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トルコ基本情報

トルコ共和国・トルコ概要


地理的・政治的位置
トルコは、アジア、ヨーロッパ、アフリカをひとつに結ぶ点に位置し、地政学的に全世界で戦略上もっとも重要な国のひとつとなっている。また、二つの大陸をつなぐ最短ルート上にあるため、東西文明やあらゆる宗教の唯一の架け橋といえる国である。
国連、欧州評議会、北大西洋条約機構(NATO)、経済協力開発機構(OECD)、欧州安保協力機構(OSCE)、世界貿易機関(WTO)、イスラム諸国会議機構(OIC)、黒海経済協力機構(BSEC)、経済協力機構(ECO)などさまざまな組織のメンバーであるトルコはまた、欧州連合(EU)加盟候補国でもある。
国土面積と地形 北緯36~42度、東経26~45度に位置するトルコの国土面積は78万3,562km2で、近隣諸国(イランを除く)および全ヨーロッパ諸国(ロシア連邦を除く)のどの国よりも国土面積が大きい。国土の3%を占めるヨーロッパ側の地方はトラキヤ、残り97%を占めるアジア側の地方はアナトリアと呼ばれている。東西間で76分の時差がある。トルコの陸上国境の長さは2,875㎞、領海線の長さは8,333㎞である。


人々
トルコの人口は、8081万人になったである。
81県の中で人口の多い県はイスタンブール県に次いでアンカラ県(6.3%)、イズミール県(5.3%)、ブルサ県(2.8%)である。全人口の70.5%が都市部に住んでいる。
全人口のうち、0~14歳の人口は26.4%、15~64歳は66.5%、65歳以上は7.1%である。

イメージ

トルコ人は、8世紀から現在にいたるまでさまざまな文字を使用した。突厥文字、ウイグル文字、アラビア文字が長い間使われた後、ムスタファ・ケマル・アタチュルクは、近代文明の水準に到達することを目指して、1928年にアラビア文字に代わって、トルコ語の音声構造に適したラテン文字を取り入れた。
トルコ語からアラビア語やペルシャ語からの借用語をなくし、純粋なトルコ語だけにしたいと考えたアタチュルクの提唱により、1932年にトルコ語研究協会が設立された。その後トルコ言語協会に名称を改めたこの研究協会は、現代トルコ語の発展に重要な役割を果たした。トルコ言語協会は1983年にアタチュルク文化言語歴史高等協会に組み込まれた。アタチュルクの行った言語改革は国民に浸透し、書き言葉においてトルコ語が使用される割合が1932年以前には35~40%ほどだったのが、今日では80~85%に達している。


一般行政経費
トルコの一般行政は、中央行政における公共管理、社会保障機関、地方行政から成り立っている。

トルコの一般行政経費は、国際生活機能分類により10部門に分けられる。これらは、一般公共サービス、防衛、公共秩序・安全、経済業務、環境保護、住宅・地域アメニティ、保健、娯楽、文化、宗教、教育、社会保障・社会福祉である。


エネルギー
世界の石油と天然ガスの埋蔵量の約4分の3を有する地域の十字路に位置するトルコは、エネルギー市場における世界規模での最近の動向の影響を受け、国際的な課題のなかで最も重要なエネルギー問題に関心を持ち、積極的なエネルギー政策を展開している。

エネルギー資源国とエネルギー消費国間でエネルギーの回廊となっているトルコは、エネルギー戦略において東西と南北をつなぐ国、そしてエネルギー貿易の中心となることを目標としている。国内のエネルギー需要に応ずるため、エネルギー資源の種類を増やして国内の資源を有効に使うことで外国の資源への依存を減らすことは、エネルギー戦略のもうひとつの局面である。

トルコ・ギリシャ・イタリアを結ぶ天然ガス接続ラインが、2007年11月18日に開通して、アゼルバイジャンの天然ガスのヨーロッパへの運搬が開始された。ギリシャ・イタリア間のパイプラインが2011年に完成すると、アゼルバイジャンの天然ガスはトルコを経由してイタリアまで運ばれる。ナブッコ天然ガスパイプライン計画に関する作業は継続中である。

ロシアとカスピ海周辺の石油を東地中海に運搬するサムスン・ジェイハン(トランス・アナトリア)石油パイプライン計画の実現は、トルコのエネルギー戦略における主要目標のひとつになっている。

トルクメニスタンの天然ガスを世界市場に別の路線により運搬する点で、カスピ海を通る天然ガスパイプライン計画は重要である。2007年、この計画に関する重要な進展が見られた。

トルコ、イラク、イランは、天然ガスの世界市場への供給に関する活動も行っている。また、2009年に開通が予定されているアラブ天然ガスパイプラインにより、エジプトの天然ガスがトルコ経由でヨーロッパに運搬されることになる。

トルコはこのプロジェクトにより、ロシア、ノルウェー、アルジェリアに次ぎヨーロッパ第4の主要幹線パイプラインとなることを目標に掲げている。トルコ・ギリシャ間の天然ガス接続ラインの開通によって、この目標への具体的な一歩が踏み出された。


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