トルコのおすすめ観光名所BEST20!治安やベストシーズン・日数も紹介
ヒエラポリスーパムッカレ|トルコ人気世界遺産の観光のポイント
パムッカレ(Pamukkale)は、デニズリの北19km、大メンデレス川を100m程上がったところにある、2,600×300mの広大な石灰質の台地です。
非常に濃度の高い炭酸塩と石灰を含んだ35℃の湯が、台地から100m下の平地に流れ落ちる間に冷却されて炭酸カルシウムが残り、これが段々畑状の地形に沿って、まるで水の流れのような石灰棚を形成しました。日が沈むころには、白い石灰棚は夕日で茜色に染められます。
自然の造り上げた頑丈な縁のある蓮の葉状の白い水盤が続くこの地は、昔から綿の産地であったことに加え、雪のように白い大きな石灰棚が広がっていることから、トルコ語で「綿の城砦」を意味するパムッカレ(Pamukkale)と呼ばれています。
石灰棚と豊かな温泉を求めて紀元前からこの石灰質の大地の上には都市が形成され、紀元前2世紀に古代都市ヒエラポリスが置かれました。
この壮大なパムッカレとヒエラポリス遺跡は、1988年にユネスコ世界遺産にも登録されており、トルコの観光地の中でも外せない場所の一つです!自然が生んだ驚異の景色を是非ご覧になってください。
パムッカレの絶景と聞いてイメージするのは、白い石灰棚と温泉の青い水面が生み出す美しいコントラスト。しかし、現在は以前に比べて湯量が減ったこともあり、いつでもこの景色が見られるわけではありません。
しかし、視界いっぱいに広がる真っ白な石灰棚だけとってみても、日本では決して見られない絶景には変わりありません。現在でも、観光のために開放されたエリアでは、時期によっては十分な湯量が確保されているタイミングもあります。
また、観光の目玉であるパムッカレ・テルマル(温水プール)の水温は36℃なので、冬は寒く感じるでしょう。4月~6月、または9月~10月なら温暖で気候も安定しているのでおすすめです。
トルコの世界遺産一覧
パムッカレの玄関口となる街、デニズリへは、イスタンブールから飛行機またはバスで行けます。デニズリからは20分ほどバスに乗ってパムッカレのふもとにアクセスし、そこからは徒歩です。
近くには、同じく人気の世界遺産であるエフェソスやカッパドキアがありますが、残念ながら飛行機はなく、長距離バスでの移動となります。
ターキッシュエア&トラベルでは、イスタンブール~トロイ~エフェソス~パムッカレ~コンヤ~カッパドキア~アンカラと、トルコが誇る観光名所を8日~10日で効率的に巡ることができるツアーをご用意しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
パムッカレは観光だけでなく、療養・保養地としても有名です。日本人のツアーの日程の途中にも、パムッカレで温泉プール付きホテルに泊まり旅の疲れを癒すプログラムが必ずと言って良いほど組み込まれていますよね。
パムッカレの石灰棚を作り上げた温泉水には重炭酸塩、硫酸塩、カルシウム、および二酸化炭素などのミネラルが含まれています。この温泉水には、心臓病、循環器疾患、高血圧、神経性の障害、リウマチ、目や皮膚の病気、神経や肉体の疲労、消化器疾患、栄養障害などさまざまな効能があると言われています。
石灰棚の上にあるヒエラポリスはこの温泉にてヘレニズム時代・ローマ帝国時代・ビザンツ帝国時代を通して温泉保養地として繁栄を極めました。
また、パムッカレから5㎞位離れたところにKARAHAYIT(カラハユット)という温泉が湧く村がありますが、そこの温泉水には重炭酸塩、硫酸塩、カルシウム、二酸化炭素、塩化物と鉄分がふくまれています。ここも有名な温泉地です。パムッカレよりも鉄分が多く含まれているため、温泉の色は茶褐色で鉄の匂いがするのが特徴で、温度もパムッカレより高くなっています。
パムッカレやカラハユットにはサーマル(温泉)ホテルがいくつもあり、温泉水を使ったリハビリ施設が併設されているホテルもあります。サーマルホテルは旅行客はもちろん、トルコ国内外から療養のために数か月単位で長期滞在する方も多くいます。
パムッカレを代表する5つ星ホテル・ドーアサーマルヘルス&スパは、石灰棚まで約3kmの距離にあり観光にとても便利な立地です。広々とした庭園に屋内・野外の温泉プール、理学療法クリニックを有し、全室から山とプールの景色を楽しむ事が出来ます。客室には液晶テレビ、エアコン、ヘアドライヤー、バスローブ、バスアメニティが備わっていて、館内全域で無料Wi-Fiが利用可能です。
また、スパ、サウナ、トルコ式バス、マッサージトリートメント、フィットネスセンターなどの施設を追加料金で利用出来ます。朝食はオープンスタイルのブッフェ形式で料理の種類も豊富で美味しいと評判です。
古代都市ヒエラポリス遺跡から約4kmに位置するエコフレンドリーな5つ星ホテルです。広大な敷地に温泉プール、野外スイミングプール、フィットネス、ディスコにハマム等が揃っています。客室はカラフルな寝具やカーペットで優雅に彩られ、液晶テレビ、ミニバー、エアコン、ヘアドライヤー等が備わっています。全室にバルコニーが付いているのも特徴で、館内全域で無料Wi-Fiが利用可能です。
ホテル内のレストランは様々な料理を提供しており、オープンブッフェではユニークなトルコ料理を楽しむ事が出来ます。併設のバーでは美味しいカクテルをはじめ様々なドリンクを用意しています。滞在中はトルコ式バス(ハマム)でリラックスできるほか、スパセンターでは各種マッサージを提供しています。
館内では無料Wi-Fiが利用できるほか、衛星放送の番組も見ることができます。マッサージ、ボディトリートメント、フェイシャルトリートメントを楽しめるフルサービスのスパ「Hierapark Spa」では至福のトリートメントが満喫できます。このスパにはサウナ、スチームサウナ、トルコ式バス(ハマム)も備わっているので、旅の疲れをゆったり癒すことができます。
トルコの高級ホテル | トルコ旅行 トルコツアー・観光なら、安心の『ターキッシュエア&トラベル』におまかせ!
パムッカレ旅行・観光の案内ビデオ(1分52秒)
世界遺産登録は「ヒエラポリス-パムッカレ」となっていますが、実は世界遺産としての価値の大部分はヒエラポリスにあります。
パムッカレは真っ白な石灰棚や湧き出る温泉、また源泉近くで噴き出るガスなどで神秘的に見えたため、大昔から周辺の住民より水と信仰の「聖地」として崇められていたとのことです。
ペルガモンの伝説上の創設者であるテレフォスの妻であり、アマゾネスの嬢王の名のヒエラにちなんで「ヒエラポリス(HIERAPOLIS)」と名付けられたと言われています。
ペルガモン遺跡・ベルガマ | トルコ旅行 トルコツアー・観光なら、安心の『ターキッシュエア&トラベル』におまかせ!
娘と共にここを訪れたイエス・キリストの使徒、聖フィリポは、西暦80年にここで殺され殉教していることから、後の西暦4世紀よりヒエラポリスには司祭館が置かれ、キリスト教の重要な中心地(メトロポリス)となりました。
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ヒエラポリスはヘレニズム文化の下で繁栄し、ヘレニズム時代・ローマ帝国時代・ビザンツ帝国時代を通して温泉保養地として繁栄を極めました。町はおそらく道路が碁盤の目のように交差するヒポドモスのプランによると思われますが、その他にヘレニズム時代風のものは見られません。今に残る遺跡はローマ時代に属しています。
ヒエラポリス遺跡の中に、青い水の中に遺跡が沈むサーマル(温泉)プールがあります。西暦692年の地震により崩壊した神殿の柱とそこに自然に沸いて溜まってできた古代ローマの温泉で、クレオパトラもここで泳いだとも言われています。
1300年以上の時を得て今尚現代でも入れる世界でも貴重なサーマルプールですので、ヒエラポリスに訪れた際はこのプールもお見逃しなく!まさに漫画「テルマエ・ロマエ」の世界です。水の中に入らなくても見学だけでも問題ありません。
温泉水はPH値5.8で、重炭酸塩、硫酸塩、カルシウム、二酸化炭素、部分的に鉄が含まれています。炭酸が含まれているので水の中で泡に包まれて軽くマッサージされている不思議な感覚になります。
尚、サーマルプールは屋外にあり水温は36℃前後です。冬は少し冷たく感じるかもしれません。また、日焼け止めを塗って入ることはできませんのでご注意ください。
トルコの温泉・パムッカレやその他トルコの温泉ガイド | トルコ旅行 トルコツアー・観光なら、安心の『ターキッシュエア&トラベル』におまかせ!
ちなみにクレオパトラはエジプト王家出身ですが、アントニウスとトルコで結婚した後、パムッカレだけでなくアランヤ(アンタルヤ)やエフェソスなどトルコ各地を訪れています。クレオパトラ島をはじめ、彼女の名を冠した地名も多く、トルコとは縁の深い人物なのです。
ローマ皇帝カエサルとアントニウスをも魅了した クレオパトラ|絶世の美女とも言われた時の権力者
オーケストラは高さ1.8mの壁に囲まれ、4mの舞台背壁は3層の円柱に飾られ、これを支える八角形の基盤を彩った像や神話からの浮き彫りは今も見ることができます。
歴史家ストラボは「低い丘に人の背丈程の深い空洞が口を開け、吹き上げる蒸気が息苦しく立ち込めている。ここに入り込んだ全ての生ある物は死に絶える。舞い込んだ鳥は屍となって舞い藷ちる…」と著しています。
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2000年に発見されたカクルック洞窟(KAKLIK MAGARASI)は、デニズリから30kmほど東にあるホナズ村にあり、1999年にトルコを襲った2度の地震のあとに姿を現した小さな鍾乳洞です。
洞窟の中には鉱泉が湧き出ていて石灰棚があることから『第2のパムッカレ』、『地下のパムッカレ』とも呼ばれています。
内部は多数の鍾乳石の石筍やオルガンの形をした壁、固有の花があり神秘的な美しさです。
洞窟内は手すり付きの遊歩道が整備されているので足湯は出来ませんが、柵から手を伸ばせば少しだけお湯に触れる事が出来ます。
パムッカレからコンヤへ向かう途中にあるディナールという町のドライブインで売られている、蜂蜜ヨーグルトはとても人気があります。お皿を逆さまにしても落ちない程に濃厚なヨーグルトにトロッとした蜂蜜をのせ、その上にゴマのようにプチプチした食感のケシの実がトッピングされています。
トルコは、はちみつの生産が世界2位で、特に松の木の蜂蜜は全世界生産約95%にもなります。トルコ産の蜂蜜は色が濃く、日本の蜂蜜とは味も香りも濃度も別物です。
蜂の巣の入った蜂蜜も朝食のブッフェやお土産品として多く見られ、‘かける’だけではなく‘食べる’蜂蜜として楽しむ事が出来ます。
トルコはヨーグルト発祥の国&消費量も世界一!料理や飲み物、ソースなど多彩 | トルコ旅行 トルコツアー・観光なら、安心の『ターキッシュエア&トラベル』におまかせ!
トルコで体験できる気球ツアーといえばカッパドキアが有名ですが、実はパムッカレでも楽しむことが出来ます!絶景の白い石灰棚とヒエラポリス遺跡、そしてトルコの雄大な台地を気球に乗って空の上から眺める普段はできない体験です。
冬から春にかけてはデニズリの街の方に雪を被ったババ山とオナス山を見ることができます。離陸前は朝食のサービスがあり、1873年最初に気球が飛んだ時に行ったように、安全に着陸したことを祝うシャンパンセレモニーがあります。ツアーの最後に飛行の記念にフライト証明書を発行してくれます。
デニズリは世界遺産パムッカレ観光の玄関口として知られ、石灰棚・ヒエラポリスから約19kmの場所にあります。エーゲ海に注ぐビュユック・メンデレス川の近くで、周囲は緑豊かな渓谷に囲まれた肥沃な土地が広がっています。国土の西側に位置し、イスタンブールとの間には夜行列車パムッカレ急行が運行しています。
天然温泉のテーマパーク「ホアズ・ゴーズ国立公園」があり、真っ白な鍾乳石で出来た石灰棚に浸かることが出来ることで人気の観光スポットです。街にはショッピングモールやレストランが沢山あり、ショッピングやグルメを楽しめる街になっています。
また、4,000年以上にも渡ってテキスタイル(織物)の生産地としても知られ、諸外国の多くの宮殿がデニズリ産のテキスタイルで彩られ、王様王妃の衣装としても重宝されてきた歴史があります。現在はタオル、バスローブ、ベッドシーツ等の生産が世界的に有名です。
デニズリケバブはトルコの内陸部らしく羊肉を使い、丸ごと一頭を適度な大きさに骨つきのままぶつ切りにして塩をかけ、そのまま窯で焼く豪快な料理です。
テーブルに用意された多種多様なスパイスを使ってかなり辛くするのもデニズリ流です。
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周辺にはエフェソスやカッパドキアなどの人気観光スポットもありますので、8~10日の日程のパッケージツアーを利用して、トルコが誇る世界遺産などの見どころを効率的に回りましょう。
パムッカレ旅行・ツアー一覧
トルコに到着したら、まずは最大の都市イスタンブールを観光します。世界遺産に登録されている歴史地区の史跡だけでなく、グルメやショッピングを楽しめるスポットも充実しているため、最低でも2日間は確保したいところ。
また、ぜひおすすめしたいのが、アジアとヨーロッパの境界線であるボスポラス海峡でのクルージング。心地よい海風に吹かれながら、イスタンブールの美しい街並みを一望できます。
【トルコ】イスタンブール観光全解説!絶対に行きたいおすすめスポット30選
トロイ遺跡|トルコ世界遺産(文化遺産・1998年)
エフェソス・エフェソス遺跡|トルコ世界遺産(文化遺産・2015年)
パムッカレからは、トルコの中央部を横断する古代のシルクロードを通って古都コンヤに移動します。コンヤは、セマー(旋回舞踊)で有名なメブラーナ教団発祥の地です。メブラーナ博物館やインジェ・ミナーレ神学校など、イスラム世界の政治・文化・芸術に触れられます。
コンヤ観光|おすすめトルコ観光地BEST20
カッパドキアは観光エリアが広く、個人では移動が大変ですが、専用車の用意されているツアーなら効率よく回れます。テスティケバブなどの名物グルメやトルコ絨毯・ワインなどのお土産品も充実。宿泊は非日常感を味わえる洞窟ホテルがおすすめです。
カッパドキア旅行・ツアーで絶対に行きたい観光スポット25選
アンカラはトルコの政治の中心であり、歴史と文化の詰まった見どころ満載の観光都市でもあります。初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクの眠るアタテュルク廟や、アナトリアやヒッタイトの貴重な遺物が展示されているアナトリア文明博物館など、イスタンブールとはまた違った楽しみ方のできる街です。
【トルコの首都】アンカラ旅行のおすすめ観光名所7選!治安や気候も解説
初めてのトルコツアーでも安心のパッケージツアーはもちろん、お客様のご要望に沿って自由にカスタマイズできるプライベートツアーのご相談も受付けております。トルコ旅行をご検討なら、ぜひトルコのプロにお任せください。
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http://www.tourismturkey.jp/ Go Turkey(英語)
https://www.goturkey.com/ トルコ航空オフィシャルサイト(日本語)
https://www.turkishairlines.com/ja-jp/
非常に濃度の高い炭酸塩と石灰を含んだ35℃の湯が、台地から100m下の平地に流れ落ちる間に冷却されて炭酸カルシウムが残り、これが段々畑状の地形に沿って、まるで水の流れのような石灰棚を形成しました。日が沈むころには、白い石灰棚は夕日で茜色に染められます。
自然の造り上げた頑丈な縁のある蓮の葉状の白い水盤が続くこの地は、昔から綿の産地であったことに加え、雪のように白い大きな石灰棚が広がっていることから、トルコ語で「綿の城砦」を意味するパムッカレ(Pamukkale)と呼ばれています。
目次
世界遺産ヒエラポリス-パムッカレはトルコの人気観光スポット
石灰棚と豊かな温泉を求めて紀元前からこの石灰質の大地の上には都市が形成され、紀元前2世紀に古代都市ヒエラポリスが置かれました。
この壮大なパムッカレとヒエラポリス遺跡は、1988年にユネスコ世界遺産にも登録されており、トルコの観光地の中でも外せない場所の一つです!自然が生んだ驚異の景色を是非ご覧になってください。
世界遺産登録名 | ヒエラポリス―パムッカレ(Hierapolis-Pamukkale) |
場所 | 20190 Pamukkale/Denizli, トルコ |
登録年 | 1988年 |
登録基準 | (iii)(iv)(vii) |
登録区分 | 複合遺産 |
面積 | 1,077ha |
ユネスコ公式ページ | https://whc.unesco.org/en/list/485/ |
アクセス | デニズリからバスで20分でふもとまで移動し、徒歩でアクセス |
観光のベストシーズン | 4月~6月、または9月~10月 |
パムッカレの石灰棚は中に入って歩くことができる
現在は景観保護のため、立ち入り禁止のエリアもありますが、パムッカレでは実際に石灰棚の上を歩いて観光できます。靴と靴下を脱いで、裸足になって足を踏み入れてみましょう。現在入浴は禁止されていますが、足湯のように温泉を楽しめる場所もあります。パムッカレはがっかり世界遺産じゃない!観光するなら時期に注意
パムッカレの絶景と聞いてイメージするのは、白い石灰棚と温泉の青い水面が生み出す美しいコントラスト。しかし、現在は以前に比べて湯量が減ったこともあり、いつでもこの景色が見られるわけではありません。
しかし、視界いっぱいに広がる真っ白な石灰棚だけとってみても、日本では決して見られない絶景には変わりありません。現在でも、観光のために開放されたエリアでは、時期によっては十分な湯量が確保されているタイミングもあります。
また、観光の目玉であるパムッカレ・テルマル(温水プール)の水温は36℃なので、冬は寒く感じるでしょう。4月~6月、または9月~10月なら温暖で気候も安定しているのでおすすめです。
パムッカレ・ヒエラポリス以外にもトルコには魅力的な世界遺産が多数!
トルコには2021年時点で18の世界遺産があります。世界的に見ても珍しい複合遺産である「ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群」や、これまでの人類史の定説を覆すといわれている「ギョベクリテペ遺跡」など、深い歴史を持つトルコでしか見られない貴重な史跡が多数存在しています。トルコの世界遺産一覧
パムッカレ石灰棚・ヒエラポリス遺跡群への行き方・入場時間・入場料
パムッカレの玄関口となる街、デニズリへは、イスタンブールから飛行機またはバスで行けます。デニズリからは20分ほどバスに乗ってパムッカレのふもとにアクセスし、そこからは徒歩です。
近くには、同じく人気の世界遺産であるエフェソスやカッパドキアがありますが、残念ながら飛行機はなく、長距離バスでの移動となります。
ターキッシュエア&トラベルでは、イスタンブール~トロイ~エフェソス~パムッカレ~コンヤ~カッパドキア~アンカラと、トルコが誇る観光名所を8日~10日で効率的に巡ることができるツアーをご用意しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
名称 | PAMUKKALE(パムッカレ) |
住所 | 20190 Pamukkale/Denizli, トルコ |
入場時間 | 3/1~5/31、10/1~10/31 (08:00~20:00) 6/1~9/30 (08:00~21:00) 11/1~2/29 (08:00~18:00) ※南門は朝06:30にオープンします。 |
定休日 | なし |
入場料 | 80 TL |
所要時間 | 2時間 |
服装 | 遺跡内は足場が悪いので、運動靴をお勧めします。石灰棚の温水には靴を脱いで入りますので、靴を入れる袋と足を拭くタオルをご用意下さい。女性はタイツ・ストッキングを履いていると、脱ぎ場がありませんので温水に足をつけられません。ご注意下さい。 |
公式サイト | https://muze.gov.tr/ |
パムッカレはトルコが誇る温泉地
パムッカレは観光だけでなく、療養・保養地としても有名です。日本人のツアーの日程の途中にも、パムッカレで温泉プール付きホテルに泊まり旅の疲れを癒すプログラムが必ずと言って良いほど組み込まれていますよね。
パムッカレの石灰棚を作り上げた温泉水には重炭酸塩、硫酸塩、カルシウム、および二酸化炭素などのミネラルが含まれています。この温泉水には、心臓病、循環器疾患、高血圧、神経性の障害、リウマチ、目や皮膚の病気、神経や肉体の疲労、消化器疾患、栄養障害などさまざまな効能があると言われています。
石灰棚の上にあるヒエラポリスはこの温泉にてヘレニズム時代・ローマ帝国時代・ビザンツ帝国時代を通して温泉保養地として繁栄を極めました。
実はトルコは温泉大国!
トルコは世界屈指の温泉国といわれていて、1,500以上の源泉地があります。特に多い地域はマルマラ地方、エーゲ地方、中央アナトリアの西部です。トルコの温泉はヨーロッパの温泉に比べて、水量、温度、成分などが豊富と言われています。また、パムッカレから5㎞位離れたところにKARAHAYIT(カラハユット)という温泉が湧く村がありますが、そこの温泉水には重炭酸塩、硫酸塩、カルシウム、二酸化炭素、塩化物と鉄分がふくまれています。ここも有名な温泉地です。パムッカレよりも鉄分が多く含まれているため、温泉の色は茶褐色で鉄の匂いがするのが特徴で、温度もパムッカレより高くなっています。
パムッカレではメディカル・ヘルスツアーも盛ん
実は、トルコは最近ヨーロッパやアラブ諸国からメディカル・ヘルスツアーの拠点として注目を浴びている国。歯科治療、美容外科、不妊治療、眼科治療、毛髪移植、温泉治療など様々な分野で脚光を浴びているようで、毎年治療目的で訪れる外国人の数が増えています。医療技術や料金の面でトルコのメディカル・ヘルスツアーは急成長を見せているのです。パムッカレやカラハユットにはサーマル(温泉)ホテルがいくつもあり、温泉水を使ったリハビリ施設が併設されているホテルもあります。サーマルホテルは旅行客はもちろん、トルコ国内外から療養のために数か月単位で長期滞在する方も多くいます。
パムッカレお勧めスパホテルの紹介
Doga Thermal Health&SPA(ドーアサーマルヘルス&スパ)
パムッカレを代表する5つ星ホテル・ドーアサーマルヘルス&スパは、石灰棚まで約3kmの距離にあり観光にとても便利な立地です。広々とした庭園に屋内・野外の温泉プール、理学療法クリニックを有し、全室から山とプールの景色を楽しむ事が出来ます。客室には液晶テレビ、エアコン、ヘアドライヤー、バスローブ、バスアメニティが備わっていて、館内全域で無料Wi-Fiが利用可能です。
また、スパ、サウナ、トルコ式バス、マッサージトリートメント、フィットネスセンターなどの施設を追加料金で利用出来ます。朝食はオープンスタイルのブッフェ形式で料理の種類も豊富で美味しいと評判です。
Spa Hotel Colossae Thermal(スパ ホテル コロッセア サーマル)
古代都市ヒエラポリス遺跡から約4kmに位置するエコフレンドリーな5つ星ホテルです。広大な敷地に温泉プール、野外スイミングプール、フィットネス、ディスコにハマム等が揃っています。客室はカラフルな寝具やカーペットで優雅に彩られ、液晶テレビ、ミニバー、エアコン、ヘアドライヤー等が備わっています。全室にバルコニーが付いているのも特徴で、館内全域で無料Wi-Fiが利用可能です。
ホテル内のレストランは様々な料理を提供しており、オープンブッフェではユニークなトルコ料理を楽しむ事が出来ます。併設のバーでは美味しいカクテルをはじめ様々なドリンクを用意しています。滞在中はトルコ式バス(ハマム)でリラックスできるほか、スパセンターでは各種マッサージを提供しています。
Hierapark Thermal & Spa Hotel(ヒエラパーク サーマル&スパホテル)
パムッカレの市内中心地に位置し、ヒエラポリス遺跡まで約5kmと買い物にも観光にも便利な立地の5つ星ホテルです。2つの野外プールと4つの屋内プールに子供用プールもありファミリーにもお勧めです。落ち着いた内装の客室は冷暖房を完備し、冷蔵庫、液晶テレビ、バスアメニティ、ヘアドライヤーが備わっています。館内では無料Wi-Fiが利用できるほか、衛星放送の番組も見ることができます。マッサージ、ボディトリートメント、フェイシャルトリートメントを楽しめるフルサービスのスパ「Hierapark Spa」では至福のトリートメントが満喫できます。このスパにはサウナ、スチームサウナ、トルコ式バス(ハマム)も備わっているので、旅の疲れをゆったり癒すことができます。
トルコの高級ホテル | トルコ旅行 トルコツアー・観光なら、安心の『ターキッシュエア&トラベル』におまかせ!
パムッカレ旅行・観光の案内ビデオ(1分52秒)
パムッカレの歴史|頂上に聳え立つ都市遺跡群ヒエラポリス
世界遺産登録は「ヒエラポリス-パムッカレ」となっていますが、実は世界遺産としての価値の大部分はヒエラポリスにあります。
パムッカレは真っ白な石灰棚や湧き出る温泉、また源泉近くで噴き出るガスなどで神秘的に見えたため、大昔から周辺の住民より水と信仰の「聖地」として崇められていたとのことです。
ヒエラポリスはペルガモン王国の都市
紀元前3世紀頃、現在のパムッカレ辺り一帯はシリア王の支配下にあり、紀元前190年頃にマグネシアの戦いの後にベルガモン王国に包括されるようになり、ペルガモンの王様エウメネス2世により初めて町が建設されました。ペルガモンの伝説上の創設者であるテレフォスの妻であり、アマゾネスの嬢王の名のヒエラにちなんで「ヒエラポリス(HIERAPOLIS)」と名付けられたと言われています。
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ヒエラポリスは古代の温泉保養地として発展
ヒエラポリスの町が今の形になったのは皇帝ネロの時代、紀元60年後の大地震以降です。ローマの支配下で除々に発展への坂道を昇り始め、キリスト教の浸透に伴い繁栄を手にしました。娘と共にここを訪れたイエス・キリストの使徒、聖フィリポは、西暦80年にここで殺され殉教していることから、後の西暦4世紀よりヒエラポリスには司祭館が置かれ、キリスト教の重要な中心地(メトロポリス)となりました。
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ヒエラポリスはヘレニズム文化の下で繁栄し、ヘレニズム時代・ローマ帝国時代・ビザンツ帝国時代を通して温泉保養地として繁栄を極めました。町はおそらく道路が碁盤の目のように交差するヒポドモスのプランによると思われますが、その他にヘレニズム時代風のものは見られません。今に残る遺跡はローマ時代に属しています。
パムッカレ・テルマル|ローマ遺跡が沈むアンティークプール
ヒエラポリス遺跡の中に、青い水の中に遺跡が沈むサーマル(温泉)プールがあります。西暦692年の地震により崩壊した神殿の柱とそこに自然に沸いて溜まってできた古代ローマの温泉で、クレオパトラもここで泳いだとも言われています。
1300年以上の時を得て今尚現代でも入れる世界でも貴重なサーマルプールですので、ヒエラポリスに訪れた際はこのプールもお見逃しなく!まさに漫画「テルマエ・ロマエ」の世界です。水の中に入らなくても見学だけでも問題ありません。
温泉水はPH値5.8で、重炭酸塩、硫酸塩、カルシウム、二酸化炭素、部分的に鉄が含まれています。炭酸が含まれているので水の中で泡に包まれて軽くマッサージされている不思議な感覚になります。
尚、サーマルプールは屋外にあり水温は36℃前後です。冬は少し冷たく感じるかもしれません。また、日焼け止めを塗って入ることはできませんのでご注意ください。
名称 | PAMUKKALE ANTIK HAVUZ(パムッカレ・アンティークプール) |
住所 | ヒエラポリス遺跡内 |
入場時間 | 3/1~5/31、10/1~10/31 (08:00~20:00) 6/1~9/30 (08:00~21:00) 11/1~2/29 (08:00~18:00) |
定休日 | なし |
入場料 | 100 TL (プールに入らず見学だけの場合は無料) |
遊泳時間 | 最長2時間まで |
服装 | 水着、タオル ※プールは野外にありますが、水質保護の為日焼け止めやサンオイルを塗っての入水は禁止されています。 |
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ちなみにクレオパトラはエジプト王家出身ですが、アントニウスとトルコで結婚した後、パムッカレだけでなくアランヤ(アンタルヤ)やエフェソスなどトルコ各地を訪れています。クレオパトラ島をはじめ、彼女の名を冠した地名も多く、トルコとは縁の深い人物なのです。
ローマ皇帝カエサルとアントニウスをも魅了した クレオパトラ|絶世の美女とも言われた時の権力者
ヒエラポリス遺跡の主な見所
劇場(2世紀)
保存状態の非常に良いローマ劇場で、2世紀頃のハドリアヌス帝の時代に造られました。正面に長さ100m、50段の座席を有しており、聴衆席は半円以上の広がりを持ち、その中央にはロイヤルボックスが設けられています。オーケストラは高さ1.8mの壁に囲まれ、4mの舞台背壁は3層の円柱に飾られ、これを支える八角形の基盤を彩った像や神話からの浮き彫りは今も見ることができます。
- a) 岩水で神の子を洗う母と女官が共に見られるディオニソスの誕生
- b) 馬とヒョウに引かれた馬車に乗るディオニソス
- c) 女性の膝に座るディオニソス
泉
アポロ神殿の北手に位置する。真ん中の水盤の三方を壁に囲まれ、城壁の外にある貯水池から引水されていたものと思われます。アポロの神殿(3世紀)
広さ20×15mのユニークな建物。正面は2mの盛り台の、後方は自然の岩の上に建ち、幅に対して非常に背丈の低い造りです。プルトニウム
アポロ神殿の下、南側に冥土の神プルトンの聖域とされた泉の湧き出る洞窟があります。幅1mの岩道を通って行く事のできるこの洞窟からは、今も有毒ガスが噴出しており、多くの作家が採り上げたプルトニウムによってヒエラポリスも有名になりました。歴史家ストラボは「低い丘に人の背丈程の深い空洞が口を開け、吹き上げる蒸気が息苦しく立ち込めている。ここに入り込んだ全ての生ある物は死に絶える。舞い込んだ鳥は屍となって舞い藷ちる…」と著しています。
ローマ浴場(博物館)
2世紀に作られたローマ浴場の南には両側に儀式の間を備えたパラエストラがありました。入り口の西手には運動広場があり、少し離れて冷浴場と温浴場が見られます。現在は修復されて博物館となった建物にはローマ、ビザンチン時代の彫像や彫刻が展示されています。「ビザンツ(ビザンチン)帝国」の基礎知識!千年の繁栄と歩みを徹底解説! | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』
アルカディア通り
北と南門を結ぶ1,200mの通り。西暦85年にローマ皇帝ドミティアヌスに捧げられた北門の状態は良好で、3つのアーチと円形の塔がついていますが、これに比べて南門は酷く破壊されています。ドミティアヌスの門の南にはビザンチンの門が残っています。北の浴場
ドミティアヌス門の北で発見された2世紀の建物。5世紀には教会に変換され、内部は大理石に覆われていました。墓地(ネクロポリス)
アルカディア通りの北の外れには1kmの長さに渡り1200の墓のある古代世界最大のネクロポリスがあります。石棺式とヘレニズム期からの古墳式と二種類の墓があり、後者は墓室のある円錐形の塚の周囲に壁を巡らし、入り口や門も見られます。聖フィリポ殉教の地
20×20mの建物で聖フィリポは娘と共に晩年を過ごし、ここで生涯を閉じています。4世紀よりキリスト教信者達の巡礼の地となりました。第2のパムッカレ・カクルック洞窟
2000年に発見されたカクルック洞窟(KAKLIK MAGARASI)は、デニズリから30kmほど東にあるホナズ村にあり、1999年にトルコを襲った2度の地震のあとに姿を現した小さな鍾乳洞です。
洞窟の中には鉱泉が湧き出ていて石灰棚があることから『第2のパムッカレ』、『地下のパムッカレ』とも呼ばれています。
内部は多数の鍾乳石の石筍やオルガンの形をした壁、固有の花があり神秘的な美しさです。
洞窟内は手すり付きの遊歩道が整備されているので足湯は出来ませんが、柵から手を伸ばせば少しだけお湯に触れる事が出来ます。
パムッカレ旅行の名物グルメ、蜂蜜ヨーグルト
トルコがヨーグルトの発祥の地ということはご存知でしょうか?パムッカレからコンヤへ向かう途中にあるディナールという町のドライブインで売られている、蜂蜜ヨーグルトはとても人気があります。お皿を逆さまにしても落ちない程に濃厚なヨーグルトにトロッとした蜂蜜をのせ、その上にゴマのようにプチプチした食感のケシの実がトッピングされています。
トルコは、はちみつの生産が世界2位で、特に松の木の蜂蜜は全世界生産約95%にもなります。トルコ産の蜂蜜は色が濃く、日本の蜂蜜とは味も香りも濃度も別物です。
蜂の巣の入った蜂蜜も朝食のブッフェやお土産品として多く見られ、‘かける’だけではなく‘食べる’蜂蜜として楽しむ事が出来ます。
トルコはヨーグルト発祥の国&消費量も世界一!料理や飲み物、ソースなど多彩 | トルコ旅行 トルコツアー・観光なら、安心の『ターキッシュエア&トラベル』におまかせ!
パムッカレ気球ツアー
トルコで体験できる気球ツアーといえばカッパドキアが有名ですが、実はパムッカレでも楽しむことが出来ます!絶景の白い石灰棚とヒエラポリス遺跡、そしてトルコの雄大な台地を気球に乗って空の上から眺める普段はできない体験です。
冬から春にかけてはデニズリの街の方に雪を被ったババ山とオナス山を見ることができます。離陸前は朝食のサービスがあり、1873年最初に気球が飛んだ時に行ったように、安全に着陸したことを祝うシャンパンセレモニーがあります。ツアーの最後に飛行の記念にフライト証明書を発行してくれます。
パムッカレ関連リンク一覧
パムッカレ関連リンク一覧
トルコ政府観光局オフィシャルサイト(日本語)http://www.tourismturkey.jp/guide/aegean_sea/ ユネスコ 世界遺産 (英語)https://whc.unesco.org/en/list/485/パムッカレに行くならデニズリもおすすめ
デニズリは世界遺産パムッカレ観光の玄関口として知られ、石灰棚・ヒエラポリスから約19kmの場所にあります。エーゲ海に注ぐビュユック・メンデレス川の近くで、周囲は緑豊かな渓谷に囲まれた肥沃な土地が広がっています。国土の西側に位置し、イスタンブールとの間には夜行列車パムッカレ急行が運行しています。
天然温泉のテーマパーク「ホアズ・ゴーズ国立公園」があり、真っ白な鍾乳石で出来た石灰棚に浸かることが出来ることで人気の観光スポットです。街にはショッピングモールやレストランが沢山あり、ショッピングやグルメを楽しめる街になっています。
また、4,000年以上にも渡ってテキスタイル(織物)の生産地としても知られ、諸外国の多くの宮殿がデニズリ産のテキスタイルで彩られ、王様王妃の衣装としても重宝されてきた歴史があります。現在はタオル、バスローブ、ベッドシーツ等の生産が世界的に有名です。
デニズリの名物・デニズリケバブ
トルコの代表的な料理・ケバブは日本でもお馴染みのドネルケバブ(回転ケバブ)をはじめ、沢山の種類があります。デニズリケバブはトルコの内陸部らしく羊肉を使い、丸ごと一頭を適度な大きさに骨つきのままぶつ切りにして塩をかけ、そのまま窯で焼く豪快な料理です。
テーブルに用意された多種多様なスパイスを使ってかなり辛くするのもデニズリ流です。
トルコ料理おすすめランキングBEST20!ケバブだけじゃない絶品グルメを紹介 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』
パムッカレ・ヒエラポリス観光はツアーがおすすめ
日本からパムッカレに直接アクセスする手段は残念ながらありません。日本発の直行便が就航しているイスタンブールからデニズリまで飛行機やバスで移動することになりますが、せっかく10時間以上かけてトルコまで行ってパムッカレ・ヒエラポリス観光だけで終わるのはもったいない!周辺にはエフェソスやカッパドキアなどの人気観光スポットもありますので、8~10日の日程のパッケージツアーを利用して、トルコが誇る世界遺産などの見どころを効率的に回りましょう。
パムッカレ旅行・ツアー一覧
パムッカレ・ヒエラポリス観光が含まれたツアープランの流れ
1~3日目:トルコ到着・イスタンブール観光
トルコ航空(ターキッシュエアエアラインズ)では、羽田空港や成田空港からイスタンブール空港までの直行便を運航しています。割安な乗継便もありますが、現地での観光の時間をたっぷりとるなら直行便がおすすめです。トルコに到着したら、まずは最大の都市イスタンブールを観光します。世界遺産に登録されている歴史地区の史跡だけでなく、グルメやショッピングを楽しめるスポットも充実しているため、最低でも2日間は確保したいところ。
また、ぜひおすすめしたいのが、アジアとヨーロッパの境界線であるボスポラス海峡でのクルージング。心地よい海風に吹かれながら、イスタンブールの美しい街並みを一望できます。
【トルコ】イスタンブール観光全解説!絶対に行きたいおすすめスポット30選
4日目:トロイ遺跡&エーゲ海観光
トロイの木馬で有名なトロイ遺跡も世界遺産に登録されている人気観光スポットです。遺跡内には巨大な木馬のレプリカが建てられており、記念撮影することもできます。観光を終えたら、美しいエーゲ海のリゾートホテルステイを楽しみましょう。トロイ遺跡|トルコ世界遺産(文化遺産・1998年)
5日目:エフェソス遺跡
エーゲ海にはもう一つ、世界遺産に登録されている遺跡があります。アレキサンダー大王やクレオパトラも訪れたといわれるエフェソス遺跡です。古代世界の七不思議の一つに数えられるアルテミス神殿をはじめ、当時の雰囲気を存分に感じられる保存状態良好な遺跡が残されています。エフェソス・エフェソス遺跡|トルコ世界遺産(文化遺産・2015年)
6日目:パムッカレ・ヒエラポリス&古都コンヤ観光
エフェソスからパムッカレまではバスで3時間ほど。ローマ時代の古代遺跡ヒエラポリスを眺めながら、石灰棚の温泉で足湯を楽しみましょう。もちろん、ヒエラポリス遺跡の中にも入って観光できます。パムッカレからは、トルコの中央部を横断する古代のシルクロードを通って古都コンヤに移動します。コンヤは、セマー(旋回舞踊)で有名なメブラーナ教団発祥の地です。メブラーナ博物館やインジェ・ミナーレ神学校など、イスラム世界の政治・文化・芸術に触れられます。
コンヤ観光|おすすめトルコ観光地BEST20
7日目:カッパドキア観光
カッパドキアは奇岩群が乱立する壮大な光景で知られていますが、歴史的・文化的にも重要な価値を持っており、ギョレメ野外博物館や地下都市などの観光スポットも数多くあります。カッパドキアは観光エリアが広く、個人では移動が大変ですが、専用車の用意されているツアーなら効率よく回れます。テスティケバブなどの名物グルメやトルコ絨毯・ワインなどのお土産品も充実。宿泊は非日常感を味わえる洞窟ホテルがおすすめです。
カッパドキア旅行・ツアーで絶対に行きたい観光スポット25選
8日目:大塩湖トゥズ湖&首都アンカラ観光
塩湖といえば、ボリビアのウユニ塩湖が有名ですが、トルコの首都アンカラの近くにあるトゥズ湖も負けず劣らず美しいことで有名です。アンカラはトルコの政治の中心であり、歴史と文化の詰まった見どころ満載の観光都市でもあります。初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクの眠るアタテュルク廟や、アナトリアやヒッタイトの貴重な遺物が展示されているアナトリア文明博物館など、イスタンブールとはまた違った楽しみ方のできる街です。
【トルコの首都】アンカラ旅行のおすすめ観光名所7選!治安や気候も解説
パムッカレ・ヒエラポリス観光ツアーの口コミ
K.T.様のトルコ旅行・ツアー口コミ:
ツアーに参加した最初の理由は、美しいモスクを見ることが一番の目的でしたが、その他の観光地に足を運び大変感動いたしました。エフェソス、パムッカレ、またカッパドキアを巡ってトルコの自然と歴史、トルコの人の優しさに非常に感動しました。予想をはるかに上回る最高の旅行になりました。K.Y.様のトルコ旅行・ツアー口コミ:
気球は本当に素晴らしかったです。想像以上でした。またイスタンブール海峡クルーズも素敵な風景ばかりでした。パムッカレも白と青のコントラストがとても素敵でした。トルコは人も景色も雰囲気も食も大好きになりました。S.M.様のトルコ旅行・ツアー口コミ:
ただ観るだけでなく、パムッカレの足湯に入ったり、カッパドキアでハイキングをしたり、塩湖を歩くことができたことも楽しかった。パムッカレ・ヒエラポリス観光ならターキッシュエア&トラベルにお任せください!
トルコ旅行専門の旅行会社ターキッシュエア&トラベルでは、パムッカレ・ヒエラポリスをはじめとしたトルコの魅力的な観光名所を安心して楽しめるツアープランをご提供しております。- ツアープランは全観光・全食事付きで別費用の心配ご無用
- 全都市5つ星のデラックスホテルをご用意
- 4名様から催行するため決定しやすい
- 日本語ガイドと日本人ツアーデスクのダブルサポートで安心
- 現地観光の専用車はお1人様2席利用でゆったり快適
初めてのトルコツアーでも安心のパッケージツアーはもちろん、お客様のご要望に沿って自由にカスタマイズできるプライベートツアーのご相談も受付けております。トルコ旅行をご検討なら、ぜひトルコのプロにお任せください。
パムッカレ旅行・ツアーで役に立つおすすめ情報
トルコ旅行の持ち物・トルコ旅行に行く前にご用意いただくもの トルコ旅行前に持ち物や準備しておくことなど、いろいろ質問したい事ってありますよね?座席リクエストとオンラインチェックイン、ホテルのアメニティやチップ 、モスク入場の際の服装など…このようなよくある質問にお答えいたします。 |
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高級ホテル・カッパドキア洞窟ホテルガイド カッパドキアの洞窟ホテルは斜面を利用して岩を削って建築されたホテルです。アーチ天井の部屋、石壁造りの部屋、自然の岩をそのまま活かした部屋などがあります。お部屋にカッパドキア風の家具や絨毯を置いて、味わいあるお部屋となっております。 |
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服装・マナー・風習などについて トルコ旅行でスカーフは必要?トルコの女性は着用していますか?現地での購入方法は?トルコ旅行前に知っておきたい!スカーフの基礎知識・服装・マナー・風習などについて紹介します。 |
トルコのお金・トルコリラへの両替・為替レート トルコでは現地通貨トルコリラの他、場所によってはUSドルやユーロ、日本円も使えます。日本でのトルコリラの両替はレートが良くないため、現地の空港か市中の両替所を利用するのがお得です。クレジットカードを使えるお店も多いため、全てを現金でまかなう必要はありません。 |
トルコの物価や旅行にかかる費用はどれくらい?相場を詳しく解説 トルコの物価って実際どれくらいなの?トルコリラや宿泊費や食事の費用など、知って得するお得情報を徹底解剖!トルコに旅行や観光に行く場合、気になるのは物価についての情報です。日本と比べると高いのか、安いのか、どれほどの予算が必要なのか、わからなくなってしまうと大変でしょう。 |
電圧・プラグ・Wi-Fi環境 トルコの電圧・プラグ・Wi-Fi環境を徹底解説。トルコでは、イスタンブールやアンカラといった大都市やカッパドキアのような観光地であれば街中のカフェやレストランでほとんど無料Wi-Fiがあります。 |
水・トイレ事情 トルコでは、トイレのことをTUVALET(トゥワレット)と言います。トルコ式トイレ/アラトゥルカ:和式トイレに似ていて使用法もほとんど同じです。ただし、しゃがむ方向は和式と反対でドアを前にしてしゃがみ、用を足します。 |
トルコの入国と出国。パスポートの残存有効期間やビザ情報 トルコへの入国、トルコ出国の流れやトルコまでのフライトと飛行時間を徹底解説。トルコツアーでのビザの有無、入国カードの記入やパスポートの残存有効期間情報。 |
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イスタンブール、カッパドキア、トロイ遺跡など18ヶ所のトルコ世界遺産を簡単に紹介させていただきます。世界遺産観光を楽しめるトルコ旅行も数多く案内しています。トルコが誇る世界遺産の旅行に行きたいなら情報満載です!
イスタンブール イスタンブール歴史地区は旧市街にある4つの保護地区から成っている。地区にある代表的な建造物はトプカプ宮殿、アヤソフィア、スルタンアフメトモスクなど…
パムッカレ・ヒエラポリス パムッカレは石灰分の高い鉱泉水が作り上げた丘陵地の名前であり、2世紀頃、ヒエラポリスというローマ帝国の都市が存在したが度々の地震でダメージを受け、現在は遺跡が残る。
トロイ 都市イリオス(トロイ)は地震や火災や戦争などで滅亡と再建を繰り返しており、発掘によってトロイの遺跡は主となる9つの層から構成されている事が分かっている。遺跡の入り口には有名なトロイの木馬の複製がある。
カッパドキア 悠久の歳月をかけて自然が造り上げた奇岩群と、火山灰に覆われた一帯を削って地下都市や岩窟教会を作り暮らした人々。自然遺産と文化遺産が調和した世界を見ることが出来ます。
エフェソス 古代都市が良好な保存状態で残されており、世界三大図書館に数えられるセルシウス図書館や聖母マリアの家などの貴重な遺跡を数多く見ることができます。
ギョベクリテペ 1996年から発掘作業が始まったが、いまだにこの遺跡がどのような目的で建てられたかは分かっていない。一番古い構造物は1万2000年前に建造をされており、考古学的価値が非常に高い遺跡。
ペルガモン|ハットゥシャ|チャタルヒュユク|ネムルート山|セリミエ・モスク|サフランボル市街|ブルサとジュマルクズク|クサントス・レトゥーン|アフロディシアス|ディヴリーイのウル・ジャミィ|ディヤルバクル城壁|カルス県「アニ遺跡」
- トルコ地中海・エーゲ海リゾート観光ガイド トルコが誇る地中海・エーゲ海リゾートは欧米諸国では人気のリゾート地です。青い海、停泊しているヨットの数々、賑わいを見せる街、どれをとっても日常を忘れ去れる時間が流れています。
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トルコ観光・ツアー口コミ・評判
ターキッシュエア&トラベルをご利用のお客様の声ご参照ください。 口コミ一覧トルコツアーについてよくある質問一覧(Q&A)
トルコツアーに参加する方から多く頂く質問をまとめました!観光内容以外にツアーについてひとつでも気になる事がある方は必見です。 詳しく見る
トルコ政府リンク集一覧
トルコ政府観光局オフィシャルサイト(日本語)http://www.tourismturkey.jp/ Go Turkey(英語)
https://www.goturkey.com/ トルコ航空オフィシャルサイト(日本語)
https://www.turkishairlines.com/ja-jp/