イスティクラル通りのおすすめのお店や観光スポット【イスタンブールの目抜き通り】| トルコ旅行・トルコツアー おすすめプラン満載の【ターキッシュエア＆トラベル】

イスティクラル通り（İstiklal Caddesi）は、イスタンブール新市街のベイオール地区の目抜き通りです。イスタンブールのモダンなエリアの中心地であり、公共交通のハブにもなっているタクシム広場を起点として、南西に約1.4kmほど続いています。

イスティクラル通りはイスタンブールきっての繁華街で、通り沿いにはおしゃれなカフェやレストラン、ブランドショップ、劇場、映画館、ナイトライフを楽しめるクラブなど、さまざまなお店が軒を連ねています。

イスティクラル通りは歩行者天国になっており、通りを走るレトロなトラム（路面電車）以外の車両の通行は禁止されています。


かつてベイオール地区がペラ地区と呼ばれていたことから、イスティクラル通りは「ペラの大通り」と呼ばれていましたが、1923年にトルコ共和国が成立してから、トルコ語で“独立”を意味する「イスティクラル（İstiklal）」の名が付けられました。

トルコは歴史的にイスラム教国家ですが、この辺りは非イスラム教徒が居住する区域として発展していきました。そのため、周辺にはボスポラス海峡を見下ろせる斜面に並ぶカトリック教会が多く建っています。

イスティクラル通りの場所・アクセス

イスティクラル通りは、イスタンブールの旧市街からガラタ橋を渡って新市街に入り、北に1kmほど行ったところにあります。ガラタ橋の新市街側のカラキョイから、楽器街として有名なガリップデデ通りを歩いて15分ほどでイスティクラル通りに出ます。その途中には、新市街のシンボルであるガラタ塔もあります。

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メトロ（地下鉄）

イスタンブール市内を走るメトロ（地下鉄）M2号線の「シシャーネ（Şişhane）駅」はちょうどイスティクラル通りの南端、その隣の「タクシム（Taksim）駅」は北端の最寄り駅になっています。

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テュネル（地下ケーブルカー）

ガラタ橋を渡って新市街に入ってすぐのところにある「カラキョイ（Karaköy）」駅から、テュネル（Tünel）という地下ケーブルカーに乗って、イスティクラル通りの南端「ベイオール（Beyoğlu）」駅まで約2分で行けます。テュネルはこの1区間だけの運行で、世界最短の地下鉄でもあります。

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ノスタルジックトラムヴァイ

イスタンブール市内での移動に便利なトラム（路面電車）ですが、イスティクラル通りにはテュネル広場とタクシム広場を結ぶノスタルジックトラムヴァイが走っています。

これは1990年に復元された旧式タイプの車両で、1両編成のレトロ可愛い見た目が魅力です。イスタンブールのアジア側のカドゥキョイ（Kadıköy）」でも、2003年に復元された観光用の旧型の路面電車が運行しています。

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イスティクラル通りのおすすめ観光スポット

チチェキ・パサージュ（フラワー・パッセージ）

チチェキ・パサージュ（Çiçek Pasajı）は、かつて花屋が多く店を構えていたことから「花の通路」を意味する名で呼ばれる歴史的・芸術的価値の高い建築物です。現在は小さなレストランとビアホールが軒を連ねており、人気の観光スポットとなっています。

チチェキ・パサージュの向かいあたりには、トルコで有名なガラタサライ・リセ（高校）が建っています。

ベイオール魚市場

イスティクラル通りの中心部には、新鮮な魚介類を扱うお店が並ぶ「ベイオール魚市場（Beyoğlu Balık Pazarı）」があります。鮮魚店だけでなく、ミディエ・ドルマやココレチなどトルコのB級グルメが食べられるお店やシーフードレストラン、メイハーネ（トルコの居酒屋）なども多く集まっています。

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マド（トルコアイス）

日本でも一時期話題になったトルコの“伸びるアイスクリーム”。正式には「マラシュ・ドンドゥルマ（Maraş Dondurma）」といいますが、実は本物のトルコアイスは現地トルコでしか食べられません。粘り気のある食感を生み出す原料である「サーレップ」という植物は、トルコでしか手に入らないからです。

イスティクラル通りには、伸びるトルコアイス発祥の地に本店を置く由緒正しき「マド（MADO）」の支店があります。一番人気の定番メニューは、硬く粘り気も強い細長いアイスをナイフで切り分けながら食べる「ケスメ・ドンドゥルマ（Kesme Dondurma）」です。


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ニザム・ピデ・ガラタサライ（ピデ）

「ニザム・ピデ・ガラタサライ（Nizam Pide Galatasaray）」イスティクラル通りのガラタサライ高校近くにあるピデ専門店です。ピデ（Pide）は、ふっくらもちもちとした生地にさまざまな具を乗せて焼き上げたトルコ風ピザのこと。ここに来たら、パストゥルマやスジュック、マッシュルーム、卵がトッピングされた人気の「ニザム・スペシャルピザ」をぜひ召し上がってみてください。


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ハジュ・ベキル（ターキッシュデライト）

ターキッシュデライト（ロクム）は、日本のゆべしに似た食感のトルコの定番スイーツです。そのターキッシュデライトの産みの親といえるシェケルジ・ハジュ・ベキル・エフェンディが1777年に創業した老舗がハジュ・ベキル（Haci Bekir）です。ターキッシュデライトは見た目にも可愛くて日持ちするので、お土産に最適です。


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ハフィズ・ムスタファ 1864（バクラヴァなど）

ハフィズ・ムスタファ（Hafız Mustafa 1864）は、1864年創業のトルコの人気スイーツ店です。バクラヴァ、ターキッシュ・デライト（ロクム）、カダイフなどトルコのさまざまな伝統菓子をラインアップしています。イスティクラル通りには2店舗構えており、イートインできるカフェも併設されています。


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サライ・ムハッレビジシ（ストラッチ）

サライ・ムハッレビジシ（Saray Muhallebicisi）は、トルコ風のライスプディング「ムハッレビ（Muhallebi））」や「ストラッチ（Sütlaç）」の専門店です。自社牧場から送られてくる新鮮なミルクを使ったメニューを提供しています。


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トゥンチ・バルック（海鮮珍味店）

トゥンチ・バルック（Tunc Balik）は、ベイオール魚市場にある人気の海鮮珍味店です。ウナギのパストゥルマ、ラケルダ（カツオの塩漬け）、タラモサラダ、カラスミなどを量り売りしており、地元民はここで買ったおつまみをラク（トルコの地酒）とともに楽しみます。