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トルコの観光名所

【トルコのプロが解説】カッパドキアのおすすめ観光スポット16選とツアーの選び方


カッパドキアは、自然遺産と文化遺産のどちらの基準をも満たす複合遺産が存在する、世界でも珍しい場所です。トルコでも指折りの人気観光スポットで、地球の神秘を感じる奇岩群、未だ謎に包まれた地下都市、初期キリスト教の貴重な遺産など見どころが満載。広いエリアに名所が点在しているので、十分に満喫するには現地の観光情報をあらかじめ知っておくことが大切です。

そこでこの記事では、トルコ旅行を知り尽くしたプロが、カッパドキアの魅力や観光スポット、現地滞在をさらに充実させるおすすめアクティビティ、最適なツアーの選び方について解説します。

カッパドキア旅行 ツアー・観光 一覧ツアー一覧アイコン

目次

カッパドキアは世界遺産として人気の観光名所


カッパドキアはトルコのほぼ中央、アナトリア高原に位置するエリアを指す呼び名です。ペルシャ語で「美しい馬の土地」を意味します。また、大奇岩群のことを指す名称としても使われています。1985年に「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群」として、ユネスコ世界遺産リストに登録されました。自然遺産と文化遺産の両方の特性を兼ね備えた、世界でも珍しい複合遺産です。

ギョレメ国立公園・野外博物館の洞窟教会は必見!カッパドキア観光のハイライト | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

かつてはヒッタイト帝国時代の交易でも栄え、シルクロードの終着エリアでもあったこの地域は、絨毯や伝統工芸品、ワインなど特産品が数多くあり、観光地としてはトルコ内でも屈指の名所となっています。そのため国内外から多くの観光客が訪れており、2019年上半期には過去3年間と比べ85%増となる、約125万人の観光客がカッパドキアを訪れたとトルコ・ラジオ・テレビ協会は報じました。

カッパドキアの地理的境界はあいまいですが、そのエリアは実に広大です。観光スポットとして人気のある部分だけに限定してもかなりの広さがあるため、旅行で訪れた際は最低でも2~3泊してゆったりと過ごすことをおすすめします。



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カッパドキアの不思議な奇岩群はどうやってできた?

カッパドキアの自然環境は、数百万年前の火山の噴火によって造られました。

太古の昔、アナトリア高原のエルジャス火山(Erciyes Dağı /3,916m)が大噴火をしました。その大噴火によって辺り一面に堆積した火山灰や溶岩が長い年月とともに雪や雨、風や太陽の自然の作用で侵食され、ピラミッド形の何とも奇怪な岩層を形成したのです。この世のものとは思えないカッパドキアの美しさと不思議さは、言葉で言い尽くし難いものがあります。

噴火によって発生した岩は長い時間をかけて風化し、まるで煙突のように林立している非常に珍しい景観を臨めます。
カッパドキアの数ある奇岩群の中でも特に観光名所として有名なのが「3姉妹の岩」「妖精の煙突」「らくだ岩」の3つです。

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カッパドキアの場所・行き方・アクセス・地図

カッパドキアは、トルコの首都であるアンカラの南東部に位置しています。



カッパドキアは、トルコ最大の都市であるイスタンブールからは、かなり離れています。イスタンブールからの移動手段はバスか飛行機になりますが、バスだと片道11時間以上かかるため、飛行機の利用がおすすめです。アンカラ、コンヤといった都市を経由して観光しながら移動するのもいいでしょう。

カッパドキアには「カイセリ空港(Kayseri Erkilet Airport)」と「ネヴシェヒル空港(Nevsehir Kapadokya Airport)」という2つの空港があります。カイセリ空港のほうが規模は大きいですが、カッパドキア観光の拠点となるギョレメに近いのはネヴシェヒル空港です。ネヴシェヒル空港からギョレメまでは車で片道約40分でアクセスできます。

 
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カッパドキア観光を満喫するツアーの選び方

カッパドキア 気球ツアー
カッパドキアには観光名所となる場所が非常に多く、さらにそれぞれのスポットの中にも見所がたくさんあるので、1日で全てを見尽くすことは難しいです。

効率よく且つ、各場所に秘められた歴史的背景や宗教的な意味などをツアーガイドによる詳しい説明を聞きながら巡れば楽しみも倍増すること間違いなしです。カッパドキアをしっかり観光したいとお考えの方は、ある程度まとまった日数、少人数でじっくりと味わう旅をするのが理想的かもしれません。

「ターキッシュエア&トラベル」はトルコ専門の旅行会社です。パッケージツアーのみならず、オーダーメイドの個人旅行や最大17名の限定ツアーなど、人それぞれの都合や興味に応じてさまざまなツアーを組むことができます。見所である洞窟ホテルや人気の気球ツアーなどが初めから組まれているプランも多いので、ゆっくりとカッパドキアを体験できるツアーを選んでみてください。

効率よくカッパドキアを堪能できる現地発着ツアー

公共交通機関などがあまり豊富ではないカッパドキアで、余すところなく観光スポットを堪能するのであれば、断然ツアーへの参加がお勧めです!時間が無い人でも、ベテランの日本語ガイドが効率よく主要な見どころを解説してくれます。

日本から事前に申し込むのが日本語ガイドが確実でおすすめですが、現地発着ツアーもあり、思い立っての急な参加も可能です!

主なルートは下記の3つあり、各ツアー会社ともこれに準じて似通ったルートを設定していますが、料金や質、日本語対応の有無などの中身はしっかりと確認しておくといいでしょう。

また、「レッドツアー」「ブルーツアー」というのはあくまで通称です。ツアー名称は各社共通とは限らず、例えばレッドツアーという名称であっても別方面に行くことがあるため注意が必要です。

レッドツアー

ギョレメ地区・アヴァノス地区方面を巡るルートです。とても人気があるため、様々な地区が出発地として設定されています。カッパドキア北部の奇岩スポットや地下都市などを主に巡り、アヴァノスでは陶芸工房を見学したり、ユルギュップではワインの試飲ができるツアーもあります。

グリーンツアー

地下都市、ウフララ渓谷方面を巡るルートです。デリンクユの地下都市などを見学したあと、お昼にはウフララ渓谷に到着します。渓谷沿いで食べる昼食は景色もよくオススメ。その後ウフララ渓谷を散策したり、少し足を延ばしてセリメ教会などを巡ります。

ブルーツアー

ソーアンルやムスタファパシャなど、主にユルギュップから南に足を延ばして南を巡るルートです。ムスタファパシャでは教会に残る美しいフレスコ画を見ることが出来ます。ソーアンル村では、手編みの人形や手袋が名産でお土産にもおすすめです。渓谷でのハイキングなども楽しめる。
他の2つより需要が低いため毎日催行していません。事前に必ず催行状況を確認しましょう。

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カッパドキアの治安は?安全に観光できる?

世界中から旅行客が訪れるカッパドキアは、日本人にとっても安全で観光しやすい場所です。2021年現在、カッパドキアは外務省の危険情報の対象エリアには入っていません。どこの国問わず一般的に注意すべき貴重品は肌身離さず持ち歩く、夜遅く狭い路地を歩かない、現地のマナーや風習に従う、といった海外旅行の基本事項を守れば快適に過ごせます。

一方、外務省によれば、イスタンブールなどの観光地を歩いていると、質の低いカッパドキアの格安ツアーに勧誘される詐欺も報告されているようです。安心してカッパドキア観光を楽しみたいなら、信頼できる現地スタッフのいる実績豊富な旅行会社を選ぶことがおすすめです。

トルコの治安と日本人の注意点を徹底解説!安心できる旅行会社選びも紹介 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

カッパドキアの天気|観光のベストシーズンは?

カッパドキア 気球ツアー
カッパドキアは1年を通して観光ができますが、旅行のベストシーズンは4~11月にかけてです。夏は東京と比べると少し涼しくなりますが、最も気温の上がる7、8月には最高気温が30度になります。

一方で最低気温は15度ほどと寒暖差が激しいです。気温変化に合わせることのできる衣服の準備をして出かけましょう。真夏は日差しも非常に強いので、帽子やサングラス、長袖服などのアイテムで紫外線対策もしてください。

カッパドキアの位置する中央アナトリアはステップ気候です。年間で最も雨量の多い5月頃でも月間降水量は東京の真冬並みの50mm程度で、やや乾燥している地域といえます。

草原気候の中にも日本と同じように四季を楽しむことができ、秋には紅葉に染まる岩山の木々を、冬には雪が積もって白くなった奇岩群の景色を楽しめることもありますが、最低気温は氷点下にもなるため防寒対策は万全にしましょう。自分が体験してみたいことや見てみたい風景などを考慮したうえで、観光する季節を選ぶといいでしょう。

カッパドキアの平均気温 (℃)

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
カッパドキア 1 2 5 10 15 19 21 21 17 12 6 2
イスタンブール 6 6 7 11 16 20 23 23 20 16 12 8

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カッパドキアで絶対行きたいハイライト!おすすめ観光名所25選

ギョレメ(Göreme)

ギョレメの村は、ギョレメの谷を流れるコタラク川の岸辺にあり、旅行者にとって魅力的な場所です。地形をうまく利用した例としても完璧なものといえ、石の建物が岩や塔のような尖った岩の奇妙な風景とうまく調和しているのも魅力です。

珍しい幾何学的な形をした岩は孤立して立っているものもあれば、集合して立っているものもあり、個々の家としてだけではなくひとつの共同体としての骨組みをも形づくっています。岩の内部はくり抜かれていて多くの居室や貯蔵庫となっており、中には椅子や棚や各種の容器も岩をくり抜いて作ってあるものも。普通な正方形の設計で数階建てされたものも見られます。

ギョレメはカッパドキアらしい雰囲気が味わえる小さな村で、洞窟ホテルやレストラン、ショップなどが多く、ギョレメ野外博物館へも徒歩圏内です。そして、「ギョレメ・パノラマ」の展望台から見る眺めは絶景です。

ギョレメの谷

ギョレメ野外博物館・岩窟教会

カッパドキアには全部で1000以上のキリスト教会があり、そのうちの150くらいには壁画・フレスコ画や彫刻の装飾がみられます。ギョレメの谷の曲りくねった斜面には、修道士たちが好きなように教会を作るうえで便利であった為この谷には30以上の岩窟教会があります。それらの教会が野外博物館として公開されています。

カッパドキアの建造物の多くは、岩を丸ごと掘って作られていますが、これは安全性のためと同時に、他から隔絶していたいがためでもありました。見つけにくい小さな穴を除いては、外観からそれとわかる目印はありません。小穴は入口、窓、明り採りの役を果たしていました。

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ギョレメ野外博物館
ギョレメの岩窟教会は、カッパドキアにあるこの種の建築の最高例でもあります。岩窟教会の外観は、保護のためカモフラージュされており、豪華で変化に富む内部とは対称的です。その為、旅行者はガイドも予備知識もないまま歩いていても教会を見つけることは難しいと思います。しかし華麗さはあっても建築学上は一派がこの地方にいたと思えるほどの特徴は見当たらないそうです。

3つの側廊のある聖堂、横の身廊と丸天井のある教会、十字平面の教会がよくみられるタイプです。教会にはポーチやチャペルがつけ加えられていますが、測量や方向配置の間違いも多かった様です。建築様式の特徴の多くは、シリア、パンフリア、ビザンティンといった近隣諸国の借りものでした。

自然のままの凝灰岩を切ったり掘ったりして教会を作るのは、材料を運んだり組み立てたりするのに比べて容易かったと思われます。ですが、ギョレメの円柱教会(エルマル・キリセ、カランルク・キリセ、チャルクル・キリセ)をみると、建築家たちがいかに材料に精通し、巧に作りあげたかが良く分かります。

彼らは内部の建築で構造上必要のない、円柱、半円柱、柱頭、穹隅、つけ柱やドームも岩を掘って作っていました。ですが、いずれも実用的に必要な要素はなかった為、仮にどれかがくずれても建物自体には影響はないものでした。

そして、それぞれの教会には壁画や洞窟の特徴を語るようなトルコ語の呼び名が付けられています。また、保存状態の良い教会ではフレスコ画を見る事も出来ます。描かれたフレスコ画には十字架をアレンジした素朴なものから聖書のエピソードが細かに表されたものもありました。

名称 Göreme Açık Hava Müzesi
営業時間 8~19時(冬季は17時まで)
定休日 なし
入場料 75TL、子供無料(8歳以下)
事前予約 不要
所要時間 50分程度
*2021年現在の情報。営業時間・料金は変更になる場合があります。

【カッパドキア】ギョレメ野外博物館の洞窟教会のご案内 | トルコ旅行 トルコツアー・観光なら、安心の『ターキッシュエア&トラベル』におまかせ!

カイマクルの地下都市

カイマクル(Kaymaklı)の岩窟住居はよく地下都市と呼ばれていて、石灰岩を掘って地下8階から10階の深さにまで達しています。完全に地下部分に作られていることとその規模の大きさから、他のカッパドキアの岩窟住居とは一線を画しています。観光客の注目をあびるようになったのはわずか50年前くらいからのことで、それより前には村人の貯蔵室や納屋として使われていました。
これらの地下都市は、キリスト教時代よりずっと前に端を発していて、人口の増加につれて次第に大きくなってきたのです。

クセノフオン(Xenophon)が「小アジア遠征記」(注) (Anabasis)の中でこの地下都市について書いています。―家々は地下に作られている。入口はまるで井戸のように低く下に向かって広げられている。家畜のためにはトンネルがあり、人間ははしごを使っている。家の中に山羊、羊、牛やにわとりが飼われている。大きな壷には、ワインがなみなみと入っていて、のどがかわいたものはだれでも、そのそばの葦をとってワインを吸うことができる。
ワインは水でうすめないとかなり強いが慣れてくると、すてきな飲物である……。

(注)紀元前401年、アルタクセルクセスはペルシャの王位につきました。しかし王位を奪おうとした弟のキュロスは、サルディスで、傭兵や志願兵の大軍を集めてペルシャヘ向かいました。アテナイのクセノフォンはギリシア兵のひとりとして遠征に加わり、各地の様子を細かく書き残しています。

カイマクル
ガイドについて歩くか、矢印にそって注意深く進むかしなければ、カイマクルではすぐに道に迷ってしまいます。長短さまざまな狭苦しいトンネルが、四方八方に延びたり、時には通路を急カーブでえぐって、窪みを利用した大きな部屋があったりします。ここを訪れた人は、壁を堀った箱型ベッドに気をとられことでしょう。通風坑は、数階あるいはすべての階を突き抜けています。その幾つかは地下水まで達して、井戸として水を供給しています。

この地域はしばしば侵略されたこともあったようです。というのは一つの階ごとに、石うすのような大きな丸い石板で閉じられるようになっているからです。石板の直径は1.5m、いざという時、すぐに転がすことのできる場所に置かれていました。

カイマクルの地下都市の入場情報

カイマクルの地下都市へのアクセスは、タクシーで「ユルギュップ」から50分、「ギョレメ」から40分、「ネヴシェヒル」から35分かかります。人気スポットのため、ツアーに組まれているケースが多いです。
名称 Kaymaklı Yeraltı Şehri
営業時間 8~19時(冬季は17時まで)
定休日 なし
入場料 大人50TL、子供無料(8歳以下)
事前予約 不要
所要時間 1時間程度
駐車場 なし
*2021年現在の情報。営業時間・料金は変更になる場合があります。

デリンクユの地下都市

デリンクユの地下都市
カッパドキア最大規模の地下都市であり、地下8階、深さは約85mまで掘り下げられていて、約1万人が生活していたと推測されています。地下1階にはワイナリーや羊小屋、さらに礼拝堂、食堂、墓地、武器庫、会議室、雑貨店、厨房、寝室などがあります。地下2階には、学校や貯水池、地下3階と4階にはトンネルがあり、教会につながっています。

デリンクユ地下都市は、1963年にトルコのネブシュヒルに住む男性が自宅の壁を壊したところ、その後ろに謎めいた部屋を見つけたことで発見されました。さらに男性が堀り進めると、洞窟のような部屋がいくつも連なるトンネルが現れました。精巧に作られたこの地下ネットワークには、いくつもの入り口、通気孔、井戸、縦横無尽につながる通路があり、何千年も前にカッパドキアの岩からできた沢山の地下都市の一つになっています。何世紀もの間、埋もれたままだったこの地下都市が地下深くに広がっているのです。

誰が何の目的で作ったのかについて謎は多いのですが、時期はヒッタイト人が作った説(紀元前15~12世紀頃)、フリギア人が作った説(紀元前8~7世紀頃)という説があります。
目的についても、宗教的迫害から一時的に逃れるため、敵国の襲撃から一時的に逃れるため、古代核戦争から逃れるため、など諸説あります。

ヒッタイト帝国とその首都「ハットゥシャ遺跡」の見どころ徹底解説 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

デリンクユの地下都市入場情報

デリンクユの地下都市へのアクセスは、カッパドキア観光の拠点の一つである「ユルギュップ」のバスターミナルから車で1時間かかります。営業時間、定休日、入場料などの情報は下記の通りです。人気スポットのため、ツアーに組まれているケースが多いです。
名称 Derinkuyu Yeraltı Şehri
営業時間 8~19時(冬季は17時まで)
定休日 なし
入場料 大人50トルコリラ、子供無料(8歳以下)
事前予約 不要
所要時間 1時間程度
駐車場 有料駐車場あり
*2021年現在の情報。営業時間・料金は変更になる場合があります。

カッパドキアの地下都市とは?謎に包まれた歴史と観光のポイントを解説

パシャバー地区(Paşabağ)~キノコ岩・妖精の煙突~

カッパドキア パシャバー キノコ岩
ギョレメ国立公園の中心部から車で10分ほどの場所にあるパシャバー地区では、地面から突き出すキノコ岩が谷一面に林立している様子が見られます。この岩には「妖精が住んでいる」という言い伝えがあることから「妖精の煙突」とも呼ばれています。

また、かつてこの地に聖シメオンという名の修道士が住んでいたことから、トルコの人たちからは「修道士の谷(Monks Valley)」という名で親しまれています。聖シメオンはこの奇岩を掘り、中でひっそりと暮らし、キリストへの信仰を深めていました。彼は次第に岩の上の方に住まいを作り、俗世との関わりを切り離して暮らしたといいます。

隠れ住むために岩場を掘って居住空間や修道院にしており、内部に入って見学することも可能です。聖シメオンはどのような景色を眺めて過ごしていたのか、見学をしながら考えを巡らせてみるのもいいかもしれません。

なお、このエリアは地面が隆起していて、高い位置から一帯を眺められる場所が多々あります。奇岩の隙間から差し込む日の光がとても美しく、日の出や日の入りを眺める絶景ポイントとしても人気なので、ぜひ高いところからの眺望を楽しんでみてください。

谷間にはお土産や飲食類を扱うショップやカフェもあります。観光に疲れたらワインやジュースを飲んで休憩すると良い思い出になります。
名称 Paşabağ
営業時間 8~19時(冬季は17時まで)
定休日 なし
入場料 20TL、子供無料(8歳以下)
事前予約 不要
所要時間 30分程度
*2021年現在の情報。営業時間・料金は変更になる場合があります。

ローズバレー(クズル・チュクル渓谷|Kızıl Çukur)

カッパドキア ローズバレー
ローズバレーとも呼ばれているクズル・チュクル渓谷は、奇岩群が複雑な地表を形成しているエリアです。奇岩群に沈んでいく真っ赤な夕陽はとにかく絶景で、カッパドキアのなかでも特に迫力あるサンセットポイントです。

複雑な地表が夕日で赤く染まっていく様子がまるで「バラが咲くようだ」と例えられたことから、「ローズバレー(Rose Valley)」と呼ばれるようになりました。夕日の暖かさを感じさせる桃色から紫色に移り変わる風景にほとんどの人が魅了されてしまいます。展望台にはカフェなどがあるので、ワインやチャイ、寒い日にはホットワインを片手に夕陽を鑑賞するのが人気です。

ローズバレー(クズル・チュクル渓谷)は拠点となるギョレメ中心地から離れているため、あらかじめ移動手段を考えておく必要があります。タクシーを利用するか、ローズバレーへの観光が予定に組まれているツアーに参加するのがおすすめです。

ゼルヴェ野外博物館

カッパドキアの中でも、ゼルヴェ狭谷はとりわけ風変わりなところでもあります。幾つもの峡谷が一点に集中し、自然の円形闘技場のようにもみえます。峡谷の斜面には聖堂や大小の住居が蜂の巣のように集まり、ここがかつてこの地域でも最大級の生活共同体であったことが推測出来ます。

少なくとも50年前まではここに人が住んでいましたが、月日と共に岩がもろくなってしまいこれ以上の人口を支えきれなくなり、崩壊の危険を避けるために人々は「イェニゼルヴェ(新ゼルヴェ)」という近くの村に移り住みました。

ゼルヴェ
ゼルヴェの教会は、時の流れと気候条件、そして人間達によって次第に損なわれ今は多くは残されていませんが、悪条件の下でも初期の壁画がいくつか残っていることは注目したい点です。

建築学上、初期の特色といえるのは岩の天井部分に彫られた巨大な十字架です。今でもウズムル・キリセ(Üzümlü Kilise)やゲイクリ・キリセ(Geyikli Kilise)など、幾つかの教会で見られます。カッパドキアの住民は、十字架に対して受難に打ち勝つものとしての特別な畏敬の念を抱いています。十字架ヘの人気をみると、偶像禁止論争以前からすでに肖像画には反対だったのではないかと考えられます。

渓谷の壁面にある洞窟や、山と山を結ぶトンネルなど中の様子は見学が出来ます。ただし、内部にはところどころではしごがかかり、人ひとりが通るのにやっとの細い通路なので、運動靴で動きやすい服装がベターです。
名称 Zelve Açık Hava Müzesi
営業時間 8~19時(冬季は17時まで)
定休日 なし
入場料 15TL、子供無料(8歳以下)
事前予約 不要
所要時間 50分程度
*2021年現在の情報。営業時間・料金は変更になる場合があります。

デルベントの谷(Dervent)

デルベントの谷はアヴァノス(Avanos)~ゼルヴェ(Zelve)~ユルギュップ(Ürgüp)間にあり、その土の色をして“ピンクの谷”とも呼ばれています。谷の間にひかれた新しい道のお陰で、ここの美しさを満喫する事が可能になったのは嬉しいことです。

人が住まいを求めなかった為に教会や岩の家もありませんが、妖精煙突と岩層を分析するにも適したポイントと言えます。大変珍しい形状をした妖精煙突を見るには、道を離れて丘の裾野を登ると良いです。

デルベントにはカッパドキアを代表する奇石「らくだ岩」や、フクロウ、トカゲなどユニークな形の岩が想像を膨らませてくれる事から“イマジネーションの谷”とも呼ばれています。

デルベントの谷 世界遺産カッパドキア

オルタヒサル(Ortahisar)

オルタヒサルは“中央の砦”という意味を持つ町で、ネヴシェヒル(Nevşehir)とユルギュップ(Ürgüp)の間にあります。オルタヒサルには素朴な造りの家屋や蔵(果実や野菜の貯蔵庫)が並んでいます。建物はほとんどが2階建てで、2階へは外から直接手すりのない階段で上がるようになっているのが普通です。最近建てられた建物も地元の石を利用し、白塗りの壁で造られています。

村の広場には、ごつごつした一本岩が塔のように聳え立っています。この一本岩は「シブリカヤ」と呼ばれる岩で、中は掘りぬかれていて無数の部屋となっており、まるで雑居アパートのようです。また、オルタヒサルのすぐ近くには2つの教会(サリカとハルム)があり、集落の中には白いミナレットが美しいモスクもあります。

町を一歩出ると、ごつごつした岩山にとり囲まれます。ここから町を遠望すると、白色とバラ色の四角い家が並ぶ中心にニョキっと突き出した巨大なシブリカヤの様子が眺められます。岩の形は眺める角度によって様々に変わりますが、いずれにしても奇妙な光景です。

 
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ウチヒサル(Uçhisar)

ウチヒサルの町はギョレメの町の近郊にあり、巨大な岩山をくり抜いた城塞を中心に広がっている“尖った砦”という意味を持つ町です。遠くから見ると無数の窓の付いた険しい岩山がそびえて見えますが、この窓は岩壁をくり貫いた部屋の窓です。

一部、浸食作用で地滑りを起こして内部が露出した部屋もあります。ウチヒサル城塞は3つの塔のような形をしており、カッパドキアの入口の一連の「要塞」のひとつでもあります。そんなウチヒサル城を頂点に、段々畑のように築かれた町は壮観です。ウチヒサル城には登ることも出来、頂上からはカッパドキア全体の絶景が望めます。

住宅地と同じ平面にそびえるこの「要塞」は高さが数十メートルもあり、西側から眺めると円筒形の建物を中心に、尖塔を両脇に置いた城塞のように見えます。

そして、住宅地の下には数百メートルに渡って凝灰岩盤を掘り連ねた坑道があります。これは古代に掘られたもので、敵に包囲された際に外部と連絡し、水の供給を確保するために掘られたものと言われています。ウチヒサルもオルタヒサルと同様に、最近は観光施設が建てられるようになってきました。

カッパドキア・ウチサール
集落の中心から少し外れたところには「ハト小屋」と呼ばれる建物が点在します。カッパドキアではよく見かける建築物で、ウチヒサルでは特に多く建てられています。この「ハト小屋」の内部には鳥が巣を作るための窪みがたくさんあります。そして、鳥の蓄積した排泄物は短期間で肥料として使われるグアノ(鳥糞石)の層となります。住民はこのグアノをワイン造りのためのブドウ畑の肥料として活用していました。ギョレメからウチヒサル城まで続く、長さ約4kmにわたる「鳩の谷(Pigeon Valley)」から見た、眼下に広がる奇岩群の景色も絶景です。

ウチヒサルの近くには深い岩溝が口を開いています。これは、川の流れが台地を深くえぐって出来たもので、緑の平原が突然消えると、そこに草木も生えぬ白い絶壁が顔を覗かせます。その岩肌の白さから谷は「白雪の谷」と呼ばれており、この谷の光景もまた圧巻です。

さらにウチヒサルから北に車を進めると、北のチャウシン(Çavuşin)、ゼルヴェ方面、東のギョレメ方面への分岐点にたどり着きます。この分岐点にはアヴジュラル(Avcılar)という村があります。

アヴジュラル村は、岩を掘ってファサード(洋式の建築物の正面部分)を構えたローマ時代の墓地がある古い歴史を持った村です。近年では、観光用のホテルやレストランが造られています。

因みに、最古の住居は平野に点在する円錐形の岩に造られていました。カッパドキアの他の村と同様に住民は最初、凝灰岩の岩山に四角い部屋を掘って複数の家族と共に住んでいたと言われています。しかし後世になって、より平和な時代になると岩山の周りに散らばるようになり、石造りの四角い家屋も造られるようになっていきました。

カッパドキアを旅するなら必ず訪れたいウチヒサルは、ギョレメのオトガル(バスターミナル)から30分ごとに出るローカルバスで10分ほど。ウチヒサルのバス停から看板に沿って10分弱歩くと、ウチヒサル城に到着します。

ユルギュップ(Ürgüp)

カイセリ(Kayseri)とネヴシェヒル(Nevşehir)やアクサライ(Aksaray)の町を結ぶ道路沿いにユルギュップの(Ürgüp)町はあります。人口約2万人のこの町には、岩山をくり貫いて造られた昔ながらの家屋が高台の麗のゆるやかな傾料地にあり、くすんだピンクやベージュの岩肌と溶けあっています。オシャレなプチホテルやカッパドキア名産のワイナリーも多く、高台に建つホテルは眺めもいいので人気のある町です。

この古い町並みの切れる低地には現代的な観光施設が並んでいますが、景観を崩さぬよう細心の注意が払われています。なぜなら、この特異な自然の風景はユルギュップの人々にとってかけがえのない財産であるからなのです。

ユルギュップ
ピンク色の大渓谷が横たわるこの広い一帯は、凝灰岩を採掘した穴やユルギュップからネヴシェヒルにかけて見られる「妖精の煙突(Fairy Chimneys)」などの風景でも知られています。「妖精の煙突」とは浸食作用の悪戯で出来た奇形で、円錐形に削られた凝灰岩層の上に硬質の地層がまるで帽子のように乗っているキノコのようにも見える奇岩を指します。この硬い「帽子」は、自然と下の柔らかい凝灰岩層を雨から守る役割を果たしていました。

タガールという集落には、一帯で厚く信仰されている聖テオドシウスを祀った同名の教会があります。この教会は岩をくりぬいて造られ、この一帯ではかなり大きな教会で壁が崩れた跡は趣あります。聖堂内は4本の支柱がドームを支えており、11~13世紀のフレスコ画には幾何学模様や人物も見られます。

ダムサの集落には、イスラム芸術の花のようなタシュケンパシャの建物があります。また、16世紀頃に造られたモスクは3廊式の四角い会堂でドームを築いていて木製の祭壇や玄関も見事です。近くにはもっと小さなモスクもあり、こちらにはミナレット(尖塔)と中庭が付いています。

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ユルギュップ

チャウシン(Çavuşin)

チャウシンの村はカッパドキアで最も古くから人が住んでいたと言われる場所のひとつで、ギョレメ(Göreme)からアヴァノス(Avanos)方面に2.5kmほど行ったところにあります。とても古い時代からあった集落で、中央の岩山を中心に敵の攻撃から身を守るような造りになっていました。

ここの岩山は浸食作用が進んで大部分は崩れ落ちてしまっています。村の旧地区には崩れた凝灰岩が積み重なっており、その上方にはまるで芝居の舞台のような丸い形にえぐれた岩山があります。岩面に見える穴は岩の内部に掘られた部屋です。

チャウシンには洗礼者ヨハネのバシリカもありました。岩山を掘って円柱で3廊式に仕切られたバシリカで、8世紀頃に造られたものだと言われています。しかしこれも岩山の崩壊で傷んでしまい、更なる崩壊での危険性を避けるため村落は現在バシリカから離れた平野部にあり、転落する岩塊が届かない距離を保っています。

チャウシン

チャウシン・キリセ(Çavuşin Kilise)

チャウシン・キリセ(チャウシン教会)は村の外にある岩窟教会で、ギョレメからアヴァノスへ向かう道にあるのですぐに分かります。ビザンティン帝国のニケフォロス・フォカスの名のもとに建てられました。教会の建築様式はギョレメの教会と同様に大変古く、965年頃に造られたと言われています。丸い入口から中へ入ると3廊式で丸天井の回廊に会堂があります。内部は赤や褐色、白、緑などの古風な色調の壁画で飾られています。

入口の天使像は損傷が激しいですが、その他会堂内には「キリストの生涯」のエピソードや聖人像、パネル内の円縁に聖人の胸像が描かれています。さらに中央後陣には大きなキリスト像が、両脇の後陣には聖トマスと聖バルトロメオの姿も描かれています。
教会の裏は崖になっていますが、そこには修道士の岩窟住居跡が残っています。

チャウシン・キリセの入場情報

名称 Çavuşin Kilise
営業時間 8~19時(冬季は17時まで)
定休日 なし
入場料 8TL、子供無料(8歳以下)
事前予約 不要
所要時間 20分程度
*2021年現在の情報。営業時間・料金は変更になる場合があります。

アヴァノス(Avanos)

アヴァノス(Avanos)は、トプラクルの古墳から出土した青銅器時代の遺物からも実証されている大変歴史の古い町です。アヴァノスという町の名はラテン語の「ヴェナサ(Venasa)」から来ており、町の古代名もヴェナサでした。

アヴァノスの町の中心を流れている「クズルウルマク川(Kizilirmak)」は全長1355kmもあるトルコ最長の川で、トルコ語でクズルウルマクは「赤い川」の意味を持ちます。鉄分を含んだ泥土で川の流れは赤く染まって見え、その川底の赤土がアヴァノス名産の陶器の原料土として使われています。

陶器の生産は、ブドウ栽培や絨毯製作と並んでアヴァノスの町の主幹産業で、町の広場にはこれを記念する像も置かれています。ヒッタイトの時代から陶器が作られていたという記録もあり、町を歩いていると、道沿いの小さな工房の中で陶工がペダル式の簡単な後輪に向かっている姿もよく見かけ、“陶器の町”と呼ばれているだけあって至るところで壺や陶器製品を目にします。

美しい赤肌に植物や幾何学模様が描かれている陶器が一般的なデザインです。色とりどりのお皿や陶器はカッパドキア観光のお土産として人気です。

絨毯織りもカッパドキアの伝統産業で、作業場だけではなく自宅で製作に励む女性も多いほど。絨毯を作るにあたり絹と毛糸を寄り合わせて織り込んでいく作業は大変な根気が必要です。白い凝灰岩ブロックの家や、オスマン風の張り出し式木造住宅に、織りあげられた色鮮やかな絨毯が広げられている風景もよく見かけます。

アヴァノス

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ソアンルの谷(Soğanlı)

デリンクユから25kmの所にあるソアンルの谷にも凝灰岩をくりぬいた岩窟教会が多くあります。最近になって修復調査が始まり、谷間に掘られた沢山の教会が見つかりました。岩窟教会群は集落からすぐの所にありますが、現在は多くの教会が鳩小屋となっている為に見る事が出来ません。

教会が造られたのはおそらく9世紀以降のことで、内部は簡素な間取りで、ベージュ色の地に青や緑、赤、黒などの鮮やかな色調の壁画が残されています。聖ヨハネのフレスコ画に猛獣が描かれていることから「野獣の教会」と呼ばれる有名な教会の他にも数多くの教会がありますが、代表的な教会は下記になります。

クッベリ・キリセ(Kubbeli Kilise)

「丸天井の教会」とも呼ばれているこの教会は、ドーム型をしているソアンルで一番有名な教会です。上下の2つの教会からなり、中に入るのはかなり難しいです。1階は入口から広い礼拝堂へ通じています。2階は複雑な造りで、祭壇のある細長い礼拝堂が2つ並び、そこに拝廊が付いています。円錐形の岩は、ローマ時代はお墓として、ビザンティン時代に教会として使われました。

タフタル・キリセ(Tahtalı Kilise)

「聖バーバラ教会」とも呼ばれるこの教会も2つの礼拝堂が隣接した形で造られています。建物の保存状態が悪くフレスコ画もかなり傷んでいるのではっきりしませんが、礼拝堂は広さが違うだけで設計はクッベリ・キリセと同じだったと考えられています。フレスコ画には多数の聖教徒や教会名である聖バーバラも描かれていた様です。

カラバシュ・キリセ(Karabaş Kilise)

「黒い頭の教会」とも呼ばれ、壁画の聖人像が長年の埃と酸化作用によって顔が黒ずんで見えたことからこの名前が付けられました。岩崩れを起こした部分もありますが内部には幾つもの部屋があり、中央の一室を除いてそれぞれの部屋には祭壇が置かれています。

北側から順に見ていくと、最初の大きな部屋に丸天井で楕円形の後陣が正面にあります。左側には3つの壁があり、右側の開□部の先に礼拝堂があります。階段で別室に抜けるも平屋根の部屋で、アーチの向こう側の後陣に祭壇が置かれていません。ここからさらにロビーを抜けた先に小さい礼拝堂があります。

カラバシュ・キリセはソアンルで一番大きい教会で「ビッグ教会」とも呼ばれています。

ソアンル村は人形や手袋の産地としても知られ、村人の女性が広場で編んでいる姿も風情あります。カラフルな色合いで実用性も高いのでお土産にも人気です。

cavusin

ネヴシェヒル(Nevşehir)

海抜千メートルを超える高原の町「ネヴシェヒル」はカッパドキア地方の中心都市で、アナトリア地方特有の近代都市でもあります。この町は歴史も古く、クズルウルマク川に近いことから、ヒッタイト時代に繁栄したと言われています。

紀元前12世紀頃にはエーゲ海民族に征服され、紀元前8世紀にはキムメリオス人の支配下となります。紀元前680年から同610年までアッシリア領となり、更に紀元前550年までメディア人、紀元前332年まではペルシャ人に支配されていました。ヘレニズム時代を経て、ローマ、ビサンチンと様々な支配者が交替し、1446年にオスマン帝国領となりました。

鉛板の屋根から「鉛のモスク」とも呼ばれるイブラヒム・パシャのモスクは、高台を下ったところにあり、18世紀初頭にこの地方の長官を務めていたダーマト・イブラヒムが私財を投じて8年がかりで完成させたものです。

高い官職を示すターバンをつけ正装したイブラヒムの像が、最近になってモスクの裏の広場に建てられました。このモスクには宿泊施設も付いていましたが、そのうちのひとつが1967年に博物館として開館し、なかでも考古学部門(陶器、武器、日常用品など)や民族学部門(伝統芸能の品々)の充実振りが目を引きます。

近年、ネヴシェヒル城の下には最大規模とも言われる地下都市が見つかり発掘作業が進められています。

ウフララ渓谷(Ihlara Vadisi)

カッパドキア地方の中でも特異な景観を眺められるのがウフララ渓谷です。川の流れに削り取られて出来た深い渓谷の底にだけ緑が豊かに生い茂り、現在のメレンディス川はささやかな小川でしかないものも、太古の昔はハサンダー火山の急斜面から大量の水を運ぶ奔流だったと言われています。
全長約14km、南側に切り立つ崖の高さは約100mという渓谷に、5000もの住居と105の教会などの礼拝場が残されています。

渓谷沿いにはウフララ村の他、「妖精の煙突」のあるヤプラク・ヒサル(Yaprak hisar)やセリメ(Selime)などの村があります。このセリメには三身廊式で丸屋根や後陣中央にドームを戴く教会があり、セリメの村の名祖となったスルタンの霊廟もあります。

ウフララの谷
ウフララ周辺の渓谷の岸壁にはたくさんの洞窟教会があり、最古の教会は4世紀に造られたと言われ、現在も9世紀以降の壁画が残されています。11世紀以降の壁画ともなると、色彩もあざやかになり、植物や幾何学模様などが空間を埋めるようになります。

壁画のモチーフはどれも同じで、中央後陣の丸天井にキリストが描かれ、その下に聖母や使徒や聖人達が天使と共に描かれるのがほとんどです。

渓谷の南側から順に教会を紹介していくと、「クゼイ・アンバル・キリセ」、続いて「コクル・キリセ(Kokar Kilise)」(=「臭い教会」という意味)があります。これらは9世紀頃に造られた教会で、灰色に明るい緑色で描かれたフレスコ画と、埋葬所があります。

その次が「アーチュ・アルトゥ・キリセ(Ağaçaltı Kilise)」(=木の下の教会)です。
名前の通り小川の運ぶ水のお陰で幹の太い木が生えた一帯にあり、渓谷の外側にはない自然環境に恵まれた場所となっています。この教会は十字形をしており、青や茶色の上に赤、緑、オレンジ色のフレスコ画が残されています。

このそばには、アーチ型の壁がんのファサードのある「スンブルル・キリセ(Sümbüllü Kilise)」(=ヒヤシンスの教会)があります。この地域で育つヒヤシンスの花にちなんで名付けられました。

スンブルル・キリセは単に教会というだけではなく、内部は何層にも分かれ、食料倉も備えた修道院もありました。建造は9世紀に遡り、聖人像や「キリストの生涯」、大きな「キリスト昇天」などのフレスコ画が残されています。

対岸には「カランリク・カヤ・キリセ」(=暗闇の教会)、そばに4人の罪深い女に襲いかかる蛇の絵が残る「ユランル・キリセ(Yılanlı Kilise)」(=蛇の教会)があります。他にも「エィリタシュ・キリセ(Eğritaş Kilisesi)」があり、この教会は葬儀用の教会で、上階が葬儀用の礼拝堂、下階は埋葬用の空間となっており、象徴表現などが描かれており、フレスコ画のテーマは「キリストと聖母マリアの生涯」になっています。

聖母マリアってどんな人?その生涯や絵画の特徴、キリスト教における意味 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

ベリセルメの村の近くには、「アラ・キリセ(Ala Kilise)」という教会があります。内部空間は十字形になっており、ドームがあったものの今はかなり崩れてしまっています。

アラ・キリセ近くにある教会「バハッティン・サマクルル・キリセ(Bahattin Samanlığı Kilise)」は、丸天井を円柱1本で支えた構造で、内部に残るフレスコ画が見事です。残っているフレスコ画のひとつ、「聖母の生涯」は実に生き生きとして、人物の動きや場面構成が優れています。また、「エリザベトを訪れるマリア」を描いたフレスコ画は必見です。
その他にベリセルメの近郊で訪れたい教会として、聖ジョージ教会として知られる「キルク・ダマル・キリセ(Kırkdamaltı Kilise)」があります。建物や壁画は勿論ですが、この教会はセルジュークトルコ時代にトルコ人がキリスト教徒に寛大であったことを示しているとても貴重な教会です。

残るフレスコ画は13世紀にトルコ人画家によって描かれており、聖書の物語に加えて、セルジューク帝国のスルタン二世も描かれています。

対岸には「ディレクリ・キリセ(Direkli Kilise)」があり、4本の円柱で支えられたドームと十字形をした空間のある教会です。壁画はおそらく11~12世紀頃のもので、聖人や全能者キリスト、大天使ガブリエルとミカエルなどの間を幾何学模様で埋めています。

ウフララ渓谷のいたるところには、かつてアラブ人から逃れてきたキリスト教徒たちが作った岩窟教会が多く残されています。水と緑に溢れる圧倒的なスケールの大自然と、奥深い歴史の両方を味わえる場所です。

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ウフララの谷

アーズカラハン

セルジュークトルコ時代の1231~1237年にトルコ帝国内を結んでいたシルクロード沿いに沿いに建設されたキャラバン隊用の隊商宿です。地元産の石のブロックを使った城壁のような外観で、そこに3面又は5面体の塔がそびえ、正面入口の壮大な門は細かく彫られたアラビア模様で飾られています。

中庭の中央には四角く基部に2重の尖頭アーチがついている建物があります。この建物は旅人や隊商宿で働く人々のためのモスクです。このモスクを囲むように、宿舎や食堂にハマム、ラクダをつないでおく場所などが置かれていました。正面奥の飾り立てられた大きな門の奥には、この隊商宿の核となる広間がありました。

隊商宿(キャラバン宿)はセルジュークトルコ時代に広く普及していた、旅人の宿泊施設でした。

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カッパドキア観光を10倍楽しむための現地での過ごし方

奇岩群を空から見下ろす|絶景カッパドキア熱気球ツアー

カッパドキア
カッパドキアといえばやっぱり欠かせないのが熱気球ツアーです。カッパドキアでは、かなりの広範囲に渡って奇岩などの風景が広がっているため、その不思議な景色全体を一望するには空中散歩が最高の手段といえます。カッパドキアは平野地帯で見晴らしが良いので、空の上から遠くの方まで存分に景色を楽しむことが出来ます。

一般的な熱気球ツアーは、ホテルを日の出前に出発して軽食をとり、気球が膨らむ様子を見学しつつ、朝日が昇るタイミングを見計らって空の旅へ出発となります。地上から数千フィートの上空で約45分~1時間程度の空中散歩を楽しみつつ、日の出と朝日に照らされたカッパドキアの景色を味わいます

空中に浮遊する色とりどりの熱気球も美しい景色の1つとしてカッパドキアの空を彩ってくれます。
カッパドキアを訪れたほとんどの人が体験したい大人気ツアーです。

カッパドキア気球ツアー!神秘的な世界遺産の絶景を気球ツアーで堪能! | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

雄大な景色の中で楽しむ乗馬体験

乗馬
実はギョレメ村には多くの乗馬場があり、日本よりはるかに手頃な価格で乗馬が楽しめます。ペルシャ語で「美しい馬の土地(The land of the beautiful horses)」を意味するカッパドキアでは、人々の生活にとって馬が非常に身近な動物となっているのです。雄大で不思議な美しさのあるカッパドキアを馬に乗って走り抜ける経験はここでしかできない貴重な体験と言えます。

トルコの馬は小柄なサイズで経験豊かなガイドも付くので、乗馬未経験の人でも気軽に体験できるアクティビティです。さまざまなコースがありますが、特に人気なのは奇岩の向こうに夕日が沈む様子を馬上から眺めるサンセットツアー。予約が集中するため、早めの予約がおすすめです。

Cemal Ranch (セマル ランチ) Red valley Horse Riding Center

オルタヒサル中心部から数分の距離にある家族経営のツアー会社。温かみのあるおもてなしが人気。
住所 Kızılçukur Mevkii, Yukarı Mahallesi, Ortahisar Village / Cappadocia / TURKEY
電話番号 +90 532 291 0211
公式サイト http://www.cemalranch.com/index.html

ワインテイスティング|カッパドキアはワインの名産地!

ワインテイスティング
ブドウの栽培に適した土地であるカッパドキアはワインの名産地でもあります。カッパドキアに数あるホテルの中には“蛇口からワインが出る”なんてホテルもあるほどです。

カッパドキアの地下都市では、キリスト教徒がワインを醸造するために使っていた部屋が今でも残っていることから、古くからカッパドキアでワインが愛飲されていた事が分かります。温度変化の少ない洞窟はワインの保存に向いていることもあり、カッパドキアはワイン造りにもピッタリの環境なのです。

カッパドキアのワイナリーでは工場見学や試飲もでき、ワインショップが併設されているため購入も可能です。サイズや値段はさまざまですが、街中よりもリーズナブルに購入できます。気に入ったものを友達へのお土産にしたり自宅で楽しんだりと、帰国後の楽しみが広がるアクティビティとも言えます。

トルコワイン・ワインテイスティング・ワイン醸造 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

TURASAN Winery(トゥラサンワイナリー)

カッパドキア ワイナリー
1943年創業の老舗ワイナリー。ショップが併設されている。手軽なものから高級ワインまで、様々な品揃えを楽しめる。
住所 Yunak, Tevfik Fikret Cd. No:6, 50400 Ürgüp/Nevşehir, Turkey
電話番号 +90 384 341 4961
営業時間 8:30~18:00 ※年中無休
公式サイト https://www.turasan.com.tr/

KOCABAĞ(コジャバー)Wines

家族経営の小規模ワイナリー。近年規模を広げ、ワイナリーのほかに工場直売店もある。
住所 Adnan Menderes Cd. No:40, 50240 Uçhisar/Nevşehir, Turkey
電話番号 +90 384 219 2969
営業時間 8:00~20:00 ※年中無休
公式サイト http://www.kocabag.com/Default.aspx

奇石群に映し出すプロジェクションマッピング

プロジェクションマッピング
以前カッパドキアに訪れたことがある人にも是非おすすめしたいのが、2016年から始まった新しいアクティビティ『プロジェクションマッピング』です。プロジェクションマッピングとは、CGで作った巨大な映像を壁面などに映し出すもので、近年は日本でもさまざまな場所で見られる機会が増えました。

カッパドキアのプロジェクションマッピングは、巨大な奇岩群をスクリーンとして、カッパドキアの独特な地形の成り立ちや、トルコの歴史の移り変わりなどが映像で語られます。巨大な映像ショーも迫力がありますが、光に浮かぶ夜の奇岩群は、昼間のカッパドキアとはまた違う荘厳な雰囲気です。

晴れた日には満点の星空も楽しめるプロジェクションマッピングは、圧巻の臨場感を味わえる貴重なアクティビティです。

ZELVE Mapping

世界遺産のゼルベの谷に映し出されるプロジェクションマッピングは圧巻!壮大な自然の力を感じられる。
住所 Aydınlı Mahallesi, Yavuz Sk. No:1 D:No:1, 50180 Avanos/Nevşehir, Turkey
電話番号 +90 553 415 0922
公式サイト https://www.zelvemapping.com/

伝統の民族舞踊を楽しむ|ベリーダンス・セマーショー

ベリーダンス
広い国土と多様な民族性を持つトルコには、地域に根差した様々な民族舞踊が存在しています。その中でも広く知られているのがベリーダンスと伝統舞踊セマーです。特に、本場のベリーダンスを見ないで帰国するわけにはいきません!!カッパドキアで、ぜひこの伝統舞踊を楽しんでいきましょう。

伝統舞踏セマーとは、カッパドキアから3時間ほど離れたコンヤを発祥とした、イスラム神秘主義の一派であるメヴレヴィー教団に伝わる神秘の舞踊です。白い衣装を纏い、音楽に合わせてくるくると旋舞する姿は何とも神秘的です。

そして、世界最古の舞踊であると言われるベリーダンス。腹部(ベリー)の動きが特徴的であるため、その名がつきました。伝統楽器を使ったバンドの演奏の盛り上がりに合わせて、ダンサーたちがリズミカルに踊る姿は必見です!

官能的でセクシーであるイメージのベリーダンスですが、ショーでは観客を巻き込んだコミカルで楽しいパフォーマンスも見せてくれます。そして、何といっても注目はキラキラと美しい衣装です!ダンサーの姿をより輝かせてくれています。

ベリーダンスの魅力とは?歴史や国による違い、衣装、基本の動きを徹底解説! | トルコ旅行 トルコツアー・観光なら、安心の『ターキッシュエア&トラベル』におまかせ!

Evranos Restaurant

カッパドキアならではの岩の地形を生かしたレストラン。トルコ料理を食した後、2.5時間ほどの民族舞踊ショーを堪能できる。注目はやはりベリーダンスショー!観客と一体化して盛り上がるパフォーマンスが人気。
住所 Orta Mah No:88, D:88, 50530 Avanos/Nevşehir, Turkey
電話番号 +90 384 511 37 50
公式サイト http://cappadociarestaurants.com/tr/evranos/

カッパドキアの洞窟ホテルで非日常を味わおう

カッパドキア洞窟ホテル
カッパドキアは非常に見どころが多く、1日ではとても回りきれません。日の出から日没まで、時間ごとに表情を変える景色を楽しむためにも、旅行で訪れた際は最低でも2~3泊してゆったりと過ごすのがおすすめです。そして、カッパドキアで宿泊するなら是非洞窟ホテルに泊まってみてください。

発達した地下都市ではありますが、残念ながら今では日常的に人が暮らせる場所ではありません。ですが、洞窟ホテルはその残された数多くの古い洞窟を人が暮らせるように改装して造られました。

世界遺産にもなっている美しい風景に溶け込む見た目や、洞窟ホテルごとに異なる内装を楽しめるのが魅力です。洞窟の中で寝泊まりをするのはカッパドキアでしか味わえない特別な体験となること間違いなしです。洞窟ホテルはその性質上、外気から守られており、夏は涼しく冬は暖かいのが特徴です。

冷暖房、テレビ、インターネットといった現代的な設備は一通り完備されているホテルが多く、快適に過ごせる環境でありながら古代遺跡の中で生活をする体験が可能とあって大変人気です。

洞窟ホテルは数多くあり、「これぞ洞窟ホテル!」という雰囲気満点の高級ホテルや、リゾート仕様でどちらかといえば一般的なホテルのようなところなど多種多様で、好みのタイプのホテルを選ぶことが出来ます。例えば、ギョレメには古城のような全室スイートルームの様な洞窟ホテルもあります。

部屋によっては窓からの美しい景観や洞窟プールなども楽しめ、ラグジュアリーな体験ができます。さらにホテルによっては、部屋の蛇口をひねると名産であるワインが流れ出てくるというところまであり、さまざまな楽しみが得られます。

“宿泊客の多くが日本人”というホテルもあるので、旅慣れない人でも安心して泊まれる洞窟ホテルを見つけられるはずです。日本と比べて割安な料金設定が多く、コストパフォーマンスに優れているのも魅力です。

カッパドキアでも有名な本格的なトルコ料理レストランが入っているホテルもあり、食にこだわる人も満足頂けます。

Cappadocia Cave Resort Hotels & Spa

ccr
ギョレメから車で10分。ウチヒサールの丘に建ち、壮大で美しいカッパドキアを見下ろす位置にある最高級ホテル。朝夕にテラスから見渡す360度の絶景は、息をのむ美しさだ。内装はとても上品。12,500㎡の広大な敷地にはスパ施設を備え、日本語スタッフも常駐している。
住所 Tekelli mah, Divanlı sok, Göreme Cd. no:83, 50240 Nevşehir, Turkey
電話番号 +90 384 219 3194
公式サイト http://www.ccr-hotels.com/

Museum Hotel

ミュージアムホテル
ギョレメから車で10分。ウチヒサールの丘の上に建ち、こちらも壮大で美しいカッパドキアを見渡せる最高級ホテル。客室にはアンティークの調度品を備え、博物館さながらの優美さを誇る。厳格な審査をクリアしたホテルとレストランのみ加盟できるRelais & Châteauxに、トルコで唯一加盟を許されている。
敷地内で育てるブドウを使った自家製ワインが人気
住所 Tekelli mah. No.1 Uçhisar 50240 Nevşehir, Cappadocia – Turkey
電話番号 +90 384 219 2220
公式サイト https://www.museumhotel.com.tr/en

Kayakapi Premium Caves

Kayakapi Premium Caves
ユルギュップの中心部近く。小高い丘の上にある最高級ホテル。一つの集落を丸ごとホテルに改装し、伝統的な洞窟住居を客室として使用している。全室スイートルームで、木の家具が温かみと安らぎをもたらす内装。プライベートプール付きの部屋などもある。
住所 Kayakapı, Kuşçular Sokak No:43, 50400 Ürgüp/Nevşehir, Turkey
電話番号 +90 384 341 8877
公式サイト https://www.kayakapi.com/
トルコ旅行ならカッパドキア洞窟ホテルがおすすめ!人気ホテルをご紹介 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

カッパドキアならではのグルメに舌鼓を打つ|おすすめレストランを紹介

テスティケバブ
トルコ料理はフランス料理や中華料理と並ぶ、世界三大料理の一つです。東洋と西洋が混ざり合う、独自の食文化が根付いています。料理はトマトベースに肉・野菜・豆類といった、旬の新鮮な食材を煮込んだものが多くみられます。

世界三大料理は、なぜフランス料理・中華料理・トルコ料理なの?歴史と特徴を解説 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

味付けは塩が多く、香辛料はタイム・ミント・トウガラシなどが多く使われているのが特徴です。日本人の口にも合いやすいため、さまざまな料理を味わってみることをおすすめします。

トルコの代表的な料理には、「マントゥ(Mantı)」や「テスティ・ケバブ(Testi Kebabı)」などが挙げられます。マントゥは「マンティ」とも呼ばれ、挽肉などを小麦粉の生地で包んで茹でた、水餃子のようなものです。トルコではヨーグルトソースをかけて食べるのが一般的です。

テスティ・ケバブは素焼きの壺に、羊肉や野菜を入れて焼いたものです。焼いたあと、壺を割るパフォーマンスが見られることもあります。

基本的には肉料理が多く羊肉もよく食べられています。また、カッパドキアにはクズルウルマク川(赤い川)というトルコ最長の川が流れており、そこで獲れるマスなどの魚料理を味わうこともできます。

カッパドキア
ぶどうの産地としても知られるカッパドキアでは上質なワインも名物です。美味しいワインと共にトルコ料理、そしてカッパドキアの雰囲気を楽しめる場所といえば洞窟レストラン。洞窟レストランのテーブルやイスは岩を彫って作られたもので、そこでしか味わえない雰囲気の中、おいしい食事を楽しむことができます。洞窟ホテルに泊まる機会が得られなかったときの選択肢としてもおすすめです。

Lila

Lila
厳格な審査をクリアしたホテルとレストランのみ加盟できるRelais & Châteauxに、トルコで唯一加盟するMuseum Hotel内のモダントルコ料理レストラン。味はもちろん折り紙付きだが、加えて高いサービスレベルを誇り、店内には歴史的に貴重な調度品や絨毯が展示されている。店名「Lila」は淡ピンクの意味で、店のテーマカラーとなっている。
住所 Tekeli mah. Eski, Göreme Cd. No.1, 50240 Nevşehir, Turkey
電話番号 +90 384 219 2220
公式サイト https://www.lil-a.com.tr/en

Han Çırağan

ユルギュップ地区にある、家族経営の老舗トルコ料理レストランで、伝統的なメニューが食べられる洞窟レストランだ。カッパドキアの名物料理テスティ・ケバブ(壺つぼ焼きケバブ)はぜひここで。隣にはワインショップも併設されており、豊富な品揃えを誇っている。
住所 Dereler, Cumhuriyet Mey. No:4, 50400 Ürgüp/Nevşehir, Turkey
電話番号 +90 384 341 25 66

Goreme Kaya Hotel Restaurant

ギョレメ地区にあるギョレメカヤホテル内のレストラン。高台に建ち、美しいカッパドキアの風景を楽しみながら、カッパドキアの郷土料理を味わうことができる。テラス席がお勧め。伝統のマスのグリル料理や、テスティ・ケバブ(壺つぼ焼きケバブ)など、カッパドキアの名物料理にぜひ挑戦したい。
住所 Uzundere Cad No:43, 50180 Nevşehir Merkez/Nevşehir, Turkey
電話番号 +90 384 271 23 11
公式サイト http://www.goremekayaotel.com/en/restoran.html

Turkish Ravioli Restaurant

ギョレメ地区にある家族経営のレストラン。カッパドキアの郷土料理の一つであるマントゥ(Manti)を中心としたトルコ料理を楽しめる。
住所 Aydinli Sokak Aydinli Mahallesi No:1, Goreme 50180 Turkey
電話番号 +90 532 156 65 43
公式サイト http://www.turkishravioli.com/index.html

多彩なアクティビティで世界遺産カッパドキアを堪能しよう

カッパドキア レンタサイクル
カッパドキアでは「乗馬」以外にも、「レンタサイクル」や「レンタルバギーカー」といったアクティビティも人気です。現地の町の様子を自分のペースでゆっくり眺めながら観光できます。

さらには、クズルウルマク川をゆっくりとゴンドラやカヌー、ジェットボードに乗るツアーもあります。水の上から眺める景色もまた格別です。のんびりとした時間を過ごしたい、ロマンチックな雰囲気を楽しみたいという人におすすめです。

Kapadokya Jet Boat & Gondola(ゴンドラ川下り)

アヴァノスにあり、ゴンドラツアーとジェットボートのツアーを行うツアー会社。ゴンドラは15分の乗船コースで、一隻の最大人数は6名まで。アヴァノスの桟橋からスタートし、ゆったりと風景を楽しめるのが魅力。天候やクズル川の水嵩によって催行が左右されるため、事前の確認は必須。
住所 BAHÇELİEVLER MAHALLESİ,ASMA KÖPRÜ YANI, AVANOS / NEVŞEHİR TURKİYE
電話番号 +90 384 511 34 59
公式サイト http://kapadokyajet.com/index.html

カッパドキアには世界最大級の地上絵がある


地上絵といえばナスカが有名ですが、実はカッパドキアにも巨大な地上絵があるのをご存知でしょうか?カッパドキアの地上絵は、オーストラリア人の彫刻家アンドリュー・ロジャース氏のプロジェクト「リズム・オブ・ライフ」の一環として製作されました。
馬、キベレ像、脱穀石、天使の顔をした鳥、生命の木、双体単頭のライオン、石器時代と最初の寺院など、カッパドキアの歴史や文化を象徴するモチーフとなっており、なかでも馬の地上絵は世界最大級と言われています。

通常のツアーでは見に行くことは難しいので、興味のある方はプライベートツアーを組むことをおすすめします。運が良ければ、気球から見ることも出来るかもしれません。Google Earthでもその壮大な作品を楽しむことが出来ますよ!

カッパドキアで人気のお土産

カッパドキアワイン

ワイン
カッパドキアはぶどうが特産となっており、洞窟環境を使ったワイナリーも多く点在しています。ウチヒサールには老舗の大きなワイナリーもあり、お土産用には奇岩群が掘られた陶器入りのワインも売られているので要チェックです。カッパドキアの2大ワインメーカーは、「TURASAN(トラサン)」と「KOCABAĞ(コジャバー)」です。

TURASAN (トゥラサン) Winery

1943年創業の老舗ワイナリー。ショップが併設されている。手軽なものから高級ワインまで、様々な品揃えを楽しめる。
住所 Yunak, Tevfik Fikret Cd. No:6, 50400 Ürgüp/Nevşehir, Turkey
電話番号 +90 384 341 4961
公式サイト https://www.turasan.com.tr/

KOCABAĞ(コジャバー)Wines

家族経営の小規模ワイナリー。近年規模を広げ、ワイナリーのほかに工場直売店もある。
住所 Adnan Menderes Cd. No:40, 50240 Uçhisar/Nevşehir, Turkey
電話番号 +90 384 219 2969
公式サイト http://www.kocabag.com/Default.aspx
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トルコ絨毯

トルコ絨毯
絨毯もカッパドキアを代表する特産品です。トルコでは絨毯が有名ですが、特にカッパドキア周辺では高品質な絨毯が売られています。耐久性に優れるので、100年以上にわたって使えるとされています。

トルコ絨毯の種類と選び方|お土産にもおすすめな伝統工芸品 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

アヴァノスの陶器

カッパドキアの北方にあるアヴァノスという町で作られる陶器もおすすめです。近くを流れるトルコ最長の川「クズルウルマク川」からとられる赤土で作られています。素朴な見た目ですが、花模様やモダンなデザインもあり、特に女性に人気にお土産となっています。

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Venessa Seramik (陶器)

200年続く陶器工房。広い工房は見学が可能で、制作の過程を順に追いながら近くで目にすることが出来る。工房の隣にはショップも併設されており、色とりどりの様々な作品が展示されている。お土産に最適なものから、高い技術を施した洗練されたものまであり、自分へのご褒美にもぜひ。
住所 Cumhuriyet Mah, Kapadokya Cd. No:74, 50500 Avanos/Nevşehir, Turkey
電話番号 +90 384 511 50 03
公式サイト http://www.venessaseramik.com/
トルコ旅行でおすすめのお土産25選!人気の雑貨・お菓子・食べ物・飲み物 | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

カッパドキア滞在で気をつけたいポイント

トルコ カッパドキア
トルコの通貨はトルコリラ(TL)ですが、両替は現地で行う方がレートが良いためおすすめです。クレジットカードが利用できないお店もあるため、注意しましょう。

トルコのお金・通貨|トルコリラの両替はどこがお得?トルコリラ/円の為替レートも解説 | トルコ旅行 トルコツアー・観光なら、安心の『ターキッシュエア&トラベル』におまかせ!
 
また、「水」にも気を付ける必要があります。トルコの水道水は基本的に硬水で飲めることもありますが、日本人には合わないことも多いと言われています。エリアによって水道事情が異なるため、ミネラルウオーターを飲むようにしましょう。
「トイレ」事情も重要です。カッパドキアでは洋式トイレが普及しているものの日本とはマナーが異なる場合があります。基本的に紙は流さずに「ゴミ箱に捨てる」というケースがほとんどなので注意しましょう。

トルコの飲み水・トイレ事情・トルコ式トイレ | トルコ旅行専門の人気ナンバーワン旅行会社『ターキッシュエア&トラベル』

カッパドキア王国の首都カイセリ(Kayseri)観光もぜひ!

中央アナトリア地方の街カイセリ(Kayseri)はカッパドキアへの玄関口として知られており、カイセリの空港から車で1時間程でカッパドキアの中心地に行く事が出来ます。

海抜干メートルを越える高原の街カイセリからは、万年雪を冠したアナトリア中央地方で最高を誇る「エルジェス山(Erciyes Dağı)」(標高3916m)の美しい姿を望むこともできます。古代にはアルゲウス山と呼ばれたこの火山も、現在は火山活動も止んでトルコの有数のスキーリゾート地として人気を集めています。

ローマ帝国時代以前からカイセリは大きな街であり、ローマ帝国時代に皇帝ティベリウスに「カエサレア(Caesarea)」と名付けられました。今の町の名前「カイセリ」はここから由来しています。ローマ帝国のカッパドキア州の行政府が置かれてからはますます繁栄を見せ、カイセリは新しいものと古いものの対比が目立つ活気溢れる地方都市となっています。産業は上等な手織り絨毯を初めとして金属工芸などが特に有名です。

カイセリ
カイセリの街にも多くの見どころもあり、そのひとつが街の中央に位置する火山岩で造られた「カイセリ城」です。現在は城壁しか残っていませんがその歴史は古く、6世紀のビザンティン帝国のユスティニアヌス1世により建設されました。その後、セルジュークトルコ時代から幾度も補強がされ現在の姿となっています。この城の周りにベデステン(バザールの貴重な品を保管していた場)や毛布マーケットなどローカル色に溢れた手工業者の仕事場が並び興味を引きます。

また、精巧な装飾で知られる「フナト・ハトゥンモスク(Hunad Hatun Külliyesi)」は、神学校や八角形の陵などが付属しており、八角堂の内部にはみごとな棺がいくつも収められています。このモスクと周りの施設は13世紀、セルジューク朝のスルタン、アラーウッディーン・カイクバード1世の妻マペリ・フナト・ハトゥンが建造しました。「ウル・ジャーミィ(Ulu camii)」(大モスク)は14世紀前半の建築で、内部の装飾は床に敷かれた素晴らしい手織り絨毯でより引き立てられています。

その他にもカイセリ市内にはたくさんの陵墓も点在しています。「ドネルキュンベット(Doner Kumbet)」はアラーウッディーン・カイクバード1世が亡くなった娘シャージ・ハン・ハトゥンの為に13世紀に造らせた建築や装飾がとても興味深い霊廟です。街の大通りのど真ん中に建つので、カイセリ観光中は目にすることも多いカイセリのシンボルです。他にもスルチャル・キュンベットやカスベク・キュンベットは13世紀後半に造られたものです。

ローマ時代から埋葬に使われた地下洞や、中世に医学解剖術を教えていたチフテメドレッセなども忘れてはなりません。また、2014年にオープンした「セルジューク文明博物館(Selçuklu Müzesi)」も必見です。元々はセルジューク朝時代の病院と神学校でしたが、エルジエス大学医学史博物館を経てセルジューク文明博物館に生まれ変わりました。建物自体は文化財にも指定されています。この博物館には、カイセリで発見された遺物のみならず他の国からの寄贈品などもありそのコレクションの素晴らしさが注目点です。また、医学博物館の展示も残されているのでとても見ごたえのある博物館です。

カイセリはカッパドキアの玄関口とあってなかなか立ち寄ることなく通り過ぎてしまう事がほとんどですが、セルジューク時代を代表する建物などが沢山残されていたりと見どころが多く、歴史が好きな方には特に面白い魅力ある街です。有名なトルコ料理のひとつ「マントゥ(mantı)」(水餃子のような料理)はこのカイセリが本場と言われています。時間に余裕がある際は是非訪れて頂きたい街です。

カッパドキア旅行は現地に精通した専門会社のツアーがおすすめ

自然が生み出した稀有な奇岩群が作り出す異世界のような景観、そして地下都市などの文明遺産など、カッパドキアを十分に満喫するには1週間以上の余裕を持ったツアーが適しています。

「ターキッシュエア&トラベル」は現地情報に精通しているので洞窟ホテルや人気の熱気球ツアーのご案内も可能です。また、サポートも手厚いので現地でも安心して楽しめます。ぜひ1度「ターキッシュエア&トラベル」にお問い合わせください。

カッパドキア旅行・ツアーで役に立つおすすめ情報

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トルコ観光・ツアー口コミ・評判

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トルコツアーについてよくある質問一覧

トルコツアーに参加する方から多く頂く質問をまとめました!
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トルコ政府リンク集一覧

トルコ政府観光局オフィシャルサイト(日本語)
http://www.tourismturkey.jp/
Go Turkey(英語)
https://www.goturkey.com/
トルコ航空オフィシャルサイト(日本語)
https://www.turkishairlines.com/ja-jp/

 
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