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トルコツアーガイド

東トルコ・南東アナトリア地方


南東アナトリア地方は、壮大な史跡が示すように大変豊かな歴史と文化遺産に恵まれた地方です。その歴史は新石器時代の紀元前7000年頃にさかのぼります。紀元前2000~1500年にフルリ人、紀元前1200年頃にはヒッタイト人がこの地を支配しました。

フラット(ユーフラテス)川とディジュレ(チグリス)川に挟まれた土地には、三大世界宗教が父祖と主張するイブラヒムが住んでいました。ある説によれば、イブラヒムはカルデアのウル(現在のシャンル・ウルファ)で生まれ、その後、町を離れて南へ下り、ハランへ移住したと言われています。ハランはメソポタミアの重要な歴史・文化の中心地の一つで、数々の遺跡の中には、最大かつ最古のスケールを誇るイスラム大学の遺跡も見ることができます。18世紀の大邸宅、キュチュク・ハジュ・ムスタファ・ハジュキャーミルオール・コナーウは修復工事が完了し、現在はアートギャラリーとして生まれ変わっています。

南から北へメソポタミア平原を越えて旅をすると最初に目にとまる高い山が絵のように美しいネムルト山で、標高2,150メートルの頂上に、紀元前1世紀初頭に創建されたコンマゲネ王国の王、アンティオコス1世の古墳があり、この周りには墓を守る巨大な神像たちが並んでいます。これらの神像はギリシャとペルシャの文化が複合したもので、なぜか顔部分は胴体部分から離れて足元付近に散在しています。巨大な神像の頭がゴロゴロ転がっている奇妙な光景で知られています。ヘレニズム時代のシリアから離脱したコンマゲネ王国はギリシア神話とペルシアの信仰のふたつの影響を受けヘレニズムの折衷様式の特徴をよく残しています。
又、ネムルト山は美しい日の出を見られることでも有名。観光シーズンは5月~10月。開山、閉山はその都市の天候によって異なります。


ネムルート山

この地方で最も重要な地域として、市街を囲む城壁が中世の軍事建築の代表的な傑作のひとつとなっているディヤルバクル、地方建築で知られるマルディン、後期ヒッタイトの都市遺跡を有する貿易と産業の一大中心地ガーズィ・アンテップがあります。

アタテュルク・ダム湖は、休暇やウォータースポーツを楽しむ人が集まるこの地域を代表するレジャースポットです。湖岸に沿って数多くのビーチが連なり、メソポタミアの太陽の下、休暇を忘れがたいものにしてくれます。

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