしまいます。観光客を狙った暴力バーや、女性を狙った結婚詐欺なども発生しているので、日本語で話しかけられたからといって、油断しないように注意しましょう。女性は露出度の高い服装を控え、暗い道や裏道は昼間でも一人で歩くことを避けるべきです。
チェシュメの通信環境
日本と同じく、チェシュメのカフェやレストランでも、多くの店が無料Wi-Fiサービスを提供しています。Wi-Fiのマークがなくても無料で開放している場合が多いため、スタッフに尋ねてみるとよいでしょう。ホテルでも基本的にWi-Fiが無料ですが、接続が安定しないケースもあります。安定したネット環境を確保したい場合は、SIMカードやレンタルWi-Fiを日本で用意しておくのがおすすめです。
日本からチェシュメへのアクセス
日本からチェシュメへ行くにはインスタンブールで乗り換え、イズミル空港へ向かいます。イスタンブールからの飛行時間は、1時間程です。そして、イズミルからチェシュメへは空港バス・ハワシュ(Havaş)が便利です。空港から所要時間1時間半ほどでチェシュメに着きます。イズミル観光完全ガイド!おすすめスポット30選やグルメ・ホテル情報
エーゲ海のリゾート・チェシュメで一味違ったトルコ旅行が実現
トルコ西南部にあるチェシュメはエーゲ海に面した人気リゾート地。リゾート地でありながら、エキゾチックな雰囲気で、非日常感の中に古い歴史を感じられる街です。長期滞在でも飽きない魅力にあふれています。一般的なトルコツアーにはめったに含まれない地域ですが、オーダーメイドの個人旅行で一度は訪れてみたい場所です。オーダーメイドツアーのお問合せ