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トルコの人気世界遺産ランキング
アルスランテペ遺跡(文化遺産・2021年)
アニ遺跡(文化遺産・2016年)
中世アナトリアの木造多柱式モスク群(文化遺産・2023年)
ゴルディオン古代都市(文化遺産・2023年)
トルコの全世界遺産リストとご紹介
トルコ世界遺産を巡る旅
トルコにはイスタンブール、カッパドキア、トロイ遺跡など21か所の貴重な世界遺産があります(2025年4月時点)。
トルコ旅行専門のターキッシュエア&トラベルでは、世界遺産観光を楽しめる周遊のグループツアーやオーダーメイド旅行も数多くご用意。トルコが誇る世界遺産を巡るなら、ぜひ弊社におまかせください!
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世界遺産名 | 分類 | 登録年 |
---|---|---|
イスタンブール歴史地域 | 文化遺産 | 1985 |
ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群 | 複合遺産 | 1985 |
ディヴリーイの大モスクと病院 | 文化遺産 | 1985 |
ハットゥシャ :ヒッタイトの首都 | 文化遺産 | 1986 |
ネムルート山 | 文化遺産 | 1987 |
クサントス-レトーン | 文化遺産 | 1988 |
ヒエラポリス-パムッカレ | 複合遺産 | 1988 |
サフランボル市街 | 文化遺産 | 1994 |
トロイの古代遺跡 | 文化遺産 | 1998 |
セリミエ・モスクとその複合施設 | 文化遺産 | 2011 |
チャタルヒュユクの新石器時代遺跡 | 文化遺産 | 2012 |
ブルサとジュマルクズク:オスマン帝国発祥の地 | 文化遺産 | 2014 |
ペルガモンとその重層的な文化的景観 | 文化遺産 | 2014 |
ディヤルバクル城塞とエヴセル庭園の文化的景観 | 文化遺産 | 2015 |
エフェソス | 文化遺産 | 2015 |
アニの古代遺跡 | 文化遺産 | 2016 |
アフロディシアス | 文化遺産 | 2017 |
ギョベクリ・テペ | 文化遺産 | 2018 |
アルスランテペの遺丘 | 文化遺産 | 2021 |
ゴルディオン | 文化遺産 | 2023 |
中世アナトリアの木造多柱式モスク群 | 文化遺産 | 2023 |
トルコの人気世界遺産ランキング
- BEST 5 -
下記の地図の都市名を選択すると詳細にジャンプします。
トルコ世界遺産特集一覧
イスタンブール歴史地域(文化遺産・1985年)
1985年に世界遺産に登録されたイスタンブールはヨーロッパ大陸とアジア大陸にまたがる、トルコ最大の都市であり、文化、経済の中心地です。かつてローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマン帝国の3つの帝国の首都として繁栄した歴史ある街です。
地理的にも歴史的にも東洋と西洋の影響を受け、双方が混じり合った独特の雰囲気を持つイスタンブールは、この街にある多くの宮殿、モスク、博物館、教会などを見ながら歴史の流れを感じることが出来る、まさに歴史を語ってくれる街です。
地理的にも歴史的にも東洋と西洋の影響を受け、双方が混じり合った独特の雰囲気を持つイスタンブールは、この街にある多くの宮殿、モスク、博物館、教会などを見ながら歴史の流れを感じることが出来る、まさに歴史を語ってくれる街です。
カッパドキアの岩窟群(複合遺産・1985年)
別世界に入り込んだような不思議な奇岩群からなるカッパドキアは世界中の人々が訪れる観光場所の一つです。奇岩群は古代噴火によって堆積した溶岩や火山灰などが長い歳月をかけて、自然が作り出した作品です。
初期キリスト教時代には、迫害されていたキリスト教徒たちが、弾圧から逃れるために、この地の地下に住み、信仰を深めていった巨大地下都市や、岩窟教会など多くの見どころがあります。また、サンセットの時に奇岩をピンクに染める自然の美しさや、自然の中でのトレッキングも見逃せません。
初期キリスト教時代には、迫害されていたキリスト教徒たちが、弾圧から逃れるために、この地の地下に住み、信仰を深めていった巨大地下都市や、岩窟教会など多くの見どころがあります。また、サンセットの時に奇岩をピンクに染める自然の美しさや、自然の中でのトレッキングも見逃せません。
パムッカレ・ヒエラポリス(複合遺産・1988年)
パムッカレとはトルコ語で『綿の城』という意味で、昔この地方は良質の綿花の産地であったことから名付けられています。ここは古くから温泉地として繁栄していた場所で、現在もなお、温泉保養地として多くの人々が訪れます。その温泉中の炭酸カルシウム〔石灰〕が沈殿して、長い年月をかけて自然が創り出した見事な石灰棚は、夕日に当たると茜色に染まり、人々を魅了しています。
石灰棚の上にはヒエラポリスがあり、ペルガモン王国の都市として栄えた古代都市遺跡があります。温泉地ということもあり、古代遺跡にも大浴場の跡が見られます。パムッカレの温泉ホテルは、旅の疲れを癒してくれます。
石灰棚の上にはヒエラポリスがあり、ペルガモン王国の都市として栄えた古代都市遺跡があります。温泉地ということもあり、古代遺跡にも大浴場の跡が見られます。パムッカレの温泉ホテルは、旅の疲れを癒してくれます。
トロイの古代遺跡(文化遺産・1998年)
ホメーロスの長編叙事詩「イーリアス」でトロイア戦争の舞台として登場する古代都市です。この物語を信じてやまなかったドイツのハインリッヒ・シュリーマンが全財産を費やして発掘した遺跡です。トロイの木馬の復元があり、写真スポットとして人気の場所です。トロイ遺跡は1998年に世界遺産に登録されました。
エフェソス(文化遺産・2015年)
エーゲ海地方のリゾート地のクシャダスにある、非常に保存状態の良い古代ローマ時代の遺跡です。エフェソス遺跡は見どころが沢山あります。117年に造られた2階建ての壮麗なセルシウス図書館は、エフェソス遺跡を代表する建築物です。パピルスや羊皮紙に書かれた12万巻の蔵書があったと言われ、世界3大図書館とされています。その他にも大円形劇場があります。山の斜面を利用し、25,000人を収容できたと言われています。
ペルガモン(文化遺産・2014年)
現在名のベルガマのことで、紀元前282年から約150年の間、エーゲ海沿岸からアナトリア内陸地にかけて繁栄したペルガモン王国でした。ヘレニズム文化を基盤に発展していきました。ベルガマの山に広がるアクロポリスは壮大なものです。
標高335mのアクロポリスには円形劇場、図書館、そしてアテナ神殿などの、ヘレニズム文化とローマ時代の遺跡が数多く残されています。また、ベルガマの街の南西1.5kmにローマ時代のアクスレピオン遺跡もあります。紀元前4世紀の「医療センター」で、現代医学にも通じるほどの高いレベルであったと言われています。
標高335mのアクロポリスには円形劇場、図書館、そしてアテナ神殿などの、ヘレニズム文化とローマ時代の遺跡が数多く残されています。また、ベルガマの街の南西1.5kmにローマ時代のアクスレピオン遺跡もあります。紀元前4世紀の「医療センター」で、現代医学にも通じるほどの高いレベルであったと言われています。
ハットゥシャシュ:ヒッタイト(文化遺産・1986年)
紀元前17世紀 から紀元前13世紀に繁栄したヒッタイト帝国の都です。ヒッタイト時代の繁栄を物語る遺跡が広大に残っています。1906年にドイツのヴィンクラーがハットゥシャシュ遺跡を発掘し、これによりヒッタイト帝国の存在が明らかになったと言われています。
遺跡からは複数の楔形文字が記された2万枚以上の粘土板が発見されました。また、ヒッタイトは青銅器時代において最初に鉄を使用したことで知られています。
遺跡からは複数の楔形文字が記された2万枚以上の粘土板が発見されました。また、ヒッタイトは青銅器時代において最初に鉄を使用したことで知られています。
ギョベクリテペ(文化遺産:2018年)
約1万2000年前の世界最古の集団墓地が発見され、そこから収集された骨や副葬品から当時の人々と神との関わり合い、死後をどのように捉えていたのかの研究が続けられています。現在まで文明の誕生は、まず農耕が始まり、後に宗教が生れたという定説がありますが、居住生活の痕跡がほとんどないこの発見で、その説が覆されようとしています。
世界最古の文明といわれているメソポタミア文明よりも遥か前の遺跡で、そんな前の時代に建造物を建てる技術や文化があったことに驚かされます。
世界最古の文明といわれているメソポタミア文明よりも遥か前の遺跡で、そんな前の時代に建造物を建てる技術や文化があったことに驚かされます。
チャタルヒュユクの遺跡(文化遺産・2012年)
コンヤの南東52kmに位置にチャタルヒュユクがあります。1958年に発見されました。紀元前7000年以上前に遡る人類最古の集落跡の一つとして知られ、牛を描いた壁画や女性の彫像などが見つかっています。集落跡には住居が密集していて、これらは人類最初の定住生活や農耕生活を示す遺跡として知られています。
また密集して建てられた住居跡には道が無く、各戸の屋根から出入りをしていたとみられています。ここでは人類が定住生活に適応していく過程を垣間見ることが出来ます。
また密集して建てられた住居跡には道が無く、各戸の屋根から出入りをしていたとみられています。ここでは人類が定住生活に適応していく過程を垣間見ることが出来ます。
ネムルート山(文化遺産・1987年)
アディヤマン近郊のキャフタから40km 北に位置するトルコ東部の標高2,134 mの山です。ネムルート山は19世紀後半にオスマン帝国軍が偶然発見し、1881年にドイツ出身のカール・ゼシュターによって本格的な発掘調査が行われました。紀元前3世紀に栄えたコンマゲネ王国時代の巨大墳墓があります。墳墓の麓にはコンマゲネ王自身と、守護神テュケやギリシャの神々の計5体の石像があり、地震で落ちた頭部が無造作に並んでいます。
セリミエ・モスク(文化遺産・2011年)
イスタンブールから西へ230km、ブルガリアとギリシャ国境に近いエディルネという街があります。ここにはトルコ最高建築とも言われるセリミエ・モスクがあります。これは、オスマン帝国時代、スルタン・セリム2世によって1568年から1574年にかけて造られたモスクです。トルコの最高建築家として名高いミマール・シナンの作品でイスラム建築の最高傑作のひとつとして知られています。
サフランボル市街(文化遺産・1994年)
サフランボルは地中海と黒海を結ぶ交易の町として、オスマン帝国時代に栄えました。トルコでは珍しく、昔ながらのトルコ風木造家屋が今も多く残っています。町の中の石畳の道の両側には、職人たちが昔ながらの技法を用いて働いているアトリエなどが多く見られ、とても雰囲気のある町です。坂を登るとフドゥルルックの丘の頂上に着き、そこからサフランボルの市街を一望できます。
ブルサとジュマルクズク(文化遺産・2014年)
標高2543mのウル山のふもとに広がるブルサの街は、14世紀初頭、セルジュク朝からブルサを奪い取り、オスマン朝はこの街を最初の首都としました。まさにオスマン帝国発祥の地と言えるでしょう。緑のブルサとも呼ばれ、ブルサは緑の多い街です。
そんなブルサの郊外に伝統的な家並みが残っている町、ジュマルクズクがあります。可愛らしい木造の家や、建物が並んでいます。建物は1000年以上前に建てられた建物が多く、今ではレストランやお店として使われています。時代が戻った雰囲気の町で、ここで作られるパンやジャムはブルサの人も買いに来るほどです。
そんなブルサの郊外に伝統的な家並みが残っている町、ジュマルクズクがあります。可愛らしい木造の家や、建物が並んでいます。建物は1000年以上前に建てられた建物が多く、今ではレストランやお店として使われています。時代が戻った雰囲気の町で、ここで作られるパンやジャムはブルサの人も買いに来るほどです。
アフロディシアス(文化遺産・2017年)
歴史の上で、最も重要な女神であったアフロディテの神殿で有名なアフロディシアスは、紀元前2世紀から紀元後6世紀頃まで繁栄していた古代都市です。古代ローマ遺跡の中でも、かなり良い保存状態です。中でも1世紀から2世紀にかけて造られた、長さ262m、幅59m、収容人数約3万人というローマ式巨大競技場は圧倒されます。観客席に座って競技場を見ると、古代に吸い込まれていく感じがします。
クサントス遺跡・レトゥーン遺跡(文化遺産・1988年)
クサントスとレトゥーンは、トルコ南西部に位置する古代リュキア文明の遺跡で、1988年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。クサントスはリュキアの首都として知られ、独特の埋葬様式やギリシャ・ローマの影響を受けた建築が特徴です。レトゥーンは女神レトに捧げられた宗教的中心地で、ギリシャ語、リュキア語、アラム語の三言語碑文が発見されています。これらの遺跡は、リュキア文化の独自性と歴史的価値を今に伝えています。
ディヤルバクル城壁(文化遺産・2015年)
ディヤルバクルの城塞とヘヴセル庭園は、トルコ南東部に位置する歴史的な都市ディヤルバクルにある世界遺産です。城塞は約5.5kmの長さを誇り、古代ローマ時代からの防衛構造が残っています。一方、ヘヴセル庭園はティグリス川と都市の間に広がる緑豊かな農地で、古代から都市への食糧供給地として機能してきました。この文化的景観は、都市と自然の共生を示す貴重な遺産です。
ディヴリーイの大モスクと病院(文化遺産・1985年)
ディヴリーイのウル・ジャーミィは、トルコ東部スィヴァス県に位置する13世紀のモスクで、1985年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。セルジューク朝時代に建てられたこのモスクは、石造建築の傑作として知られ、特に精緻な石彫りの門や壁面装飾が特徴です。イスラム建築とアナトリアの伝統的な技術が融合したこの建物は、宗教的・芸術的価値が高く、訪れる人々に深い感銘を与えます。
アルスランテペ遺跡(文化遺産・2021年)
アルスランテペ遺跡は、トルコ東部マラティヤ平原に位置する古代都市遺跡で、2021年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。「ライオンの丘」を意味するこの遺跡は、紀元前6000年頃から中世までの長い歴史を持ち、特に紀元前4千年紀のアドベ建築や世界最古級の宮殿跡が発見されています。多様な文明の影響を受けたこの地は、古代都市の発展と文化の交流を物語る貴重な遺産です。
アニ遺跡(文化遺産・2016年)
トルコ北東部カルス県に位置するアニ遺跡は、かつてアルメニア王国バグラトゥニ朝の首都として栄えた中世の都市遺跡です。「1001の教会がある都」と称され、キリスト教とイスラム教の建築様式が融合した宗教建築群が残されています。シルクロードの要衝として繁栄しましたが、地震や侵略により衰退しました。現在は荒野に佇む遺構が、かつての繁栄を物語っています。
中世アナトリアの木造多柱式モスク群(文化遺産・2023年)
トルコ中央部のアナトリア高原に点在する中世の木造多柱式モスク群は、13世紀から14世紀にかけて建てられたイスラム建築の貴重な遺産です。これらのモスクは、木製の柱と梁を用いた独特の構造を持ち、幾何学的な装飾や精緻な彫刻が施されています。地域の職人技術と宗教的伝統が融合したこれらの建築物は、2023年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
ゴルディオン古代都市(文化遺産・2023年)
ゴルディオンは、トルコのアンカラ県ポラトル郡ヤッスホユック村に位置する古代フリギア王国の首都の遺跡です。紀元前12世紀頃から中世まで継続的に人々が居住していたこの地は、戦略的な立地と肥沃な土地により、東西交易の要衝として栄えました。特に、王族の墳丘墓や城塞跡などが良好に保存されており、フリギア文化の建築技術や埋葬習慣を今に伝えています。
トルコの全世界遺産リストとご紹介