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勇猛果敢な女戦士アマゾネスは実在した?トルコの黒海沿いに住んでいた民族


強靭な女戦士軍団・アマゾネスとは?

勇猛果敢な女戦士アマゾネス。映画にもなっているので名前ぐらいは御存じの方もが多いでしょう。強い女性の代名詞としても使われますね。アマゾネスはギリシャ神話に出てくる女性だけの部族で、アマゾーンとも言います。

アマゾネスの故郷はトルコ黒海地方

アマゾネス
実はアマゾネスは、トルコの黒海南沿岸に住んでいた古代民族と伝えられています。彼女たちの首都だったテルミスス(又はThemiscyraテミスキラ)は現在のサムスン県テルメ村(Terme)付近、古代名テルモドンであるテルメ川の畔にありました。

同じ黒海沿岸のギレスンの町から1.6㎞の沖にあるギレスン・アダス(ギレスン島)は、アマゾネスの女王の一人アンティオペーが支配していたと言われており、この説を裏付けるような神殿の遺跡が今でも残っています。言い伝えでは、ここに戦争の神アレースの神殿を建設したとされています。

歴史家の中にはアマゾネスの実在を疑う見方もあります。しかしトルコ人はテルメに遺跡が残っていることもあり、裸馬を巧みに操り、トロイア戦争で活躍した女戦士団の存在を信じています。

ちなみに日本でも男子禁制で女性のみしか生まれない「女護島」という伝説上の島の話が伝わっています。

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テミスキラ

アマゾネスの意味・語源|騎馬と弓矢に長けた女性戦士たち

アマゾーン(Amazon)の名の語源は、「A」は否定の接頭詞で「mazon」は”乳房”、すなわち「乳房無し」を意味します。アマゾネスの女性は子供の頃に右の乳房を切り落とす習慣がありました。弓を引くとき右胸の隆起は邪魔になります。残酷なようですが、一人前の戦士になるには弓を男性並みに引く技量と力が必要だったのですね。

古代ギリシャの医者ヒポクラテスによると、少女の内に熱した青銅の金属で手術を行って右胸の成長を防ぎ、右肩と右腕の発達を促したと言います。一方、最近ではペルシア語の「ha-mazan-(戦士の意)」に由来するという説も出てきているようです。

人類で初めて馬に乗った騎馬民族とも言われ、騎馬上で弓を射る優秀な騎手集団でもあり、狩猟の女神アルテミスを信仰していました。

女性だけのアマゾネスが子孫を残す方法

アマゾネス
女性だけの部族ですので、部族内だけで子孫を残すことは不可能です。その為、子供を作るためだけに年に1度近隣の男性部族Gargareansの村に行って交わり、または戦いで捕らえた男性捕虜と交わったりして子孫を増やしていました。

生まれた子が男の子の場合は、殺すか男親に送り返し、女の子のみ手元に置いて農牧や騎馬や狩猟や戦術を教え戦士として育成し、後継者としていました。

女性だけの部族となった理由

アマゾネスの女性が男性を嫌う理由については2つのエピソードがあります。 一つは、同部族の男性達が周辺のコミュニティへの襲撃中に罠にかかり殺されてしまったので女性が武装したと言う話。

もう一つは、奴隷として使っていた男たちがアナトリアでゼウスと言う名の全知全能の神が現れたことを聞き、それを自慢し始めたことに怒ったアマゾネスはその晩に全ての成人男子を殺し、男の子達に障害を負わせ、殺した男達の性器を切り取り地母神へ捧げて男たちが国へ入る事を禁止したと言うお話です。

ギリシャ神話におけるアマゾネスの伝説

アマゾネス
アマゾネスはギリシャ神話に登場したことでその存在を広く知られています。特にアマゾネスの中でも有名な女王はヒッポリュテーとペンテシレイア、アンティオペーの姉妹です。

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ヘラクレスと女王ヒッポリュテー

アマゾネス アマゾーンの女王ヒッポリテーは、父親である戦いの神アレースの魔術の腰帯を受け継いでいます。ヘラクレスは、ミケーネ王エウリュステウスの命により十二の功業の一つであるアレースの帯を取りに行かなければならなくなります。

ヘラクレスは簡単に帯を手に入れられないと思い、アマゾネスと戦いになることを踏まえてアテナ王テーセウスらの勇士を集めて敵地に乗り込むことにしますが、まず無理を承知で交渉したところ、アマゾネスの女王ヒッポリュテーは強靭な肉体のヘラクレス達を見て、自分達との間に子を作ることを条件に腰帯を渡すことを承諾するのです。

ところが神々の女王ヘーラー(ゼウスの妻でヒッポリュテーの祖母にあたる)がアマゾネスの一人に変じて「ヘラクレスが女王を拉致しようとしている」と煽ったため、アマゾネス達はヘラクレスを攻撃します。ヘラクレスはヒッポリュテーの約束は罠であったと思い込み、ヒッポリュテーは弁明するにも拘らず殺害して腰帯を持ち帰るのです。

一説ではヘーラーが変装したのはヒッポリュテー本人で、彼女に変装したヘーラーが『ヘラクレス達が国を乗っ取ろうとしている』とアマゾネス達を煽って襲撃させたとも言われています。突如アマゾネスから襲撃されたヘラクレスは激怒し、ヒッポリュテーに攻め寄ります。

ヒッポリュテーは必死に身の潔白を訴えるですがヘラクレスは殴り殺してしまうのです。冷静さを取り戻したヘラクレスは、ヒッポリュテーの目は嘘を言っているように見えず誤解であったことを知り、話も聞かず殺してしまったことを後悔したと言います。

テーセウスとアンティオペー

ヘラクレスと一緒にアマゾネスの国へ行ったアテーナイ王テーセウスは、その後再度アマゾネスの国に行き女王ヒッポリュテーの妹のアンティオペーをさらってしまいます。アマゾネスの国からアテナイに引き返す途中ビュティニア王国のニカエア(現イズニック)に立ち寄ったとも。

アマゾネスはアンティオペーを救い出すためにアテナイに遠征しますが破れてしまい、テーセウスはアンティオペーを妻にし、二人の間にヒッポリュトスが生まれます。

歴史に残るアマゾネスの活躍

アマゾネス
アマゾネスは紀元前2000年ごろから同1200年ごろまで存在したといわれています。叙事詩「イリアス」「オデュッセイア」で名高いホメロスや歴史家ヘロドトスを筆頭に多くの歴史家がアマゾネスについて叙述しています。

アマゾネスはトロイア戦争にも参戦していた

ホメロスの『イーリアス』によりますと、女王ペンテレシアはアマゾネス軍を率いて、あのトロイア戦争の際にトロイア側についてアテネ軍と戦いました。しかし、ペンテレシアはギリシアの英雄アキレウスと一騎打ちを挑んだ末、残念ながら破れて命を失います。アキレウスは殺してしまった後にペンテレシアの美しさを見て嘆き悲しんだと言います。

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アマゾネスは後にアキレウスの灰を手に入れるためにドナウ川のルーク島まで遠征したと言われています。しかし、アマゾネスが島に上陸したとき、アキレウスの幽霊が現れ、戦士を島から追い出したということです。

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トロイア戦争

アマゾネスとスキタイの関係|ヘロドトスによる伝承

ヘロドトスは、ギリシャ人がテルメ戦争でアマゾネスに勝った後、彼らが収容したアマゾネスと一緒に黒海に出たと述べています。そしてアマゾネスは海上で男達を殴り殺し、船を自分の物にしたとのことです。

しかし、彼女らは船の使い方を知らないので、風と波に身を任せた結果、黒海北部のスキタイ国Palus-Maiotis(アゾフ海)の海岸に到着しました。 アマゾネス達は海岸で放牧されていた馬を捕まえてスキタイ(サカ)の国を略奪し始めるのです。

スキタイ人は、身なりと言語が違う強靭な戦士たちに驚き戦いますが、戦死した敵の戦士の顔をみて女性であるのを知り戦いをやめます。そしてスキタイの若い男性を選りすぐり、アマゾーンの居住地に送り込み知り合って交流するように仕向けます。そう、スキタイ族はアマゾーン族の女性達と子供を作ることが目的でした。

スキタイの青年とアマゾネスは合流し野営を統合して一緒に住むようになります。そして、スキタイの男性達はアマゾネス達に妻としてずっと一緒に住むように要請しますが、アマゾネス達は「お互いの習慣が違い過ぎる。私たちは弓を引き、槍を投げ、馬に乗り、女性としての仕事など知らない。あなた達の女性とは違い過ぎるし、あなた達の女性達とは理解しあうことは到底できない」

そして「それでももし私たちを妻として娶りたい、私たちに良いように振舞いたいと言うのなら、自身の父親から取り分を貰って来て、この地で私たちの法に従って一緒に住みましょう」と返答をします。

スキタイの青年たちはアマゾネスの言った通りのことをします。しかし、アマゾネス達は略奪したスキタイの地に留まる事に気が引けたため、青年たちと一緒にタナイス川(黒海東ロシアを流れる現ドン川)を渡り、東へ歩いて3日の距離の国に移り住んだと言います。

アマゾネスの正体はスキタイだった?

アマゾネスが実在したかどうかについては明確な証拠はなく、歴史家によって見解が分かれますが、近年ではアマゾネスはスキタイの女性戦士だったのではないかという説が唱えられています。

スキタイは鉄を使った高度な馬具や騎馬技術で知られる、ユーラシア大陸の南ロシア草原周辺で活動していた騎馬遊牧民族およびその国家のことです。彼らは馬にまたがって弓を射ることを得意としていたともいわれています。

黒海からモンゴルにまたがる地域では、クルガンと呼ばれる墳丘墓からスキタイのものと思われる遺骸がいくつも発掘されています。これらには弓矢や矢筒、槍、馬などがともに埋葬されており、当初は全て男性の戦士のものだと考えられていました。

しかし、DNA検査や各種の科学的分析により、スキタイの女性についても約1/3が武器などとともに埋葬され、戦争による負傷の痕がみられることが判明しました。馬にまたがりながら弓矢で戦う勇敢な女性…まさにアマゾネスの特徴と一致しますね。

また、アマゾネスは入れ墨(タトゥー)をしていたという逸話も伝わっていますが、スキタイの女性についても体に入れ墨をしていた考古学的証拠が見つかっています。トラキア(バルカン半島南東部の古代名)の女性は高貴の証として入れ墨をしていたことで知られていますが、入れ墨の方法を伝えたのはスキタイの女性だったという説もあるのです。

ちなみに、スキタイの鉄や騎馬に関する知識・技術はユーラシア大陸に広がって世界に大きな影響を及ぼしましたが、実はこれを伝えたのはヒッタイトだといわれています。

ヒッタイトの歴史とハットゥシャ遺跡|トルコ世界遺産(文化遺産・1986年)

アマゾネスが建設したアナトリアの都市

エフェソス
伝説によると、アマゾネスはアナトリア全域で戦いを行い、カッパドキアを占領しリキアまで進出したところ、コリント王ベレロポーンとイーリオス王プリアモスに撃退されました。

トルコの古代都市であるエフェソスやスミルナ(現イズミール)、スィノップを建設したのもアマゾネスだと言われています。

エフェスは紀元前16世紀頃アマゾネスによってアルテミス神殿近くに建設され、エフェスのギリシャ人の乙女たちは年に一度、アマゾネスに捧げる為に武器を身に着けて特別な踊りを踊っていたと言う言い伝えがあります。

エフェソス・エフェソス遺跡|トルコ世界遺産(文化遺産・2015年)

スミルナは、約3500年前にカディフェカレ(古代名パゴス)の丘の裾野のメレス川の畔に、楯と槍を持ち、筋肉質で引き締まった体、日に焼けた顔に長い髪の毛をなびかせるアマゾネスの戦士達が巨大な馬に乗って東黒海地方のテミスキラからやってきて町を建設したと言います。

なお、アマゾネスの女王スミルナ(又はミリナMyrina)の名から町の名が付けられたと言われています。

また、スミルナのもう一つの言い伝えは、スミルナの地に住んでいたエレクティド(Elektid)と言う部族がアマゾネスと戦い、勝利します。エレクトティドの王テセ(These)はアマゾネスの女王スミルナと結婚し、妻の名を町に付けたとも言われています。

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黒海地方西のシノップもアマゾネスが建設し、アマゾネスの女王シノップからその名が付けられたと言われています。

アマゾネスの現在は?南米アマゾーンにその名を残す

アマゾネス
ところで南米アマゾンの名前の由来はアマゾネスにあるのをご存知でしたか。16世紀、スペイン人が南米を征服したとき、戦った現地民の中にたくさんの女性がいました。

それを見て「まるでアマゾネスみたいだ」と思ったことから現地名のマルナオン川をアマゾン川と呼ぶようになったのです。残念ながらアマゾネスは現存していませんが、滅びたアナトリアの女性戦士団は遠い南米にその名を残しているのですね。

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アマゾネスは人気映画の設定としても有名

あの人気の漫画、映画にもなっているワンダーウーマン。主人公のワンダーウーマンは御存じの通りアマゾネス族出身で彼女の生まれ故郷セミスキラ(=テミスキラ)はアマゾネスの首都ですが、映画上ではその場所ははっきりと述べられていません。

伝説と同じトルコの黒海地方の都市であったと思って映画を観るとまた違う面白さと感動を感じることができると思います。

また、1973年にはアマゾネスの女王アンティオペーを題材にした「アマゾネス」という映画も製作されています。子孫を作るためにギリシャ軍の兵士の子種をもらいにいく、アテーナイ王テーセウスに連れ去られて結ばれるなど、ギリシャ神話などアマゾネスの伝説をベースにしたストーリーになっています。

アマゾネスの謎を探りにトルコに行くのも楽しいかも!

いかがでしたでしょうか。アナトリアにはアマゾネスに因んだ場所が数多くあります。実は、アマゾネスはギリシャ人が黒海沿岸で見たヒッタイト人の男性(ヒッタイト人の男性は髪が長くて口ひげも顎ひげも綺麗にそられている)を女性と見間違えて、ギリシャに帰りアナトリアに女性戦士がいると話が伝わったとも言われたり、本当に色々な伝説が残っています。

火の無い所に煙は立たぬと言いますので、アマゾネスは実在したと思われます。是非皆様もトルコでアマゾネスの痕跡をたどる旅をしてみてはいかがでしょか。

 
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