トルコのおすすめ観光名所BEST20!治安やベストシーズン・日数も紹介
マルマリスのおすすめ観光スポットを紹介!エーゲ海の人気リゾート地
マルマリスは、トルコ南西部の「ターコイズ海岸」と呼ばれるエリアに位置しています。海岸保養地として知られ、エーゲ海の海岸線を遊覧する「青い航海」ツアーの寄港地やギリシャ領ロードス島へのフェリー発着港があり、1時間弱で行くことができます。
ウォータースポーツやヨットが楽しめ、5月にマルマリス・ヨット・チャーター・ショーが開催され、本場のヨットスポーツをみる機会もあります。十分な装備を積んだヨットで、美しい南トルコの景色をのんびりと見てまわるのもいいでしょう。
マルマリスは近郊のクニドスやカウノスと同様、古代文化の中心地としての歴史を持ちながら、今日は完全にリゾート地として有名です。 深い緑の山に囲まれた静かな湾は天然の良港で、古くから賑わいを見せていましたが、最近は特にヨットハーバーとして国際的に人気が集まっています。
ビーチを楽しみたいならマルマリスの東にあるアタチュルク公園に是非立ち寄ってください。浅い浜辺から伸びる浜に沿って綺麗な海が広がります。澄んだ海の水は暖かく、5月上旬から9月下旬まで泳ぐことができます。
勾配の急な旧市街を散策しながら、マルマリスの歴史に触れてみるのもおすすめです。何世紀もの歴史を持つ建物が建ち並んでいる旧市街は、港周辺の現代的なエリアとは対照的です。旧市街にそびえるように建つマルマリス城は、スレイマン1世によって1522年に建てられました。城壁周辺を散策してから、城内のこぢんまりとした博物館も見学してみて下さい。歴史的な文化財や出土品が収蔵されています。
グランドバザールもマルマリスの見どころの一つです。衣料品や絨毯、お土産品、宝飾品などを扱っています。
マルマリス城は、1522年にオスマン帝国のスレイマン1世によって再建され、ロードス島騎士団など外敵の侵攻を防ぐ要塞としての役割を果たしていました。
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1979年から改修工事が行われ、現在はマルマリスの歴史に触れられる博物館として公開されています。城内には7つのギャラリーがあり、最大の展示ホールではこの地で発見された各時代の出土品が展示されています。
旧市街の高台に建つこの城からはマルマリスの美しい景色を一望できます。
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ユルディズ島の見どころの一つは、半島の最高地点に位置するニマラ洞窟です。考古学者の研究によれば、この洞窟は1万2千年前から人類が居住していたことがわかっています。
古代ギリシャ時代には、この神秘的な洞窟は礼拝所として使われ、アポローンとアルテミスの母親であるレトが祀られていました。洞窟内にはかつて、半円形の石の祭壇に陶器やレトの彫刻が供えられていたそうです。なお、この洞窟は1999年に保護地域に指定されています。
ぜひ、ユルディズ島を訪れ、マルマリスの町を一望できる素晴らしい景色やニマラ洞窟の歴史的な価値を体験してみてください。
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マルマリスといえば、やはり美しいビーチです。ビーチ沿いにホテルやバー、レストランが立ち並ぶ場所もあり、パラソルの下でのんびり過ごすことができます。
海水浴はもちろん、パラセーリング、バナナボート、ジェットスキーなどのウォータースポーツや、景色を楽しみながら海岸沿いの道を散歩するのもおすすめです。
マルマリスからは、ほど近くにあるロードス島へ日帰りで行くことができます。ロードス島までの船旅は1時間半ほどです。ロードス島は、ギリシャに属していますが、実はトルコのほうがはるかに近いのです。
ロードス島はエーゲ海に浮かぶリゾート地として有名ですが、世界遺産に登録されている「中世都市」などの貴重な遺跡も数多くある、見どころ満載の観光地です。
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マルマリスは、四季を通じて温和な海洋性気候に恵まれ、地中海性の植物がたわわに茂り、南国の花が香りを放ちます。ゆっくりと休暇を楽しみながらトルコの南海岸を探訪し、あるいはまだ訪れる人も少ない古代遺跡を巡るのに最適の場所といえます。
マルマリスのベストシーズンは、6~9月の夏季です。この時期はビーチリゾートでのアクティビティや海水浴を楽しむために多くの旅行客が訪れます。夏は気温が40℃に達する日もあるため、帽子や日焼け止めなどの対策も必要です。
一方、街の散策や遺跡巡りをのんびり楽しみたいなら、5~6月あるいは9~10月が過ごしやすくおすすめです。
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日本からマルマリスへ行くにはイスタンブールで乗り換え、ダラマン空港へ向かいます。イスタンブールからの飛行時間は1時間半ほどです。ダラマン空港からマルマリスまでは、バスやタクシーで1時間半かかります。
マルマリスの起源ははっきりとはわかっていませんが、紀元前6世紀にはフィスコスという名で知られていました。この場所はロードスに属していたカリアの一部であり、美しい港と女神レトに捧げられた聖なる木立ちがありました。
歴史家ヘロドトスによれば、紀元前3000年からこの場所には城があったとされています。この地域はやがてペルシャ帝国の支配下に入りました。紀元前334年、カリアはアレクサンダー大王に侵攻され、フィスコス城は包囲されました。町の600人の住民は侵略軍に対して勝ち目がないと悟り、城内の貴重品を燃やして山岳地帯に逃げました。城の戦略的価値を認識した侵略者たちは、主力軍が帰還するまで数百人の兵士を収容するために破壊された部分を修復しました。
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中世後期には、マルマリスはメンテシェのベイリクの一部となりました。15世紀中ごろ、オスマン帝国のメフメト2世がアナトリアとバルカンのさまざまな部族と王国を征服し、コンスタンティノープルを獲得しましたが、ロードスを拠点とする聖ヨハネ騎士団は、オスマン帝国との戦いに多くの年月を費やし、メフメト2世の攻撃にも耐え抜きました。スレイマン大帝がロードスを征服するために出発した際、マルマリスはオスマン帝国海軍の拠点として機能しました。マルマリス城は1522年にオスマン帝国の軍駐屯地として再建されました。
1798年、ネルソン提督はマルマリスの港で艦隊を結集し、エジプトへの出発とナイルの戦いに備えました。この戦いでナポレオンの地中海への野望は終わりました。
近代に入ると、1957年のフェティエ地震により街は大きな被害を受けますが、城とその周囲の歴史的建造物だけが無傷で残りました。1979年から城の改修工事が行われ、文化省の後援のもと、城は7つのギャラリーからなる博物館に改装されました。
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ウォータースポーツやヨットが楽しめ、5月にマルマリス・ヨット・チャーター・ショーが開催され、本場のヨットスポーツをみる機会もあります。十分な装備を積んだヨットで、美しい南トルコの景色をのんびりと見てまわるのもいいでしょう。
目次
マルマリスはトルコの人気リゾート地
マルマリスは近郊のクニドスやカウノスと同様、古代文化の中心地としての歴史を持ちながら、今日は完全にリゾート地として有名です。 深い緑の山に囲まれた静かな湾は天然の良港で、古くから賑わいを見せていましたが、最近は特にヨットハーバーとして国際的に人気が集まっています。
ビーチを楽しみたいならマルマリスの東にあるアタチュルク公園に是非立ち寄ってください。浅い浜辺から伸びる浜に沿って綺麗な海が広がります。澄んだ海の水は暖かく、5月上旬から9月下旬まで泳ぐことができます。
勾配の急な旧市街を散策しながら、マルマリスの歴史に触れてみるのもおすすめです。何世紀もの歴史を持つ建物が建ち並んでいる旧市街は、港周辺の現代的なエリアとは対照的です。旧市街にそびえるように建つマルマリス城は、スレイマン1世によって1522年に建てられました。城壁周辺を散策してから、城内のこぢんまりとした博物館も見学してみて下さい。歴史的な文化財や出土品が収蔵されています。
グランドバザールもマルマリスの見どころの一つです。衣料品や絨毯、お土産品、宝飾品などを扱っています。
マルマリスのおすすめ観光スポット
マルマリス城
マルマリス城は、1522年にオスマン帝国のスレイマン1世によって再建され、ロードス島騎士団など外敵の侵攻を防ぐ要塞としての役割を果たしていました。
オスマン帝国623年の歩みを全解説!世界を揺るがせた大帝国の繁栄と滅亡
1979年から改修工事が行われ、現在はマルマリスの歴史に触れられる博物館として公開されています。城内には7つのギャラリーがあり、最大の展示ホールではこの地で発見された各時代の出土品が展示されています。
旧市街の高台に建つこの城からはマルマリスの美しい景色を一望できます。
旧市街
マルマリス城下に広がる旧市街には、小さなブティックやコーヒーショップ、レストランなどがたくさんあります。静かで穏やかな雰囲気なので休憩に最適です。石畳で曲がりくねった趣のある路地を散策するだけでも楽しめるでしょう。マルマリス・バザール
ショッピングが好きで掘り出し物を楽しみたい方は、マルマリスの中心部にあるバザールに足を運んでみてください。日差しを避けて現地の雰囲気を味わいながら、お土産を購入するのにおすすめです。バザールには、スレイマン大帝の母であるアユシェハフサ・スルタンが建てたオスマン建築の小さなキャラバンサライもあります。トルコ旅行でおすすめのお土産ランキングBEST25!雑貨・お菓子・化粧品
マルマリス国立公園
マルマリスの東側には、自然豊かな国立公園があります。丘を登り、木々の間を通り抜け、素晴らしい景色を楽しみながら歩けます。さまざまな動植物を観察しながら散策できる、ガイド付きのトレッキングツアーもあります。マルマリスが一望できる展望台もあり、自然の景色やアウトドアを満喫できるおすすめの観光スポットです。ユルディズ島のニマラ洞窟
マルマリスの南東には、ハイキングしながら街を一望できるユルディズ島があります。ユルディズ島は実際には大きな半島であり、陸路でマルマリスからアクセスできます。ユルディズ島の見どころの一つは、半島の最高地点に位置するニマラ洞窟です。考古学者の研究によれば、この洞窟は1万2千年前から人類が居住していたことがわかっています。
古代ギリシャ時代には、この神秘的な洞窟は礼拝所として使われ、アポローンとアルテミスの母親であるレトが祀られていました。洞窟内にはかつて、半円形の石の祭壇に陶器やレトの彫刻が供えられていたそうです。なお、この洞窟は1999年に保護地域に指定されています。
ぜひ、ユルディズ島を訪れ、マルマリスの町を一望できる素晴らしい景色やニマラ洞窟の歴史的な価値を体験してみてください。
人間味満載な神々と英雄のギリシャ神話は超面白い!あらすじや伝説を紹介
マルマリスの楽しみ方
ビーチアクティビティ
マルマリスといえば、やはり美しいビーチです。ビーチ沿いにホテルやバー、レストランが立ち並ぶ場所もあり、パラソルの下でのんびり過ごすことができます。
海水浴はもちろん、パラセーリング、バナナボート、ジェットスキーなどのウォータースポーツや、景色を楽しみながら海岸沿いの道を散歩するのもおすすめです。
ボートツアー
マルマリスでは、海岸沿いを航海するクルーズツアーも人気です。マルマリス周辺の美しい海や小さな湾を眺めつつ、いくつかの観光名所やビーチに停泊してくれるため、見どころをまとめて観光できます。多くのツアーには軽食のランチが含まれています。サファリツアー
マルマリス周辺の山々や村々はとても美しく、それらを楽しみながら訪れるには、ジープサファリツアーに参加するのがおすすめです。素晴らしい景色を眺めながら、道中は観光名所にもいくつか立ち寄ります。ロードス島への旅
マルマリスからは、ほど近くにあるロードス島へ日帰りで行くことができます。ロードス島までの船旅は1時間半ほどです。ロードス島は、ギリシャに属していますが、実はトルコのほうがはるかに近いのです。
ロードス島はエーゲ海に浮かぶリゾート地として有名ですが、世界遺産に登録されている「中世都市」などの貴重な遺跡も数多くある、見どころ満載の観光地です。
ギリシャの「ロードス島」は巨像が有名?歴史や観光スポットを紹介!
マルマリスの気候・ベストシーズン
マルマリスは、四季を通じて温和な海洋性気候に恵まれ、地中海性の植物がたわわに茂り、南国の花が香りを放ちます。ゆっくりと休暇を楽しみながらトルコの南海岸を探訪し、あるいはまだ訪れる人も少ない古代遺跡を巡るのに最適の場所といえます。
マルマリスのベストシーズンは、6~9月の夏季です。この時期はビーチリゾートでのアクティビティや海水浴を楽しむために多くの旅行客が訪れます。夏は気温が40℃に達する日もあるため、帽子や日焼け止めなどの対策も必要です。
一方、街の散策や遺跡巡りをのんびり楽しみたいなら、5~6月あるいは9~10月が過ごしやすくおすすめです。
トルコの気候と旅行のベストシーズンは?季節別の気温・天気とおすすめの服装
日本からマルマリスへのアクセス
日本からマルマリスへ行くにはイスタンブールで乗り換え、ダラマン空港へ向かいます。イスタンブールからの飛行時間は1時間半ほどです。ダラマン空港からマルマリスまでは、バスやタクシーで1時間半かかります。
マルマリスの歴史
マルマリスの起源ははっきりとはわかっていませんが、紀元前6世紀にはフィスコスという名で知られていました。この場所はロードスに属していたカリアの一部であり、美しい港と女神レトに捧げられた聖なる木立ちがありました。
歴史家ヘロドトスによれば、紀元前3000年からこの場所には城があったとされています。この地域はやがてペルシャ帝国の支配下に入りました。紀元前334年、カリアはアレクサンダー大王に侵攻され、フィスコス城は包囲されました。町の600人の住民は侵略軍に対して勝ち目がないと悟り、城内の貴重品を燃やして山岳地帯に逃げました。城の戦略的価値を認識した侵略者たちは、主力軍が帰還するまで数百人の兵士を収容するために破壊された部分を修復しました。
世界を制した若き英雄アレクサンドロス(アレキサンダー)大王|トルコを通って東方遠征!
中世後期には、マルマリスはメンテシェのベイリクの一部となりました。15世紀中ごろ、オスマン帝国のメフメト2世がアナトリアとバルカンのさまざまな部族と王国を征服し、コンスタンティノープルを獲得しましたが、ロードスを拠点とする聖ヨハネ騎士団は、オスマン帝国との戦いに多くの年月を費やし、メフメト2世の攻撃にも耐え抜きました。スレイマン大帝がロードスを征服するために出発した際、マルマリスはオスマン帝国海軍の拠点として機能しました。マルマリス城は1522年にオスマン帝国の軍駐屯地として再建されました。
1798年、ネルソン提督はマルマリスの港で艦隊を結集し、エジプトへの出発とナイルの戦いに備えました。この戦いでナポレオンの地中海への野望は終わりました。
近代に入ると、1957年のフェティエ地震により街は大きな被害を受けますが、城とその周囲の歴史的建造物だけが無傷で残りました。1979年から城の改修工事が行われ、文化省の後援のもと、城は7つのギャラリーからなる博物館に改装されました。
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